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千聖
2024-12-27 08:04:22
2261文字
Public
腐ロセカ
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オレの為に争わないで!
頭空っぽにして読んでね。
なんやかんやあって神代家に嫁いだ司くんの話。
神代家は皆さん賢いのでさぞ賢い会話が繰り広げられていることでしょうという妄想話。(私が馬鹿なので賢くならない)
庭に離れの家が建ってるという設定。(家の中での同居じゃないよ)
類が中高一貫校に行ったという捏造設定。
「司くん!我が家へようこそ!」
「あっ、今日からお世話になります。司です」
「堅苦しくなくていいんだから!今日からは司くんの家でもあるのよ」
今日はご馳走だぞと類の父は嬉しそうに食卓に料理を並べ始める。
「オレも手伝います」
焦って司は義父のあとを追いかけるが後ろから類に抱きとめられる。
「司くんは今日はゆっくりして。準備なら父さんと母さんがするから」
「そうそう。それに用意は終わってて運ぶだけだから座って待ってて」
司が好きだと言ったからかアクアパッツァに生姜焼き、お寿司、野菜なし餃子など様々な料理が食卓テーブルに所狭しと並べられる。
「それでは!司くんが神代家に嫁いできたことに乾杯!」
「かんぱーい!」
「ふ、不束者ですが、よろしくお願いします」
流石の司も緊張しつつグラスを鳴らす。
「司くん、はい。遠慮しないで食べてね」
様々な料理をお皿に載せて甲斐甲斐しくお世話をする類からありがとうとお皿を受け取る。
肝心な類の皿には野菜以外が取り分けられていた。
「司くんが家の子になってくれるなんて本当に幸せなことよね
…
」
「類には少し勿体ないような気もするけど、司くんは本当に出来たいい子だ
…
」
しみじみと会話する義父母に司は困惑する。
確かに類は突拍子もないし、司を飛ばそうとするし、気になることしかやる気もない男だが
…
それでも類が好きなんだから仕方ない。名前を捨ててもいいと思うくらいには好いていた。
「あっ、ごめんね。でもほら、類に無茶言われたりしてない??」
「ちょっと母さん
…
」
「そんなことは
…
ない
…
ですよ?」
完璧な否定は出来ない嘘のつけない司であった。
「類は1つのことにのめり込む癖があるからな
…
司くんに寂しい思いをさせないか心配だ」
「はぁ?父さんに言われたくないんだけど」
「そうそう。部屋の片付けも出来ないし
…
」
「母さんの部屋は綺麗だけど父さんの部屋もぐちゃぐちゃじゃないか!」
おっと言い合いが始まってしまった。
というかこんな子供っぽい類を見るのも結構珍しいと司は思わず3人、主に類をじっと見守った。
「そもそも、新しい家はちゃんと整理整頓したから綺麗だよ!司くんが僕と一緒に住むためにレイアウトも考えてくれた家なんだからね!僕の司くんだから!」
「はぁ?言わせてもらうけど類の部屋を掃除してたのお母さんなんだけど?大体中学の時からわがままし放題だったのどれだけ寛容に見守ってあげたと思ってるの?やっと親孝行する気になったと思ったのに司くんを独り占めはどうなわけ?」
「そうだな。中高一貫の学校に入れたと思ったら転校するって言い出した時は驚いたよ。でも類のしたいことをするのが1番だからねぇ。特に不満は無いだけど
…
こんなに完璧なお嫁さんの司くんと出逢えたんだから転校は必要だったんだろう。ただ、ガレージも工具類も全部お父さんのポケットマネーから出してるんだからな!母さんは全く融通してくれないのにお前と来たらあれがないこれがない、あれが欲しいと
…
ゲリラショーで稼いで稼いで扶養外れかけた時も驚いたし
…
」
あーだこーだと3人は文句なのか不満なのか過去の話について話しているので司は少しついていけてない。が、恐らく自分が原因だとは理解して何とか止める方法とグルグル考えて出した言葉が
…
「オ、オレのために争わないで!
…
ください
…
」
と叫べばピタリと言い合いを辞めて3人は司を見る。
(あっ、なんか間違えたな
…
)
「争ってないよ。事実を述べてただけさ。司くんは僕のお嫁さんだもんね」
「ん?あ、あぁ
…
?」
「そうね。でもせっかく義母になれたんだもの。たまには私とも買い物に行ってくれると嬉しいわ」
「あっ、はい、ぜひ
…
?」
「息子とキャンプとかしてみたかったんだ
…
行ってくれないかい?」
「オレでよければ
…
?」
矢継ぎ早に言われて司はとりあえず肯定だけしていく。
すると3人から言質は取ったからね。とニヤリと含み笑いをされてしまった。
(もしかしてとんでもない家に嫁いでしまったのか?)
その後は類の機嫌が最高潮に悪くなったのでさっさと新居へとひっこむことになった。
そしてリビングのソファーに後ろから抱き込むように座らされ肩に顔を埋められ動けない。
「る、類。どうしたんだ?」
家族での言い合いで機嫌を悪くしているのはなんとなくわかる。散々好き勝手してきた負目かお義母さんに口喧嘩で負けていたのも機嫌が悪い要因なんだろう。
「僕の司くんなんだから」
「そうだぞ!オレは類のお嫁さんで、類はオレの旦那さんなんだからな!!」
よしよしと頭を撫でながらなだめる。
「母さんと買い物行くの?」
「類も一緒に行こうではないか。みんなで行けばきっと楽しいぞ!」
「キャンプ
…
行きたいの?」
「虫の出る山は嫌だが、海とか湖畔のキャンプなら楽しいと思うぞ!類も行こう!」
「司くんが一緒なら
…
うん。どこでも楽しいよね」
「オレはとお前が好きだから結婚したんだぞ!もっと胸をはれ!」
司は無理矢理後ろに向き類に抱きつく。
「つ、司くん!?」
「類
…
夫婦でしかできないこと
…
シないか?」
「でもまだ
…
お昼だけど
…
いいの?」
「あぁ。ダメか?」
上目遣いでチラリと類を見やれば嬉しいの破顔した顔でそのまま押し倒される。
(全く
…
旦那様の機嫌をとるのも中々大変だな)
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