布んばの話(前作)
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ちょぎくに
※年齢操作あり
極んばは強くて、滅多な刀じゃないと寄り付かない。恋愛にも縁遠いし、必要ない。
だけどある日演練会場で小さい本歌に絡まれて「迷子か」って本丸探してあげたら気に入られて「偽物くん、俺が彼氏になってあげるよ」って言われる。
それがキッカケで小さい本歌とたびたび会うことになる。
「俺は偽物くんの彼氏だからね」
「あーそうだな」
って話を合わせてあげる。
好いた惚れたの関係じゃなくて、背伸びしたい園児と近所のお兄さんみたいな。
一丁前にエスコートしてくれたりする。
お礼を言うと「彼氏だから当然だよ(*˘꒳˘*)」って言う。
何でも大人のようにやりたがったり、頼ってもらうと嬉しそうにしたりするのはかわいい。
ある日長義が言う。
「偽物くんとデデニーデートしたい!」
即OKした。が、長義は泊まりが良いという。実はまんばの本丸では出陣関係と慰安旅行以外の外泊は禁止している。
「日帰りじゃだめか?」と言ったが「やだー!泊まりが良いー!このホテルだとミッミーのレストランがあるんだよ!偽物くんと行きたいー!」と泣かれてしまった。
ダメ元で審神者に打診してみるが取り付く島もなく終わった。
かわいい長義の願いは叶えてあげたい。だけど現状無理。
と悩んでいると自本丸の長義が目に入る。
確か彼は極んばの親友を好いていた。次来るのはいつかとしつこく聞いてきた。
ピーー( °ω° )ーーン!
親友に入れ替わりを打診。しぶしぶながらも了承してくれた。
旅行に行けると幼い長義に言うとニコッと笑ってくれた。嬉しそう。
「あのね、偽物くんと手繋いで歩くの!お揃いの耳付けて。あと一緒にスプリットマウソテソ乗ろうね。夜はちゃんと夜景の見えるレストラン予約しておくからね、そりゃ俺は偽物くんの彼氏だから当然だよ!あと夜は怖いだろうから一緒に寝てあげるね!」
笑顔でやりたいことを話してくれた。かわいい。
当日待っていると、後ろから抱き寄せられた。
「!?」
振り向くと通常の大きさの長義が微笑んでる。誰だと思ったが、見覚えがある。
「偽物くん、驚いた?」
それは幼かった長義だった。
練度と共に見た目が成長するらしく、デートが決まった後、爆速で練度上げをしたらしい。
「行こ」
ギュッと手を握られ、引っ張られる。
見た目が違うだけなのに、変な錯覚を起こしてしまう。
(これは幼い長義、幼い長義
…手を繋ぐのも普通
…。まだ大きくなったばかりで精神は幼いままだから俺に甘えてるんだ
…)
言い聞かせる。
ホテルに荷物を預けて、デデニーへ。
お揃いの耳を欲しがったので(やっぱり精神は子どものままだな)とホッとした。
(見た目を幼子に変換させるフィルターを脳内で付けないとな)
変な気持ちになるところだった、危ない危ないと思う。
しかし長義が「偽物くんの耳は俺が付けてあげるね」
と言うものだから任せていたら、顔が近づいてきて、妙にドキドキしてしまう。
(いやこれは幼い長義であって
…!)
言い聞かせる。
「偽物くんとお揃い、嬉しいな」
にこっと笑う長義を見て、幼い頃の面影を見つけて、やっぱり本人だなあと安心する。
他にも、ぎゅっと抱きつかれたり、ぴったりくっつかれたりしてドギマギしてしまったが、キラキラと無邪気な長義の顔を見たら「まあ、前はこれが普通だったしな」と思い直した。
体が大きいだけで下手に意識してしまうからいけない。
パレードの見えるレストランで夕食を取り、ホテルに戻った。
そして後悔した。
幼い長義が「偽物くん、一緒に寝よ??」と言うものだからダブルベッドの部屋を取っていた。すっかり忘れていた。
フロントにツインに変更できないかと連絡するが、生憎ツインはないとのこと。
シャワーを浴びて、寝る準備は整ったが、成人男性と一緒に寝るのは戸惑う。
「偽物くん?どうしたの?こっちおいでよ」
手を取られ、一緒にベッドに。
「今日は偽物くんとデートできて楽しかったね。手を繋いで歩けたし、お揃いの耳もつけたし、アトラクションも乗れたし、レストランにも行けた。俺、偽物くんの彼氏に見えた?」
極んばはピンと来る。ずっと気にしていたのか。子どもにしか見えないもんな。だから練度の爆上げもしたのかも。
かわいいなと思う。
「大丈夫だ、どこからどう見ても俺の彼氏だったぞ」
「本当?」
嬉しそう。
「じゃあ一緒に寝よ?」
「はいはい」
長義は極んばをぎゅっと抱きしめる。
ずっと背伸びしてたんだなと微笑ましく思った。
ちゅっと頬にキスされる。
「!」
「おやすみのチューだよ」
「な、なんだ、そうか」
「偽物くんからもして」
そんなことはしたことないが、長義の本丸では普通なのだろう。ちゅっとして、寝た。
が、抱きしめられたままで、ドキドキしてほとんど寝る事ができなかった。
長義くんは極んばくんから「子供扱いされてるなぁ」って感じてたから今回のデートでの目標は「彼氏として意識させる」だった。
その目標は大成功。極んばくんは意識し始める。
しかしさせすぎちゃったらしく、どうにも避けられる。
年下ムーブ(幼ぶってるだけ)で何とかするが、やはり余所余所しい。
しかも彼氏だって公言してるのに「こんなことしてると他の人たちから(極んばと恋仲だと)勘違いされるから」と言う始末。
彼氏だって言ってるだろ!!何言ってんの!!
そこでようやく彼氏というのは子どもの戯言と思われていたと知る。(いや知っていたけど、極んばがそんなに軽い認識だと知らなかった)
長義くんおこ。
「長義も大きくなったんだし、こんなことは
…」と普通の友人扱いしようとする極んばにキスをして告白する。
ぐいぐいアピールしてたこともあり、極んばも長義を意識しまくりで、そのままHappy End
……
で、お願いします!お疲れ様でした!
次の話
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