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ortensia
2024-11-25 20:35:50
923文字
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その他
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身近な一人称
借りた本に出て来たワードから、ふと気になったことが思い浮かんだ。
「黛さんは、僕
……
以前の、あなたをバスケ部に連れ戻した赤司征十郎のこと、一人称について指摘しますが、どうして一人称が僕だったのだと思います?」
「は?お前なに突然、本読んでたんじゃ
……
ああ、そのラノベ、ボクっ娘ヒロインだったな。」
ボクっ娘ヒロイン、借りていた本に出て来たワード、一人称が僕のヒロイン紹介で、主人公自ら使った言葉だ。後に本の持ち主の言うところによると、ボクっ娘と一口には言えず、表記揺れや解釈が往々にしてあるとのことだ、閑話休題。
「どうしてって、そんなの
……
お前それをオレに聞くのは嫌がらせなのか。」
借りた本の持ち主に礼を欠くようなことをしたつもりはないが、それを告げる前に、おそらく告げずとも分かったのだろう、答えをくれた。
「その時お前の身近にいたからだろ、一人称がボクの人間が」
いっそ言い放つように寄越された答えに、思わず目を見開く。
「それが動機でオレのとこ来たんだから。既に初っ端からお前が意識しまくりなのがよく分かったよ、黒子のこと。」
最初から、そうだと?だから彼と同じ一人称だったと?
自分では思いもしなかった見解だった。それをこの人は当然のように指摘した。
「そうですか。オレは自分では、オレではない一人称となるとやはり適当に対応するものは僕だなと、
……
どうやら黛さんより浅慮な考えだったようです。」
「はあっ!?」
この人にしては全体的に大きなリアクションが返って来た。新鮮だ。
くそむかつく。と言われる。
「それだと旧型を意識しまくってるのがオレのほうみたいじゃねえか!?」
心底不服そうだ。
「それでは、黛さんが黒子を意識
……
多少なりとも、意識してしまうのは、赤司征十郎のせい。ということで、いかがでしょうか?」
「いかがでしょうかじゃねえよ確実にそうだわ。」
お前がオレのとこに来なかったら知りもしなかったんだぞ。重ねて協調した同意を得られたので、非常に満足する。
「オレと黛さんの一人称は一緒ですね。」
「一緒の奴いっぱいいるんだが。」
こちらとしても、まさか黒子の名前を出されるとは思わなかったのだ。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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