【歌舞伎鑑賞】#43 十二月大歌舞伎


十二月大歌舞伎

歌舞伎座
2024年12月16日(月)
第一部 午前11時~
第二部 午後3時~
第三部 午後6時20分~

演目あらすじ・出演者情報はコチラ⬇️
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/882

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名古屋で野村萬斎さんの釣狐を観たその翌日に、今度はヤギとオオカミと鷺と雪達磨と異界の姫君という、なかなかバラエティに飛んだ師走の歌舞伎座へ。

しかも、「あらしのよるに」では友情、「鷺娘」では叶わぬ恋、「舞鶴雪月花」では季節の移ろい、そして「天守物語」では至上の恋、各々の美しさを、人外を通して描いているのに対し、唯一人間オンリーの演目「加賀鳶」では、主人公が根っからの小悪党というところが皮肉めいているような構成で、そういう部分でも1日楽しめました。



第一部【あらしのよるに】

天敵と食料の関係を超えた、狼と山羊の友情物語。

遠い昔にアニメで観た記憶はあるが、出会いのシーン以外はあまり覚えておらず、観ながら「こんなシーンあったような気がする🙄」と言った程度の知識。

獅童さんの“がぶ”は、「友だちなのに、美味しそう🤤→😱❗️」の葛藤をめっちゃチャーミングに演じており、まさにハマり役でした。てか、この人ホントにFFX歌舞伎でアーロン演ってた人なんですか!?ってくらい、どんなキャラにも化けるよね。いつも凄いなァと思いながら観ています。

がぶが竹本(義太夫節の演奏者)と喧嘩してるのワロタ🤣
こういう演出もアリなんだ!?😳✨

菊之助さんの“めい”ちゃんは、めっちゃ可愛かった!!立役、女方を自在に操る方ですが、めいちゃんはとっても中性的(原作通り)に演じられてて、菊之助さんの新たな一面を観れた気がします🥹✨

がぶが🐺だと分かった瞬間の怯えっぷりがリアルで可愛かったなァ🤭あとクライマックスで髪(って言って良いの?😅)を下ろすのは反則です。美し過ぎます🥹✨

FFX歌舞伎で再会して以降、絆を深めて来たというこの二人の組合せで、この作品が観れたことを嬉しく思います🥹✨

あとFFX歌舞伎といえば米吉さんも!ヤギのお姫様役で、文句無しに可愛かったです。とある場面で縄で縛られちゃうんだけど、昨年の『金閣寺』の雪姫を思い出すなァと思っていたら、ガチでパロディでした😂(イヤホンガイド談)

あ、あと、二代目 澤村精四郎 襲名披露の劇中口上では、ご自身の歌舞伎役者人生を涙声で語られてるのを聴いてて、ちょっと貰い泣きしそうになりました🥲



第二部①【加賀鳶】

どんな話かと思ったら、松緑さんが演じる主人公は人を殺して盗みを働くような、根っからの悪党だけど、最後の爪が甘いところがちょっとチャーミングで、そのあたりは小悪党。最後のだんまりは面白可笑しく描いており、面白かったです😂

てか、第一部、第二部と松緑さんの悪党役が続きますね(しかも似合う)

勘九郎さんは逆にカッコイイお役でした🥰
この後の雪達磨とのギャップ😂

あと松緑さんの妻役に芝のぶさんが出ており、こうして台詞があるお役が増えてきたのは、とても嬉しいです😊



第二部②【鷺娘】

七之助さんの鷺の精、人間の男に恋をした責め苦に合う舞踊で、美しいけど、とても儚くもありました。
娘姿の時のしっとり感と、正体をあらわにした時の乱れ具合の対比が印象的。最期はホントに一羽の鷺が力尽きるようでした🥺



第三部①【舞鶴雪月花】

めっちゃ良かった!!
やっぱり勘九郎さんの舞踊好き!!

春、秋、冬を描いた舞踊もので、春のターンは桜で女方だったんだけど、愛らしく踊る姿が時折、勘三郎さんと重なって観えて不思議な感覚になりました。

変な話、七之助さんの舞踊を観ても、そうはならないからホント不思議。勘九郎さんの父を忘れないでって気持ちが、そう魅せるのかなァ🙄

あと、今までいろんな早着替えを観てきたけど、この着物を変える早着替えはホントに瞬時に変わって出てくるから、え!?どーなってるの?😳とビックリしました。


秋は松虫の親子で、長三郎くんとの息ぴったりでした。でも父は子を残して逝ってしまうのよね

雪達磨はコミカル系でした😂
チラシ以上にパンダ顔になってた気がする😂

でもこの雪達磨も、設定は人間の異性に叶わぬ恋をして、その燃え上がる熱と朝日に耐えられず溶けて無くなっちゃうのね。

時が来れば、桜は散り、命あるものは去り、雪は溶ける。

日本の季節の美しさと儚さを描いた舞踊で、とても素敵な演目だと思いました✨



第三部②【天守物語】

まず月の緞帳を活かした演出がニクイ。この時間だけ、ホントに富姫の居る異界に迷い込んだかのような気分になりました。

昨年観た七之助さんの富姫は、まさにクールビューティーって感じでしたけど、玉様の富姫は、もう少し柔らかさがあるというか、長としての余裕とチャーミングさが感じられるというか。

お互いの役が昨年と逆転しても、七之助さんはクールビューティーだったし、玉様はチャーミングだったので、これが二人の持ち味なんだろうと思いましたし、どちらの富姫も亀姫もアリだと思いました。

てか、ずっと美しい二人のやりとりを観ていて、ほわほわしっぱなしでした💞
これはまたブロマイド買っちゃう案件だ(笑)


そして、團子ちゃんの図書之助は、想像してたよりもずっとずっと熱くて、そういえば團子ちゃんは常に熱き心を持ってる役者だったと思い出させてくれました。

てか、新橋演舞場で観たヤマトタケル以来なんでね😅

ヤマトタケルツアーを乗り越えて、成長して、再び歌舞伎座で観れる時をずっと楽しみにしておりました😊

とてもとても熱く理想的な図書之助で、そして大人の余裕がある玉様の富姫とのバランスが凄く良くて、良い組合せだと思いました。

てか二人が出会った時の富姫が、人の姿をしていても、異界の者であるというオーラが凄くて💦

これが、皆が惚れ込んだ、玉様の富姫なのかと、やはり終始ほわわぁ✨とした気持ちで観ておりました。もぅ、上手く言語化できない💦


昨年の七之助さんの富姫を観た時は、私は玉様の時代には間に合わなかった側の人間だと思っていたので、観れて良かったと思うと同時に、玉様の心を動かした團子ちゃんスゲェなと😅彼にもまた感謝感謝なのでございます🙇🙏✨



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