木蔦(キヅタ)
2021-09-26 13:22:53
1163文字
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空間が切り離された本丸に長義くんが迷い込む話【ちょぎくに】※バドエン


※メリバかバドエン。ただしその後ハピエンにもなれるが書かない。想像にお任せする。

長義は政府の刀で、ある時転送装置を使い移動する時に、違う場所に辿り着いてしまう。

そこは個人の本丸で、転送バグかと思い、もう一度移動しようとする。そこで引き止められる。
「あんた!他所から来たのか!?」

野菜のカゴを抱えたまんばだった。まんばは慌てて走ってきて、長義の手を取る。
「頼む!行かないで欲しい!」
泣きそうな顔で懇願される。


実は転送バグなのか、時空から切り離されているのか、本丸から出れないらしい。現在の年を伝えると、100年余、この状態だったらしい。ちなみに審神者はとうに亡くなっている。

「行かないでくれ!あんたがいなくなったらまた閉じ込められてしまう」

写しに懇願され、仕方なく滞在する事にする。
しかし長義が滞在する事で直るわけでもない、逆に長義が帰れる保証はない。ただの気休め。

それでも長い間放置された本丸の刀達の精神状態を鑑みて長義はしばらくいてあげることにした。

長義は本丸の転送装置を確認する。
物理的には壊れていない。電源は付くがうまく動かない。
政府への通信機も同様。
長義が直すのは無理そう。

長義の持ってる通信機が使えるか試してみたがそれも無理。助けは呼べない。

原因を探るべく、まんばとアレコレ調べる。



そうこうしている間にちょぎくにになる!!!(かなり端折る)



長義はどうしてもこの状況を打破したい。一度政府に戻り、助けを呼ぶと言う。

まんばは離れたくないと縋る。
長義がここを離れたら、もう絶対に会えない。ここは閉ざされており、長義が今回来たことすら奇跡なのに、再度くるなんてできるわけがない、と主張。
長義はここの座標も記録したし、転送履歴も残ってるから大丈夫だと言う。
必ず迎えに来る、すぐに戻るから待っていて欲しいと。

そして長義は政府に帰る。
長義の転送装置がちゃんと動くかは不安だったが、問題なく政府に帰れた。
(ちなみに長義が持っている物は一振り用なので誰か連れていけない)
事情を話し、救援部隊と共に記録した座標に向かおうとしたが、辿り着かない。
何度やっても同じ。履歴も辿れない。本丸番号からも探ってみたができない。

夢だったんじゃないか、とか、力のある付喪神に唆されたのでは、と言われる。

しかし本丸の過去の記録を探してみるとちゃんと存在しており、所在不明となっている。長義の記憶とその記録が一致する事で、あそこの本丸は実在していると確信できる。偶然ではない。

まんばの不安をもっと察していれば、とか、迎えに行くと約束したのに、とか後悔ばかりが襲う。

そして長義はその本丸を今も探し続けている。




おわり