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千聖
2024-12-27 08:32:44
3495文字
Public
腐ロセカ
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金持ちだとは思ってたけど…
庶民の行くチェーン店に興味津々のえむと司。
4人でご飯に行く話ですが、ほんのり類司、えむねねえむ風味が感じられます。(私がそうなのでそういう風にみえる書き方してるだけかもしれないだけです)
串カツ編は力尽きました。(私あまりいかないので…ソフトクリームの機械壊れてたし…食べたかった…ソフトクリーム…)
「いや、
…
司マジで言ってるの??えむはそうかなって
…
思ってたけどあんたまで
…
」
「待て待て!知らないことは無いんだ!!!ただ機会がなかっただけでな」
いつものファミレスで4人は皆で行きたいところをあげていていっていたのだがあるものにえむと司が行ったことないと口を揃えた為、寧々が少し引き気味に司に詰め寄っていた所だ。
「食べ放題という言葉は知っている!ほらこないだタコスの食べ放題に行っただろう?あーいうものだろ?」
「それはそうだけど
…
というかタコスの食べ放題はわたしだって初めてだったけど
…
」
「司くんってよくよく話を聞いたら庶民では無いよねぇ」
幼い頃は類の家でいくというよりは、何かお祝いごとがある度に隣の寧々の家と合同でご飯に行く機会が多かった為、外食はそこそこしていた幼なじみ2人。
「むぅ。咲希のこともあったから外食自体あまり経験がないんだ
…
。お祝いごとも家ですることが多かったし
…
。咲希の体調が急変しても対応ができるだろう?」
そう言われれば2人もなるほどと納得する。
「だから少し憧れていた。友人とご飯に行くという経験もしたことがなかったから今も凄く楽しいぞ」
「はいはーい!!あたしも!!宮女の子たちとはそういう所には行ったことなかったし、家族の外食もいつも懐石料理とかだったからすっごく楽しい!!!」
「えむ
…
司
…
」
「これは4人で色んなところに行かなくてはならないね」
「で、気になってるのはなんなの?」
「焼肉の食べ放題があるんだろう?あとは回る寿司にも行ってみたい!」
「回るお寿司ってどんなの!?アトラクションみたいなの!?」
「アトラクションといえばアトラクションかな。最近は注文したお寿司が新幹線で運ばれたり、ベルトコンベアで運ばれたりするんだよね」
「わぁ!!!なにそれなにそれ!楽しそう!!」
「あとは食べたお皿の枚数によってガチャ?ができるし
…
」
「なんだそれは!?是非とも行こう!!楽しそうではないか!!」
「じゃあ次はお寿司を食べに行こうか」
「ねぇねぇ、焼肉って何食べてもいいの??」
「えっーと、色んなコースがあって、そのコースにあわせて食べられるものが決まるんだけど、その中なら好きなの食べてもいいよ」
「すごぉい!たい焼きあるかな!?」
「焼肉屋でたい焼きは見たことないけど
…
」
「串カツのお店なら前あったよね?」
「「串カツ!?」」
本当に同じ高校生なのかと言うくらい司とえむは目をキラキラさせて見てくる。
「フフ。好きな具材をとってきてね
…
それを自分のテーブルで揚げて食べるんだよ。そこにたい焼きはあった気がするよ」
「ふむ。というか類お前詳しいな??そんなに外食をしてる感じがしないのに
…
」
「食べ放題とかの方が僕の食べられるものが多いからね。必然とそういう店の選び方されてたんだよ
…
でも行ったのも小学生の時の話だから今はどうなってるかわからないけど」
「串カツのお店はチョコフォンデュも食べられたよね」
「チョコフォンデュー!!?わぁ!!!すっごくわんだほいだね!!!そこも行こう行こう!!」
えむは行きたいリストにお寿司、焼肉、串カツとスマホのメモに残す。
後日(お寿司編)
土曜日の昼ご飯に予約をとって4人は回転寿司屋にいた。
ガチャが気になるというえむの要望でガチャができる寿司屋に来ている。
「じゃあえむと司はレーン側に座っていいよ」
2人を奥に座らせて、えむの横に寧々、司の横に類が座った。
「で?どうしたらいいんだ??」
「そのレーンに流れているものをとるか、食べたいものをタブレットで注文すればいいんだよ。あっ、その色のついてるのは別の人が注文してる物だからとっちゃダメだよ」
「むむ。わかった。色つきはダメなんだな」
