木蔦(キヅタ)
2021-12-26 15:20:15
1205文字
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まんば派閥と長義派閥に分かれてる本丸の話【ちょぎくに】


こちら、お祈り本③の書き下ろし予定でしたが、似たような話を以前書いたのでボツにしました。

供養で公開しますが、途中で終わります。

ちょぎくに




本丸は派閥で分れていた。

初期刀である国広派、政府の刀である長義派。

長義が顕現した日から毛嫌いされ、いつのまにか彼は大きな派閥を作り上げていた。長義の取り巻きはまんばをなじることが多い。

それを庇うように国広の周りにもたくさんの刀が集まり、いつしか二組はいがみ合うようになっていった。

ある日まんばは長義に胸ぐらを掴まれる。殴られるのか、と身構えたがそんな素振りはない。
「?」
「ずっとこうしたかった……

こう?殴りたかったと言うことか?今殴るのを我慢しているのか?

「へ?い、いきなりなんだ、長義
「長義って呼んでくれるんだね、嬉しいよ国広」

偽物くんじゃない呼び名で、気味が悪くてぞっとする。
「な、なんなんだ、あんたおかしいぞ!」
離れようともがくがびくともしない。それどころか、腰を引き寄せられる。

「おかしくない、お前のことをいつも想ってる」
意味がわからなくてぼんやりしていると、長義の顔が徐々に近づいてきて、キスされるのではと悟り、押し返す。

「頭でも打ったのか!?俺のことを目の敵にしてるくせに!」
「あれは仕方なくだ。本当はお前のことが好きだった」

あれだけ国広を悪く言っておきながら信じられない。
「お前の言うことは信用できない」
国広は長義を突き放して出て行く。

悪い冗談だと思ったが、それはたびたび続いた。国広が何度も袖にしても長義は止めることはなかった。

「そろそろ俺が本気だって信じてもらえた?」
「信じないっ!」
国広との物理的な接触はどんどんエスカレートしていき、最近では首筋や頬にキスするまでになった。

今だって国広の手の甲にちゅっとリップ音。チラリと国広の様子を伺う目は切長で、彼独特の色香にあてられてクラクラしてしまう。
じん、と握られた手が熱くなる。
「や、やめろ!そういう触れ方をするな!」
「じゃあどういう触れ方ならいいのかな」















ここまでですがこの後の展開を言いますと、長義にぐいぐい迫られ、ハニトラだとわかっていつつも国広はずるずるなし崩しに身体を許してしまいます。
愛の言葉を熱心に呟かれ、まんばも徐々に惹かれていき、信じてみたいと思うようになります。

しかしそんな時に長義が側近にまんばを上手く嵌めれそうだと話しているのを聞いてしまい、ショックを受け、長義を拒否します。

しかし実は長義の本心は、まんばの事が好きで、なんとかこの派閥をだし抜きつつまんばを手に入れられないかと考えた末の出来事でした。
側近に話していたのはまんばとの関係を疑われ、誤魔化すためについた嘘。

そしてその後ちょぎくにハッピーエンドという流れ