木蔦(キヅタ)
2021-12-26 14:19:45
1332文字
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まんばに恋をした二振り目長義くんの話【ちょぎくに】


ちょぎくに
主役視点はバッドエンド(?)注意
サンド
ごーかん表現あり

一振り目:長義一振り目のこと
一人称:長義二振り目のこと

この本丸のまんばは可哀想。一振り目にいつも横暴な要求をされている。まんばのことを召使いと思ってるのか、人使いが荒い。

ある日長義はふたりの情事に行き合ってしまう。
嫌がるまんばを無理矢理抱いているようだった。まんばは「やめて」「はなして」と懇願しながらも、あれよあれよと乱れていった。その声は艶めいていて、聞いているだけで長義は火が灯った。

あわてて自室に戻り、先程のことを整理する。しかしまんばの吐息混じりの声が頭から離れない。
長義自身が熱を持ち、堪えきれずそれを扱き始めた。しなやかな四肢、吸い付くような肌、火照った頬。すべて想像でしかないが、長義は夢中になる。

自分が体を暴き、足を開かせ、肉棒をその身体に突き立てる。そう考えただけでぞくぞくした。

しばらくして熱が収まると、長義は呆然とする。
もしかして自分は写しに恋をしているのではないか?と思い始めた。一度そう思うと次々といろんなことを思い出す。

写しを抱いている一振り目が羨ましいのだという結論に至る。
写しと恋仲になりたい。一振り目から奪いたい。
少なくとも自分の方が大事にしてあげられる。
一振り目は写しに酷い態度ばかり取ってる。だから奪ってもいいのではないか?と思い始める。

写しに「好きだから俺を選んで欲しい」と告げる。写しは照れて顔を伏せる。
脈がある!!!

たぶん一振り目のことが怖くて自分の気持ちには応えられないはずだ。応えたら酷いことされそう。
でもまんばを助けたい。

まんばの腕を取り引き寄せる。微かに震えてる。
「俺を選んで欲しい」
困った顔のまんば。憂い顔も綺麗で心惹かれる。早く自分の物にしたくなる。
まんばにキスをした。魅せられて、体が勝手に引き寄せられた。
一度キスすると止まらなくて、もう一度。
畳に押し倒し、至る所にキスをする。
「や、やめ……
困った顔でまんばが言うが、抵抗は弱い。本気で嫌がってない。
「嫌なら力一杯突き飛ばして」
まんばの服に手を掛ける。まんばからの抵抗はない。

「何してる」

一振り目が入ってきた。そしてグーで殴られた。壁まで吹っ飛び、畳に転がる。
「大丈夫か?」
一振り目の問いかけに、こくん、とまんばが頷く。そして一振り目に縋った。震えて一振り目に抱きついている。それを大事そうに一振り目が撫でて、キッと長義を睨みつけた。

これは!?なんで縋って!?

実は一振り目達はイチャイチャラブラブだったんだけど、人前では恥ずかしくてぶっきらぼうな態度をしてしまう照れ照れかっぽーだった。
そしてこの前、誰がくるともしれない場所でセッをおっ始めたため、まんばは抵抗し、はたからみるとごーかんのような感じになってしまったのだった。

そしてまんばは人見知りで、恋仲の同位体と言えど萎縮してしまい、拒否できなかった。ギラギラした欲望を向けられ「ひっ」となっていた。

長義は一振り目にボコられた。
そしてイチャイチャを見せつけられ、心身ともにズタボロになったのだった。

おしまい。