けろか
2024-12-25 19:44:55
3191文字
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竹くく♀ でんど〜マッサージ機ネタ②

竹谷くんが電マを兵助♀ちゃんにやろうして試してみるんだけど
「全然よくない。そういうの妄想のことを現実に持ち出すのよくないと思う」
って天然正論パンチかまされて
ムキになってぜって〜いいって言わせてやる〜!ってなる話です。
①はこれ。
https://privatter.me/page/674c642caad3f

→完成しました
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23722373

ベッドに腰掛けた彼女の肩に、そっと手を置く。薄いブラウスの生地越し、彼女の体温が指の腹に滲みる。
「ん、ん……
「おお、まあまあ凝ってんな」 
「最近運動できてなくて、んっ」
ぐっと力を込めると、彼女は小さく声を漏らして身じろいだ。
そのまま肩の骨に沿って親指を滑らせれば、今度は「ふあ」と気の抜けたような声が上がった。その声がまた色っぽくて、思わずごくりと喉が鳴るのを慌てて咳払いで誤魔化す。
「どうかした?」
「いや、なにも……
やっているのは極めて健全なマッサージなのに、俺の頭の中はついついこの先の不埒な妄想で埋め尽くされた。
この声がいけない、だって――まるでそういうことをしてる最中みたいな、そんな声だ。
いやでも、あくまでこれはマッサージだしな。と、誰にするでもない言い訳を胸中で唱えながら手を動かす。
白いうなじから肩甲骨のあたりまでを指を滑らせて、窪んだあたり柔く圧迫する。
「いっ、」
「わ、ごめん痛かった?」
「あ、違うの、ブラのストラップが引っかかった。……待って、外す」
彼女は恥じらいのない滑らかな手つきでブラウスのボタンを外し、肩から滑り落とした。あまい肌の匂いが強くなる。
黒いインナーの下からホックに手が回される。ぷつんと音がして、支えを失った乳房がたゆんと揺れた。
ストラップを腕から抜き取り、前屈みになってお腹側から水色のレースがあしらわれたそれを引き抜く。
最後は几帳面にブラウスとブラジャーを畳みベッドサイドに置く――流れるような動作に、俺はといえばかちんと固まってしまった。
見てはいけないもののような気がするのに目を逸せないままにいると、くるっと彼女が振り返ってはにかんでみせた。
大きな瞳がこちらを射抜く。
「お待たせ。いいよ」
「あ、おお」
「そういえばあの機械使わないの?」
あっけらかんとした声に相変わらず羞恥の色は見られない。というか何だか妙に楽しそうでだ。
いつ気づくのだろうという悪戯めいた高揚感を覚える。が、しかし。どきどきばくばくと高鳴り続ける心臓を悟られないよう、必死に平然を取り繕った。
「あれはあとで使う。肩に使うんじゃないから」
「そうなの?……ん、ん」
あどけない彼女の疑問は、脇の下を這う指にくすぐったそうに途切れる。
あえてその柔らかい膨らみを避けて手をするする滑らせて、脇腹へ。撫で上げるように、腰のくびれた部分に親指を沈めた。ぴくんとそこがひくつく。
「っふ、くすぐったい……
「力抜けって、兵助。くすぐったいのは凝ってる証拠だよ」
「嘘だぁ」
つんと唇を突き出し、彼女は目だけで胡乱げな視線を送ってきた。なんだこの可愛い生き物は。
じりじり迫り上がってくる欲望を抑えて真面目な顔をしたけれど我慢できなくて俺も思わず吹き出した。ふふ、と二人分の小さな笑いが重なる。
目があって、彼女が眦を緩ませて、一緒に緩んだ空気に乗じて、彼女の唇に体温を重ねる。ちゅっと軽い音を立てて離すと、彼女の頬は桜色に上気していた。ぱちぱちとまばたきを繰り返す目元も潤んでいる。
肩を優しく掴んでベッドに横たえる。彼女は少しの抵抗も見せずに俺の下で横になった。
覗く肌は白いのにそこかしこうっすら血が通った色をしていて、細い鎖骨が浮き上がる。
「おなかもマッサージしたげる」
「えぇー、そこは凝らないよお、ひゃ、あはは」
胸元からへそへ、形をなぞってたおやかな曲線を描く腹へ。
