①
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ちょぎくに オメガバ②
(続きのようでオムニバス)
長義はα。写しだからかまんばもα。
本丸にはΩはいない。
α気質のせいか、写しはすごく生意気。既に極めてカンストしてる。いつも馬鹿にしたような目で長義を見てくる。
ある日審神者に戦績を報告していると、写しが長義を見て鼻で笑った。何も笑う要素がないのになんで笑われたのかわからない。
それが妙に癪に障った。
その事でイライラ。写しに屈辱を味わせ、屈服させてやる、と思う。
前から生意気だった。だから一服盛ってやろうと思う。スカした顔が切羽詰まる様子になるのを想像すると溜飲が下がった。
写しが夕食を食べている所をチラチラ見る。即効性なのに何も変化はない。おかしいな、量を間違えたか?と思う。
結局写しは普通に食べ終え、去っていった。
足りなかったか、と思い、薬をたっぷり入れた酒でも差し入れようかと部屋を訪れる。
気怠そうに写しが出てきた。長義を見て嫌な顔。長義はそんな顔も楽しくてニコニコ。
「気味が悪いな、帰れ」
「酒を持ってきてやった本歌に向かって帰れはないだろ?」
「俺は忙しいんだ」
「俺の酒が飲めないと?」
「
……わかった、一杯だけだ」
部屋に入れてもらい、媚薬入りの酒を酌む。
写しはおちょこを一気に飲み干し「これで満足か、帰れ」と言う。
(効果が出て、屈辱に塗れる顔が見たいんだよ)
時間を稼ぎたくて「なんでそういう情緒がないことをするかな、酒は口実で話がしたいって意味なんだけど。お前は空気も読めないの?」と言う。
「用件はなんだ」と単刀直入に聞かれる。
写しはいつまで経っても表情が変わらない。長義は酒を飲むふり(媚薬入りなので)をして時間を稼ぐ。しかしまったく変化がないので諦める。
写しは薬や毒が効かない系なのか?と考えながら部屋に帰る。
考え事をしていたので、おちょこをまんばの部屋に置き忘れた。慌てて戻る。
そこには出来上がったまんばが。
ニヤリとする。
暗転
αなのに組み敷かれ、なすがままになる写しは最高に良かった。
屈辱に顔を歪め、喘ぐ姿はまさにΩのよう。
「αのくせになかなか具合が良かったよ、素質があるんじゃないかな」
嫌味も言っておいた。優越感。
その後むしゃくしゃすることがあると写しを抱いて発散するという習慣ができてしまった。
セフレのような関係。
写しも諦めたのか、長義に抵抗しない。
αだって発情期はある。しかし特定のΩはいないからお互いちょうど良かったかもしれないと思い始めた時だった。
「は?Ωをもらってほしい?」
同位体からΩ写しを買わないか打診が来た。
頭にαの写しが過ぎった。振り切るようにブンブン頭を振る。
「そうだな、生意気じゃない子なら考えてもいい」
その会話を見られてるなんて気づかなかった。
夜、寝ているとズシッと重み。目を覚ますと写しが跨っている。
「なーにが生意気じゃない子がいい、だ」
「な、重い!退け!」
写しの発言から、同位体とのDMを見られていたと知る。
「お前なんかとは違って健気で尽くすタイプの子がいいんだよ!」
「へぇ?そんな事言ってられるのは今のうちだぞ」
写しが長義の夜着を肌けさせる。
(まさかこいつ、普段の恨みで俺を抱こうと!?)
抵抗しようとすると、寝てる間に手足を拘束されていた。焦る。
「お前は指を咥えて見てろ。されるがままの屈辱を与えてやる」
写しはごにょごにょして、長義自身をごにょごにょさせる。長義は逃げようとするが、写しに押さえつけられる。
しかし予想外にも写しは長義を自らの中に誘い、上で動き始めた。
「!?」
大混乱の中、それでも刺激を与えられ、高まっていく。
暗( ˘ω˘ )転
よかった、非常によかった
……。
普段はツンとした写しが、自ら長義の上で腰を振る姿など最高に良かった。悩ましげに眉を顰め、快楽を堪える姿もとてもキた。
何より腹を空かせた獣のようなギラギラした目で長義を求める様はぐっと胸を掴まれた。
生意気なαを組み敷き、無理矢理というのもイイが、強気のαに求められ、貪られるというのもなかなかオツなものだ
…。
と新たな性癖を開拓する。
写しが起きて、長義を見る。目が合わせられない。
「お前なんかじゃ色気もテクもないし、そそられないよ。あーあ、痣になってるじゃん」
「そうか」
妙に素っ気ない。いつもは突っかかって来るのに。
昨日写しが言ってた事を思い出し、もしや嫉妬したのか?と考える。長義がΩを娶ると思って?
(なんて可愛いのか
…!)
ただのセフレだと思ってたけど、写しは長義に惚れていたらしい!『もう!Ωなんか見ちゃやだ!俺だけのαでいて!』ってやつか!
フフ
…と笑う。そんなに長義を求めてるなら応えてあげなくもない。
「まぁまぁだったよ、リードするのは初めてだろ?これ
……」
「気色悪いな何笑ってる黙れこの不能」
「はぁぁ??不能かどうかはお前がよく知ってるんじゃないの??」
「よく知ってる。なかなかイかなくて大変だった」
「そこまで言うなら付き合ってもらおうか!」
「はぁ?お前の遅漏に付き合いきれないって言ってんだ」
「表に出ろ!!」
「望むところだ!!」
お付き合いありがとうございました。お疲れ様でした。ふたりは仲良く喧嘩しました。
どうでもいい設定
・まんばが鼻で笑ったのは、本歌が過去の自分と同じ所で躓き、失敗して、審神者に同じような報告をしてたので「本歌と写しで同じ過ちをするなんて、似てるなぁ」と自嘲していた。
・αなので見下ろす系は好き。
・長義くんは遅漏(大事な事なので改めて言いました)
・この後β長義からDMが来ますが、どんな回答でもお断りする予定でした。α長義くんはαまんばくんに入れ込んでます。
・したくない時に長義くんが来るとまんばが「生意気じゃなくて従順な子がいいんだろ」(=今日はしたくないので好みの子を探して相手してもらえ)って言う。長義くんは(ヤキモチ妬いてる??『お前の好みじゃないんだろ、どうせ俺なんて』って拗ねてる??)って思っていつもより念入りに抱かれます。
・まんばの認識:セフレ
長義くんの認識:恋人(≒番い)
すれ違ってる。
③
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