Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
haruka037
2024-12-17 19:58:19
1488文字
Public
Clear cache
何度生まれ変わっても
現パロでリヴァエレ。
前世の記憶があるエレンと何も覚えていないリヴァイの話。
※書きかけです。
何度生まれ変わっても
現パロでリヴァエレ。
前世の記憶があるエレンと何も覚えていないリヴァイの話。
「貴方が好きです」
オレの告白に、リヴァイさんは困ったように笑った。
「気持ちは嬉しいが、俺は男は恋愛対象じゃねぇんだ。悪いな、エレン」
断られるのは分かっていた。
でも、どうしてもこの気持ちを伝えたかったのだ。
「はい。分かってます。オレの気持ちを知って欲しかっただけですから
……
」
初めから受け入れて貰えるなんて思っていない。
また会えただけでも奇跡だと思った。
「海外に行かれる前に伝えておきたかったんです」
言わずにいたら、きっと後悔するから。
前世では言えなかった想い。
それを貴方に伝えられただけで充分だ。
後はゆっくりと時間をかけてこの気持ちに整理を付ければ良い。
「さようなら。兵長」
小さく呟いて、オレは彼に背を向けたのだった。
「リヴァイ兵長!?」
彼を初めて見た時、思わず大声を上げてしまった。
だってそうだろう。
前世から密かに思い続けていた相手が目の前に現れたのだから。
新しくやって来た上司。
それがリヴァイ兵長だった。
オレには前世の記憶があった。
物心ついた時には、殆どの記憶を取り戻していた。
その中にある大事な記憶。
リヴァイ兵長と過ごした何気ない日々。
掃除のやり方がなっていないと注意され、オレの淹れた紅茶が不味いと顔を顰められた。
それでも憧れの兵長に認めて欲しくて、懸命に掃除も紅茶の淹れ方も勉強した。
そうしてどちらも人並みに出来るようになったあの日、「お前は良くやっている」と頭をポンと叩いてくれた。
兵長に褒められたのが嬉しくて堪らなかったのを覚えている。
その人が今、オレの目の前にいる。
兵長は戸惑った顔でオレを見た。
チラリと視線がオレのネームプレートに落ちる。
「お前は
……
、エレン・イェーガーか。何故俺の名を知っている?それにその兵長ってのはなんだ?」
「えっ
……
」
「俺はお前と会った覚えはねぇんだがな」
どこか探るような視線を向けられて、嗚呼と思う。
兵長は覚えていないんだ
……
。
何とか誤魔化さなければ。
オレは笑って口を開いた。
「嫌だなぁ。貴方もネームプレート付けてるじゃないですか。兵長っていうのは言葉のあやですよ。気にしないでください」
そう言えば兵長はフンと鼻を鳴らした。
「どうにも胡散臭ぇ野郎だな」
「はは。すいません」
兵長に会えた。
その事実が嬉しくてどうしても顔がニヤけてしまう。
兵長がオレを覚えていなくたって構わない。
もしかしたら一生会えない可能性だってあったのだ。
それがこうして再会出来た。
それだけで嬉しかった。
その日は終始ずっと笑っていたものだから、どうやら兵長に『常にニヤニヤしている気味の悪い奴』と言うレッテルを貼られてしまったらしかった。
でも、そんな事すらオレはどうでも良かった。
兵長と同じ空間にいれるだけで幸せなのだ。
ああ、好きだなぁ。
仕事をしている兵長の顔を盗み見ながら思う。
オレは前世から兵長が好きだった。
でも、その想いは終ぞ伝える事はなかった。
男同士であったし、何より伝える勇気も心の余裕もありはしなかった。
伝えたとしても、兵長がオレの想いを受け入れてくれる事はきっとなかっただろう。
あの時代、恋なんてものにうつつを抜かす暇なんてなかった。
皆、生きる事に必死だった。
それはきっと兵長も同じだっただろう。
続く
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内