木蔦(キヅタ)
2022-02-14 16:10:00
2441文字
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神域で抱かれ続けているまんばの話【ちょぎくに】


ちょぎくに
※睡姦あり

まんばはハッと目を覚ます。
「ああ、ようやく起きたか」
何でもないことのように長義が言った。
普通なら朝の挨拶に続くだろうが、そうはいかなかった。

下半身が長義と繋がっていた。

「ひっ
長義が動くと甘い感覚が走る。突然のことで達してしまった。
びくんびくんと痙攣し、脱力する。
ぐたりと弛緩すると、長義がにこりと覆いかぶさって来た。

「まだ、終わらないよ」

暗転

まんばは布団にぐったり横たわる。身体が指一本たりとも動かない。

「ここは……?」
本丸ではない。感覚が違う。そして妙に静か。
「俺の神域」
「な!」

閉じ込めてどうする気だ。先程の行為を思い出し、性欲処理として連れてこられたのかと気づく。

ご飯を用意される。
正直お腹は減っていたが食べてはいけない気がしている。確か「ツクモヘグイ」と言ったか(※黄泉竈食ひです)
食べると元の世界に戻れない。

ふい、とそっぽを向き、食べる意思がないことを示す。

長義はため息。
「まあ食べなくても良いけどね」

長義は出て行く。
まんばは気が抜ける。ここに連れて来られるまでが思い出せない。確か普通に寝て……、もしかして寝てる間に攫われたのか?と思う。

早く帰らなくてはと思うが、長義の神域を抜け出せるほどの霊力はまんばにない。
途方に暮れる。


数時間後、長義が戻ってきた。まだまんばはあの行為で疲れていると言うのにまた抱かれた。
最中はいやらしい声ばかりをあげてしまった気がする。無理矢理だが快楽に負けてしまった。もはや拷問。
終わるとまんばはまたぐったりとして、寝てしまった。


翌日起きると長義はいなかった。
ぼんやりと起き上がり、長義の神域を歩き回る。

昨日は初めての行為で気怠げだったが、今日は幾分かマシ。
早くここから脱出しなくては、と抜け出せそうな綻びを探す。
その途中で長義が帰ってくる。
「何してるの、お腹でも減った?」
長義にその場で引き倒される。やめろと抵抗したが聞く耳を持ってもらえなかった。

自分の嬌声が辺りに響き、誰もいないとわかっているが恥ずかしい。
そして抱かれた。
長義は、くったりと脱力したまんばを元の部屋に運び、もう1ラウンド。

たっぷり中に注がれた。気持ち悪い。出したい。長義の霊力がじわじわまんばに侵食している。体を作り変えられている感覚がした。

ご飯を用意される。
「食べないの?」
「いらない」
唐突にキスされる。そして長義の霊力が口から入ってくる。
「んん……
「食べないならこうするけど」
「ん〜〜!」
何度も何度もキスされる。まんばは長義に翻弄される。

長義の霊力を上からも下からもたっぷり注がれた。
まさか長義はまんばを眷属にしようとしているのでは。
こんなところに軟禁するくらいだ。あり得る。

早く審神者の元へ帰りたい。今頃自分を探してくれているだろうか。
いなくなったことに気づいてくれているだろうか。審神者の刀の中の目立たない一振り。いなくなっても気づいてないかもしれない。

まんばは何とかここを抜け出そうと長義を説得する。しかし聞く耳を持ってもらえない。


毎日のように抱かれる。まんばは寝ては抱かれ、の繰り返し。

まんばの身体も長義に調教されつつあるのか、快楽を感じやすくなっていった。少し触れられるだけで声を上げてしまう。先を期待してしまう。
やめてと口では抵抗するものの、本当にやめられたら縋ってしまうだろうとは安易に予想できた。

「主の元へ帰してくれ
涙ながらに訴えると「なら俺の言うことを聞け」と良いようにされる。その後は鳴かされ、果てて、ぐったりと布団に沈む。

「そろそろいいかな」
まんばの中で果てた後、長義は離れる。くったりとしながらまんばは長義を見つめる。
「?」
「終わりだよ」
「な、にが
「この、非日常が」




まんばはハッと目を覚ます。
「兄弟!」
「兄弟!」
堀川と山伏と審神者がまんばのそばにいた。
がばりと起き上がる。

(ここは現実世界?神域から出られた?)
夢じゃないことを確かめる。

「主、俺は本歌の神域に幽閉……
「本当によかった、長義さんが助けてくれたんだよ!」
「え?」
「長義さんがいなかったらどうなっていたか
「兄弟、それはどういう……?」

兄弟が言うにはまんばは怪我を負い、重傷だった。
長義が咄嗟の判断で弱っているまんばを自分の神域に引き込み、力を与え続けたと言う。

まんばはそう言われ、怪我をした瞬間がフラッシュバックする。まんばのミスで大怪我を負った。折れたかと思った。

そして外に出しても実態を保てられるほど回復した後、長義の神域から解放された。
まんばはすべて思い出す。
「ほ、本歌に、礼を言いにいく!」
「うんうん、回復したら行こうね」

と思い、行ったものの「そう」と素っ気なくされる。まんばを助けるためにあれほど心を砕いてくれたと思ったのに、義務的だったのか、と沈み込む。

そして夜、まんばは困ったことになる。
神域で抱かれ続けていたため、体が疼く。

長義には頼れないため、ひとりで処理しようと思ったが、思うようにいかない。
あと少しと言うところなのに、歯がゆい思い。

誰かに相談したい。真っ先に長義が浮かぶ。しかし素っ気ない態度を思い出すと勇気が出ない。

結局長義の元に訪れる。
前を腫らしたみっともない姿で恥ずかしい。
長義は呆れたのかため息。

「お前がやるなら付き合ってやらんこともない」
そう言ってまんばを上に乗せる。
「え!」

暗( ´ - ` )転





まんばを想って助けたんだと言うことを知り、素っ気なくしたのも、我慢が効かなそうだったからとわかる。

そしてくっついてちょぎくにハピエン、お疲れ様でした!
いつも同じ展開ですまんな(´・ω・`)