「寧々ちゃん!たい焼きパフェがあるよ!!!これ食べてもいいかなぁ??」
「え?先にデザート食べるの??お寿司は??」
とりあえず適当にお寿司を注文して食べることにした。
「類
…
寿司は平気で食べるんだな」
「生魚は食べられないとでも思われてたのかな??日本人だもの。普通に食べるよ?あっ、サーモンの上の玉ねぎはいらないから司くんにあげるね」
「なっ!ちゃんと食え!」
「すごーい!ポテトとかラーメンもあるよ!!司くんみてみて!生ハムがある!」
「なんで寿司屋で生ハム??というか肉もあるが
…
寿司屋ではないのか?」
「今の回転寿司はファミレス並に充実しているからね。大体のものはあるよ」
「ねぇねぇ!このお皿いれてもいい??」
「あっ、えむ
…
」
「僕の分も入れてもいいよ」
「類くんありがとう!!よーし!何が当たるかなぁ」
カシャンカシャンと5枚お皿を投入するとタブレット画面が切り替わりアニメーションが始まるので司とえむはそれをじっと見ていた。
その様子に寧々と類は笑いをこらえるのを抑えていた。いや、類はニヤニヤとした顔を抑えきれていなかったが
…
。
2人といったら真剣に画面をみているのだから面白いものだろう。
1回目ははずれてしまいえむは少ししゅんとした顔をしており、司は何がどうしたら当たりなんだ?と頭をひねらせていた。
「ほら、えむ。まだあるから」
寧々が食べたお皿も渡してあげるとえむはよぉーし!とまたカシャンカシャンといれる。
司くんも一緒にお祈りして!ってえむに言われればよし!と2人で手を合わせて画面に祈り出す。
すると2回目は当たりとでて上に設置されたガチャから景品が出てきた。
「わぁ!!可愛いキーホルダー!!寧々ちゃん見てみて!!」
「ちょっと、えむ。みんな見てるから落ち着いてって」
「ほぉ。当たると景品がもらえるのか」
それからもガチャのルーレットを回す時は4人で手を合わしながら当たりを祈ることになった。
「えへへ!お寿司屋さんって楽しいんだね!」
「寿司以外も美味いんだな!!」
行ったことがない2人が嬉しそうにしており寧々と類は微笑ましそうに良かったと各々呟いた。
(焼肉編)
「わぁ!!!色んな種類がある〜!!」
「コースが多くてわからんな
…
」
「事前に決めておいて良かったね」
予め相談しておいたコースを類はササッとタッチパネルで注文していく。
「あぁ、ダメ。類に任せると野菜が届かなくなっちゃう。類、渡して」
「えぇ〜。焼肉の食べ放題なんだから肉を食べようよ?」
うるさい。と類からタブレットを剥がし寧々はサラダや逸品ものの欄をタッチする。
「えむも司もサラダ食べるよね?」
「む?オレはなんでも食べるぞ!類もたまには野菜を食え」
「あたしもあたしも!」
「司くん酷いよ
…
よよよ」
焼くのは任せろ!と司が丁寧に焼いていく。
焼けたと思えば3人の皿にのせていき、それを嬉しそうにえむと類は食べ始める。
「ちょっと、自分で焼けるから
…
」
「しかしBBQみたいで楽しいではないか。オレが焼きたい。というか
…
寧々はいいが類に任せたら真っ黒焦げになりそうでは無いか」
えむも寧々も類の誕生日の際に一緒にお弁当を作ったので料理の出来に関してはある程度わかっている。が、類が料理をできるとは思えない。
肉や野菜を焼くだけなので料理もくそもないのだが
…
。
「まぁ、類だと網の上肉だけになるしね」
結局トングを持って司と寧々がせっせと焼き、類とえむが食べる構図が出来上がった。
「ふぅ
…
僕はもういいから司くん食べなよ」
「そうか?遠慮はするなよ?」
「していないさ。なんなら僕が焼くの変わるよ?」
「それは間に合ってるから大丈夫だ」
「おや、つれないね」
類は手持ち無沙汰なのかデザート欄をえむと見ることにした。
「えむ
…
デザート頼みすぎでは無いか?」
「だって、どれも選びきれなかったんだもん」
ここは珍しくデザートが1人1品ではないので何個でも何回でも頼むことができる。
寧々もちゃっかり自分のデザートを頼んでいた。
「寧々ちゃん、寧々ちゃん、これ美味しいね」
「うん
…
えむはそっちの味にしたんだね。わたしの1口食べる?」
「いいの!?ありがとう!!」
「司くんも僕の1口いるかい?」
「オレは全部頼むから気遣い無用だぞ!」
「そうかい
…
」
えむ達のように交換しようとなることを期待して言ったのに司は大容量の胃のおかげで肉もデザートも食べたい分だけ食べていた。
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