竹取物語の元になってしまったまんばの話(ちょぎくには添える程度)
まんばが平安時代に単騎遠征出陣するんだけど、時間転移装置を壊してしまう。
「帰れない、どうしよう
…」ってオロオロしてたら、人の気配がするから隠れるため(なるべく体を小さくするため)に散歩の姿になる。
でも物音を出してしまって「なにやつ!?」と刀を振るわれる。まんばの身を隠してくれてた竹が切れて、姿を見られてしまう。
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「『もと光る竹なむ一筋ありける』
……お前光ったのか?」
「髪の色でそう見えたんだろ。誇張表現にも程がある」
「『いと美しうてゐたり』」
「美しいとか、言うな
……」
「これは現代語訳で『可愛らしい』って意味だよ馬鹿」
「可愛いとか言うな
……!」
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まんばは男に見つかり、家に連れ帰られる。
奇怪な生き物だとジロジロ見られて、(・公・;)💦な気持ち。
しかしそこに時間遡行軍が現れる。まんばは大きい姿になって刀を振い、遡行軍を退ける。
男から「危ない奴らからわしらを守ってくれたんだな!」と感謝される。
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「物語の分析ではかぐや姫は天界から落とされた天女では?と書かれているが、もしや俺の布が羽衣に見えたか?この薄汚い布が??」
「三ヶ月で大きくなったとあるが」
「確かに三ヶ月間は散歩の姿だった」
「あの姿で過ごしたのか」
「それで一瞬で大きくなった」
「ある意味間違いはないな」
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5振りの時間遡行軍が奇襲に来る。
まんばはそれらをすべて切り伏せる。
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「5人の貴公子ではなく?」
「改変が進んでいるな、だいぶ奇怪な貴公子だったぞ」
「かぐや姫を落としに来たのでは」
「あいにく、命を落とす羽目になった」
「随分甘酸っぱい内容に書き換えられているな
……」
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大太刀がまんばの元に訪れ、何度か刀を交える。そのたびに退けるが、何度も何度もやってくる。その戦いは三年続いた。
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「文を交わすのではなく、刀を交わす」
「情熱的なやりとりだったぞ」
「命をかけた戦いだからな
…」
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ある日、ようやく審神者からアクションがある。まんばを捜索してくれてたが時間がかかったらしい。迎えをよこすと言われる。
「いやしかし、ヤツにトドメを刺さなければ」
大太刀との最後の決戦を繰り広げ、ようやく勝利。仲間たちが迎えに来て、翁たちに別れを告げて帰還した。
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「不死の薬を翁達にあげたとあるが」
「ああ、主が餞別に味の素を渡していた」
「味の素」
「美味しいご飯が食べれるようにと」
「なぜ食の心配を」
「ちょうど料理がマイブームだったらしい」
「しかしだからと言って」
「しかし塩だと伊達政宗とキャラが被るからと言って」
「いや別に構わないだろ!むしろそちらの方が後の時代じゃないか!」
「塩を送ったせいで『恩人に塩を送る』ということわざになったら歴史改変になってしまう」
「散々やらかしておいて妙なところで細かいな!?」
「あと砂糖だと蟻がたかるから」
「砂糖と塩と味の素しか選択肢はないのか!?」
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こうしてまんばの残した爪痕が、のちの最古の物語の元ネタになったとか、ならなかったとか。
おしまい。
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