木蔦(キヅタ)
2023-11-05 18:12:15
1004文字
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なんちゃって平安パロ:婚姻直前で離ればなれになってしまうちょぎくにの話【ちょぎくに】


なんちゃって平安パロ(変な設定・表現・内容があっても「異世界の話かな」で済ませてください。歴史詳しくないの)
ちょぎくに

長義は帝の娘に一目惚れした。
頼み込み、父親などの助けもあって近々降嫁されることになった。

布を被り、顔を見せないと噂の姫。
神社の参拝ですれ違った時に、ひょんなことから声をかけられ、一目惚れした。

しかし布の姫は直前に斎王(神に仕える未婚の皇女)になることが決まり、伊勢に行くことになる。
長義はショックを受けつつも、出発の前夜、姫の寝所を訪ねる。
斎王に選ばれたら恋愛は御法度、神に奉仕するのに長義と縁を結ぶことは裏切る行為。

「だめだ、いけない……っ!俺は明日から!」
「わかってる、でもお前のことが好きなんだ!」
「任期が明けるまで……待っ……!」
「待てない、ここまで来るのにどれだけ待ったと思ってるんだ!」

添い遂げようとするが、直前で邪魔が入り、長義はそこから逃げるように追い出される。

姫は伊勢へ行ってしまった。

長義は任期が明けるのを待っていた。何度か帰還の話が持ち上がるが、なかなか帰ってこなかった。

そしてついに長義は自ら伊勢に向かう。

「な、長義!?」

突然現れた長義に姫は驚いていた。(ちなみに本来御簾越しで会うべきなのに、庭を散策してる時に長義が現れたものだから咄嗟に布で顔を隠した)

「待っててくれと言ったのに
「待てないと言った」
「だけどもう少しで帰れるんだ」
「そればっかり。俺はもう騙されない」

「ま、待て!こんな神聖なところで……!っ!」
「随分長いことお前を拘束したんだ、俺にだって少しくらい許してほしい」
「場所くらい弁えろ!」
「それなら」

長義はそこから姫を攫う。


暗転



長義はしばらく滞在した。その間、秘密の逢瀬は続いた。姫は罪悪感からか何度もやめようと言ったが、長義の呼び出しに応じる時点で本心が透けて見えていた。

長義は京に帰り、しばらくして姫も任期が終わり、帰ってきた。

ようやく娶れる、と思った矢先に事が露見した。
2人は帝から断罪される。
しかしこれが世間に知られれば事が事だ、何より神の怒りが怖い。

内々に処罰し、2人は島流しに。
そして2人はそこで夫婦になって幸せに暮らしましたとさ。おしまい。

お付き合い頂きありがとうございました!お疲れ様でした!