三日月に片想いしてるまんばに片想いする長義の話(ピュアピュア本歌さん)【ちょぎくに、みかんば】
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の続き
短いです。その後をさらっと。
まんばと長義くんの仲はもだもだ焦ったい感じで進んで行く。早朝、庭を散歩してて、そっと手を繋ぎ、お互い赤くなる感じ。
でも先に進みたいと言う思いもお互いある。まんばは長義くんにリードしてほしいと思ってて、一方長義くんは以前の失恋からまた振られるんじゃないかとなかなか手が出せずにいた。
「国広、ほら見て、てんとう虫が」
「え?どこだ?あ、かわいいな」
って何気ない会話をしてる時に、顔が近い事に気づいて、お互いハッとなる。雰囲気バッチリ、距離感バッチリ。これはキスする流れ!
ドキドキしながら長義くんがまんばの頬を包み込んで、まんばはそっと目を閉じる。長義くんがゆっくり顔を近づけて、その唇に
………
「おっはよー!」
「おや、おはようございます。早いですね」
大きい声がして、お互い離れた。
近くに他の刀がいたらしい。会話の内容からして長義たちには気づいてなさそう。ホッとする。
もうキスする雰囲気じゃなくて、お互い照れながら、ちょっと距離が離れつつ、散歩を楽しむ。
長義はなかなか先に進めないことを悩んでいた。なんであの時!とかこの前はこんなチャンスがあったのに!とか頭を抱える。奥手。
でもまんばにいつ「心変わりした、別れて欲しい」って言われるかわからない。そんなことが頭にチラつくとどうしても強引に事を運べない。
なんかそんな長義に周りももだもだ
……。
そしてある夜まんばが訪ねてきて、散歩に誘う。いつも早朝散歩デートなのに夜?と不思議に思ってる。
「暗くて危ないから」
そう言いながら手を繋ぐ。ドキドキ。
辺りは静まり返ってて、聞こえるのは虫の音だけ。
心臓の音が聞こえるかもしれないと思いつつまんばに連れられて進む。
どこに行くのか。
やがて本丸を抜け、上り坂になり、長い間歩き続け、息が切れてくる。汗がたらたらと流れる。
(本当にどこに行くんだ!?)
明らかに山道。山登りをさせられてる。(夜の登山は危険ですのでやめましょう)
結局頂上まで来て、長義はぐったり。
「大丈夫か?」
「へいきだ
…」
まんばは息も切れてない。軟弱な男と思われたくなくて虚勢を張る。(が、クタクタなことは一目瞭然)
その場に座り込むとまんばが長義の顔を覗き込んだ。
「やっぱり無理だったか?」
「そんなこと
…!」
バッとまんばを見上げると、一面の星空が飛び込んでくる。
真っ暗な空、星が落ちてくるんじゃないかと思うくらい近い。息を呑むほどの景色。
目を奪われる。
「気に入ったか?」
まんばは悪戯が成功したような顔でへへっと笑う。
「うん」
「よかった」
すると視界から星がなくなる。何かで遮られた。そして、ちゅう、と唇に感触。
「ふふ
…」
まんばが覆い被さってきたんだと気づく。そしてキスされたんだと自覚する。
「待て!そ、それは俺からしたかった
…!」
「だって長義、なかなかしてくれないから」
まんばも待っててくれてたんだと知る。ロマンチックな雰囲気で、ふたりきりで初キスなんて、演出完璧だろ
…!orz
「ようやくできたな」
まんばが嬉しそうに笑うから、あまりに可愛くって、長義はまんばを引き寄せて唇を奪う。
「もっと
…」
まんばが長義の首に腕回すから長義もまんばを抱きしめる。何度も何度もキスして
…
ちょぎくにHappy Endー!ありがとうございました!お疲れ様でした!
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