木蔦(キヅタ)
2021-07-17 14:52:39
1232文字
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催眠術を掛けられるまんばの話 事例①【ちょぎくに】


×番煎じですが。

ちょぎくに

長義は「催眠術」の本を見つける。パラパラと立ち読みした後、興味を惹かれ、購入する。

部屋で読んでた時にまんばが訪れる。単純そうだし、小生意気だから悪戯してやるかという理由から、まんばに催眠術を掛けようとする。

「ちょっと協力してほしいことがある」などと口車に乗せ、まんばに掛けてみる。
それまで普通に会話してたのに、カクンとまんばは首を傾げさせる。居眠りしているかのよう。

本当に術に掛かってるのか?掛かった振りしてるだけなのか?と疑う長義。
ちょっと試しに何かさせてみようと思う。まんばが絶対にしなさそうなこと、と悩み、ハッと思いつく。

「布を取ってみろよ」

まんばはすんなり布を脱ぐ。あれほど他人に見られるのを嫌がっていたのに。あれだけ嫌な事をすんなりしたのだから、催眠に本当に掛かっているのだとわかる。
まんばは風呂すら身体を隠す徹底ぶり。面白くなって、長義はまんばに服を脱げと命令する。

まんばは抗うことなく自分の服を一枚一枚脱ぎ始める。白い肌が露出する。

あまり見たことがないまんばの肌に、何か淫靡さを感じ、ごくりと喉が鳴る。部屋は閉め切っているが、まだ昼間で、外からの明かりでまんばの身体が良く見える。

肌理が細かく、透き通っており、触ると心地が良さそうだ。触れてみたくなる。しかし写しの肌に触るなど、矜持が許さない。しかし少しだけなら、と思う。

「今からすることは、催眠を解いたらすべて忘れろ」

そう前置きをし、まんばの肌に手を滑らせる。
すべすべで吸い付くような手触り。気持ちいい。
「ん」と鼻に抜けるような声が上がり、面白くなってもう一度触れる。

それを繰り返していると自分が興奮していることに気が付く。
ちょっとした出来心で、こんなの咥えさせられたら傑作の恥だよなと思い、まんばの口へ。
しかし意識がないながらも懸命なまんばの姿に興ふ――心打たれ、まんばを押し倒して、

暗転。

まんばの服とか、すべて元に戻した後で催眠を解く。

まんばはハッとしてきょろきょろ。
何も覚えてないよな、と少し不安になったため「お前、疲れてんじゃないのか?俺の部屋で居眠りするなんて」などとフォローを入れる。何か覚えてたとしても、これなら夢だと思ってくれる。OK!

「えと、俺何か寝言で言ってたか!?」
「ナニモ」
「そ、そうか、良かったなんか、すごく、イイ夢見た気がする
「は?」

まんばは若干頬を染めてそう言う。そりゃあれだけイかせてやったから良かったんだろうけど、その感想はなんだと思う。

「嬉しくて、少し悲しい夢だった」

おしまい!!



■どうでもいい設定
・「悲しい」は現実じゃないから「悲しい」。
これそのうち両想いになりますのでハピエン案件です。
・まんばは完全に催眠かかってます。
・本当は極んば(生意気設定のため)の予定だったけど布が欲しかったから布んば