木蔦(キヅタ)
2022-08-18 15:07:30
2442文字
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昔双子のようだと言われた幼馴染ちょぎくに【ちょぎくに】


ちょぎくに
・現パロ
・女体化

まんばと長義くんは幼馴染。毎日日が暮れるまで遊んで、いつも一緒にいた。

そんな長義くんが引っ越すことになる。ふたりはお互いを大好きだったので「大きくなったらけっこんしようね」と約束して分かれた。
ふたりは顔も良く似ており、いつも一緒だし、お揃いのものを身につけることも多かったので、近所では双子かな?と温かい目で見られていた。

それが突然離れ離れになって悲しい。
しかし大きくなったら結婚!とそれだけを支えに過ごしてきた。

そしてちょぎくには再会する。

長義はかっこよく成長していて、見惚れてしまった。昔は双子と言われただけに、身長も一緒だったが、今はぐんと背が伸びた。

昔の約束は覚えていたが、所詮子どもの戯言、相手は本気にしてない、とまんばは思っていた。しかしそれを抜きにしても長義に会えたのは嬉しかった。

しかし折角再会したのに長義は冷たい。まんばを避ける。
幼馴染だってわかってないのかも?と思ったが、長義は覚えているが、お前には関わりたくないとキッパリ言われる。
まんばはショックを受ける。嫌われた。いやもしかしたら表に出さなかっただけで昔から嫌われていたのかもしれない。

まんばは長義と距離を取るようになる。

しかしまんばが窮地に陥ると何故か長義が助けてくれる。そんなことが何度かあった。その後は憎まれ口を叩き、また距離を取られてしまう。
(なんで嫌いな俺に優しくしてくれるんだ??)
言動と行動がチグハグでよくわからない。昔馴染みが不幸に見舞われるのは見たくないというだけか?

そのうちまんばは改めて長義を好きなことに気づく。子どもの頃の好きとは違う、溢れるような抑えられない想い。
しかし長義からは嫌われているので振られることはわかっている。

まんばは昔馴染みのにゃんせんくんに相談する。にゃんせんも長義をよく知る幼馴染。
にゃんせんに宥められ、気持ちも落ち着いてくる。そこで「夢中になれる他の事があれば長義を忘れられるのでは!?」と気づく。
そうだ、趣味を持とう!
趣味にのめり込もう!
にゃんせんにも応援される。
山登りでも趣味にするか、と登山グッズを買いに行く。色々見ていたら声をかけられる。(まんばは気付いてないが)ナンパ。

正直に受け答えしていると長義が追い払ってしまう。偶然居合わせたらしい。
「???( 'ω' )」と思っていると長義が凶悪な顔で見下ろしてる。

「お前は!世話が焼ける!」
あーだこーだ指図を受ける。
「お、お前にそんなこと言われる筋合いはない!」
「ある!だって俺はお前の……っ」
そこで言い淀む。
(『幼馴染』?まさか『将来を誓い合った仲』とか言わないよな?)

「とにかく許さないからな!」
何を許さないのかよくわからないが、反対される。

その後、危なっかしいから趣味は諦めろと冷たく言われる。また長義から冷たくされる日々。

まんばは諦めるために長義に告白する。
「そんな感情は持てない」と断られる。

しかしその後、さらに長義の干渉が増える。そばにいるとずきずきしてつらい。
まんばの行動に色々指図する。
「もう放っておいてくれ!」と突き放すと抱きしめられる。その目はまんばを愛おしいと言っているようで、普段の長義との違いに混乱する。

そしてまんばとは付き合えない、結婚できない、と言われる。
告白してもないのに、突然何を言い出すのか、前言われたことをなぜもう一度言われたのか、「??」としていると、長義が続ける。
「小さい頃の約束は覚えている。その気持ちは今でも変わってない」
「は?」
「だけどダメなんだ、俺はお前と兄妹なんだから!」
「!」

長義は父親がそう話している所を聞いてしまったらしい。
自分達は以前『双子のようだ』と言われていた。それは血縁関係にあったからだった。

まんばはショックを受ける。

「俺もお前のことが好きだ、だけど許されない」
長義が今まで冷たい態度だったのはこういう理由だった。だけどまんばに他の男が近づくのは許せず、たびたび干渉していた。
「父親を実父でないと知ったら傷つくと思ったから、この事はお前に黙っておくつもりだった。だけど我慢できなかった。一緒にはなれないけど、この事をお前が知れば、俺から離れられないと打算的な考えで打ち明けたんだ。ずるい男だろう
まんばはまだ事実を受け止め切れず、呆然としたまま家に帰る。事実を確認したくて、だけど言えなくて、まんばは悩む。

まんばは試しに母親に長義と両想いになれたと打ち明けてみた。すると母親は長義との仲を反対し始める。

(やっぱり、兄妹だから反対するんだ!)
長義に会うたびに苦しくて、悲しくて、つらくなる。もうこれで会えないかも知れないとそのたびに考えるようになる。

こっそり隠れてキスをした。こんなこといけないとわかってはいるのに、求める気持ちは止まらない。
もういっそ駆け落ちしてしまおうかとまで考えた。


そこまで追い詰められてようやく二人の関係が親にバレる。

「兄妹だって、知ってるんだ……、だけどお互い好きで!」
「は?」
親が凶悪な顔になる。
「誰と誰が兄妹だって?」
「俺と長義が。違うのか?俺の本当の父親は、長義の父親だって!」
「はぁぁぁ??」



結果から言うと、異母兄妹ではなかった。

実はまんばの両親と長義の両親はそれぞれが遠い親戚にあたる。その所為で隔世遺伝的な感じで顔が似てしまった。
まんばたちのことを反対したのも親同士が仲が悪いため。「天と地がひっくり返ってもあり得ない!」と言っていた。
親の前で盛大に告白してしまって恥ずかしくなった。穴があったら入りたい。

そしてまんば達は親を説得し、ゴールイン、という感じの韓●系お祈りでした。
お疲れ様でした!お読み頂きありがとうございました!