肉づきは薄く、脂肪なんてほとんどなさそうなのに掌で撫でたそこは驚くほど柔い。
そのあたたかさと薄さ、柔らかさの裏にいつも自分のものが入り込んで暴いている熱い中身があるのだと思うと、ぐらぐら茹だる思考の中でどうしようもない悦びに耽溺しそうになる。
……気持ちいい?」
――おなかは、くすぐったいってば」
お腹“は”か。
下へ手をずらしてプリーツスカートが引っかかる腰回りのラインを親指で辿ると、兵助はへにょりと眉尻を下げた。
この様子だと俺の不埒な行為に怒っていない、どころかむしろ――水分を滲ませた瞳はとろとろと期待の色を宿して俺を射抜いた。
「っ……
あ、やばい。と頭の片隅で思う。その目だ。その目に俺は弱いんだ。この上なく扇情的で蠱惑的なのにどこかあどけない。
アンバランスさにくらくらするまま、黒いアンダーパンツに包まれた太ももの間、恥丘を親指でぐっと押し込んだ。
「っあ、」
「ね、へーすけ……この機械さ」
……?うん」
「肩じゃなくてここに、使う」
機械のスイッチを入れて、彼女の前に掲げる。兵助は目をぱちぱちと瞬かせた。
ぶうんと羽虫のような音を漏らすそれを近づけると、身を引いて「え」と声を詰まらせるのが聞こえる。
反射的に閉じそうになった股の間を無理くり割り開き、布越しに機械をあてがう。
どきどきと高鳴る心臓がうるさい、ずくずくと腰の奥が疼く。
彼女はどんな顔をしてるかな、きっと瞳はとろんと溶かしてて、いやいや逆にぎゅっと瞑ってるかも。と見下ろすと――
「ぜんっぜん良くない」
「え」
と思わず口を衝いたのは俺の声だった。彼女にしては冷えた声が落ちてくる、ぽかんと見上げた兵助の顔は滅茶苦茶に憤っていた。
太い眉はぎゅーっと顰められているし、薄い唇はへの字に曲がっている。そして何より、その目。あのとろんとした熱っぽさなど一欠片も見当たらない。大きな瞳は冷え冷えとしていて俺をぐさぐさ貫くようだ。
「全然良くない。これ……なんかえっちな本とかで見たんだろうけど。そういう妄想を現実に持ち出すの良くないと思うよ」
「えー……
面食らう俺に、兵助はますます不機嫌そうに唇を尖らせる。そしてさっさと俺の手から電マを取り上げて、ベッドの上に座り直した。
「ていうかマッサージするって言って!こーやってえっちなことするつもりだったんだろ……!」
「うっ」
「変態」
兵助のじとーっとした目に睨まれると言葉が喉につっかえた。いやでもだって兵助だってまんざらでもないような顔してたくせに、とは言わなかった。だって事実だけどそんなこと言ったら本気で怒るし。万が一にもえっちが出来ないとかナシだ。
言葉を探して口をぱくぱくさせていると、彼女は手の中のそれのダイヤルを回した。くぐもった振動音が部屋に響いて、俺の下半身がぴくりと反応する。
まさかと思った瞬間、震える機械の先端が俺の股間にぎゅうっと遠慮ない力で押し付けられた。
「お、わっ!」
声にならない声が漏れる。強烈な振動が下腹部を直撃して、すでに昂ぶっていた熱にどばどば血が集まる。彼女の指は無遠慮で、否応なく反応する素直な俺自身は先端から涎をだらだらと溢れさせはじめた。
「わ、あ、ちょまっ、て、やばいって!」
「やっぱり変態じゃん。この……エロ左ヱ門」
情けなく腰を引いてはあはあ息を荒げる俺を見下ろして、彼女は冷たい声で言い放った。
強気に俺を詰る口調とは裏腹に、その瞳は再びとろりと熱を湛えていて――ああ、あの目だ。
「その変態にいつもアンアン言わされてるのは誰だよ」
「な……言ってないよ!」 
「言ってるだろ」
「言ってない。八左ヱ門の方がうるさいくらい。……だいたい証拠とかでもあるの?」
「なに?兵助撮影プレイとかそういうのが好みなら早く言ってくれればいいのに」
「は?」
「そんな趣味あるの知らなかったから、証拠はないけど。……今から見せてやろうか?」
――証拠、とゆっくり口端を持ち上げて挑発的に笑う。
プリーツスカートのチャック手をかけてやれば、彼女はかあっと頬を赤くした。
潤んだ黒い瞳がやっぱり強気な色をして俺を睨む。しばし間を置いた後、彼女はその小さな口をゆっくり開いた。
……いいよ?八左ヱ門の言う証拠なんて、どこにもないと思うけど」