木蔦(キヅタ)
2021-08-30 17:03:48
1294文字
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金色の瞳のまんばと誤解した長義くんとまきこまれた南泉の話【ちょぎくに】


ちょぎくに
(にゃんばっぽい表現あり)

長義が顕現。さて自分の偽物くんは、と意気揚々とマウントを取りに会いに行く。

しかしまんばにあった瞬間、長義は今までのプラン(回想)が頭から弾け飛ぶ。

この本丸のまんばはおかしかった。
瞳が緑ではなく、金色だった。
刀はセッすると相手の霊力の影響を受けやすい。瞳の色が変わることもある。霊力供給。

もしやこの偽物くんは誰かとセッしたのでは。
そうに違いない。恋刀がいるのか。

この瞳の色、どこかで見たことがある。昔良く見てた、これは

「猫殺しくんだ!!!」

怒りのままに南泉のところに突入する。

「猫殺し!!貴様、俺のモノに手を出しやがって……!」
「にゃ!?にゃんだ!?てかお前顕現したのか!」
怒りの所為で我を忘れ、口調も荒くなり、南泉に詰め寄る。
「あれは俺のなのにお前なんかが……!」

南泉は長義が何を怒ってるのかよくわからない。

うーん、と考えた後、ハッと閃いた。心当たりがある。

美術館時代だった頃、同じ付喪神仲間から長義があられをもらったことがあった。あれを実はこっそり南泉が盗み食いしていた。

すぐさま土下座する。

「すまん!!どうしても欲しくて……!つい出来心だったにゃ!」
「出来心だと!?そんな軽い気持ちで手を出していいもんじゃないんだよ!!」

食べ物の恨みは怖いにゃ〜(;冊;)などと思ってる。
「わかった!代わりのものを用意する!それでチャラにしてくんねーか!?」
「はぁ??どうやって」
「買ってきて
「不可だよ不可!!何そんな非人道的行為しようとしてんの!?見損なったよ猫殺しくん!!」

ひなあられ買うのはダメなのかにゃ〜〜(;冊;)
「じゃあ俺が代わりに……
買うのがダメなら手作りしようと言う。
「不可中の不可だよ!!猫殺しくんなんかいらない!!」
「ヒデェ言い草!」
そこにまんばが現れる。

「本歌、俺の顔を見るなりいきなり駆け出してどうしたんだ??」
「偽物くんは黙ってて!」
「写しは偽物と違うが、これはなんだ?喧嘩か?」
「猫殺しくんが寝取ったから仕置きをしてるだけだよ!」
「寝とらんが!」
「寝取っただろ!」
「さっきから話しとったがね!!」
※寝とる:寝てるの意
※が、がね:語尾。「だろ」などの意

「なんで猫殺しくんいきなり訛ったの?」
「オメーが先に訛ったんだろうが!!」

良くわからないながらも、長義は南泉に念押しする。
「とりあえず軽い気持ちで手を出したなら引いて。今後は許さないから」
「お、おう……?」
長義はまんばの手を引いて部屋を出る。

「偽物くん、これからは俺が守ってあげるから心配しなくていいよ」
「???なんのことだ?喧嘩は終わったのか?」
「お前も拒否できず無理矢理されたんだろ?後で懲らしめておくから」
「いや別に俺は喧嘩してないんだが
「うんうん、ヤられても怒れなかったってことだね」
なでなで。

後日、まんばは顕現時から瞳の色が違う亜種だということが発覚する。

おしまい。
お読み頂きありがとうございました〜!