木蔦(キヅタ)
2023-02-04 13:14:05
1195文字
Public
 

恋刀が折れたと思ってたら偽装だった長義くんの話【ちょぎくに】


ちょぎくに

まんばと長義くんは恋刀。別の本丸。
ある日の逢引でまんばの様子がおかしい。セッの時何度も惜しむように長義を求めた。

そしてそんなまんばの本丸が忽然となくなる。

審神者が亡くなっており、本丸の結界をこじ開けた形跡があることから、遡行軍の襲撃を受け、本丸が消滅したのだと推測。

本丸の刀も全て折れているに違いない。

長義はショックを受ける。恋刀が折れたなんて信じたくない。

数年経ったある日、恋刀だったまんばを見かける。見間違いなんかじゃない、本当は生きてたんだ、よかった、また会えて嬉しい、とまんばを追いかける。

まんばはすぐに長義に気づいたようで、酷く傷ついた顔をして「人違いだ」と言う。

そんなはずはない、自分にはわかる、何よりまんばの反応が肯定してる、と問い詰める。

悲しそうな顔をして黙ったまま。さすがに可哀想に思った長義は、これからも会ってくれるなら何も聞かない、と約束する。

それ以降まんばと逢瀬を繰り返すが、いつもつらそうな、悲しそうな顔ばかり。

ある日まんばが思い詰めた顔で現れる。
何か言おうとして黙り込むのを何度も繰り返すので、長義は根気強く待った。

まんばが何度目かで口を開いた途端、演練場に遡行軍が乱入してくる。応戦しなければと刀を構えるが、まんばに手を引かれ、その場からダッシュで逃げることになる。

まんばに引かれるがまま走る。まるでまんばは安全な場所がわかっているかのよう。

「ここなら、大丈夫だから……

その言葉にも違和感がある。なんで大丈夫だとわかるのか。それを指摘するとまんばは観念したようにぽつりぽつりと話し始めた。

実はまんばは遡行軍側の刀だった。
この襲撃も、本丸が消滅した事件も、すべて仕組まれたことだった。

「ここにいる刀をすべて折ると。だけど長義だけは見捨てられなくて……

ずっとひとりで抱えて悩んでたんだと長義は知る。

なぜ遡行軍側なのか問い詰めると、審神者の意向だと言う。審神者が亡くなっているのは偽装だった。

政府の監視により身動きが取りにくくなった本丸を捨て、他へ逃げたと言う。

「俺達は何年もかけ政府に侵入し掌握した。政府が降伏するのも問題だ」
間違ってるとわかっているだろうに何故そんなことをするのか問い詰める。まんばは悲しい顔をして「審神者には逆らえない」と言う。

「お前を苦しめるやつは全部俺が斬るから、だから……!」

まんばをぎゅっと抱きしめる。

〜Happy End〜

長義くんはこの後、本丸に連絡し、政府での暴動を鎮めます。他の友人・知人審神者(ゴリラ)も呼び寄せました。
💥🏢💥  🦍🦍🦍🦍🦍💨

さらにまんばの本丸へ乗り込み、審神者を拘束。まんばを自分の本丸に引き取り、一緒に暮らしました。

お付き合いありがとうございました!お疲れ様でした!