ちょぎくに
※何でも許せる人向け
ヒートが酷いまんばと、Ωのフェロモンを感じないαの話【ちょぎくに】
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↑ここに出てくるふたりです。
分岐してるので、2ページ目の方を採用します。
ある日まんばは本丸の近くで、女性が倒れているのを発見する。まんばは慌てて抱き起す。
彼女は自分がさきゅなんたらだと名乗った。そして今弱っているから助けて欲しいとまんばに乞う。まんばが了承すると、なぜか彼女は溶けるように消えてしまった。
よくわからないながらも、本丸に帰る。部屋に戻ると番いがいた。
「国広、どこ行ってたんだ?もうすぐ夕食だよ」
「あ、いやちょっとお使いに
……」
「そういう時は俺も誘って。一緒にデートできたじゃないか」
「あ、ははは
……」
まんばが番いに惚れ込んでると勘違いしている。
まんばは自分の都合で、彼と番い関係を結びたかっただけなのだが、彼はまんばが熱烈に口説いてきたと思い込んでる。
だから彼は気遣いでそういうことを言う。今も「デートできたのに」と。まんばがデートすれば喜ぶと思ってるらしい。
「今日は部屋でご飯食べる?ふたりきりで」
「え!なんでだ!」
「お前は恥ずかしがり屋だから、みんなの見てる前ではイチャイチャできないだろ」
なんでご飯食べてる時にイチャイチャしなきゃいけないのか。
まんばが素っ気ないのは恥ずかしいからだと思ってるらしい。
番いも随分ドライだったが、初の発情期以降、印象が変わった。
まんばのことを気にかけるようになった。他人に気遣われたくない、というか放っておいて欲しい派のまんばは居心地悪い思いをしている。
「だから夕飯取ってくるよ」
「え、あ、いや、俺は
…!」
止めようとしたが、出て行ってしまった。
ため息。
利用し、利用される程度の割り切った関係でいたいのに、なんだか気を遣われると、こっちも疲れる。
そう思っているとなんだか身体が熱くなってくる。じわじわ焦がれるような感覚が腹の底から湧いてくる。
発情期はこの前終わったばかりだから違うはず。だけどこれは発情に似ている。
奥に欲しい、じくじく疼く。
気を散らそうとしたが、どうにも上手くいかない。
(もうすぐ戻ってくる
…。その時は何でもない顔をしないと
……)
そう思えば思うほど焦りからか、うまくいかない。ひくつく。その感覚すら毒。
すると突然脳内に女性の声がする。先程本丸の近くで倒れていた女性のようだ。
彼女は男性の精を糧として生きていると言う。現在力尽き、動けないためかわりにまんばに集めて欲しいとのこと。
(精
…??)
まんばは首を傾げる。飲み込めないでいると、彼女がさらにセッ
…すればいいと言葉を添える。
(なん、だと
…!?)
まんばは青ざめる。
自分はまんばの中で少し眠るのでよろしく頼む、集めやすいように感じやすい体にしておくと言って途絶えた。
(待て、身体が熱いのって、その所為か
…!?)
余計なことを
…!と思っていると番いが戻ってきた。
「国広、持ってきたよ」
まんばは力が抜けそうな体をぐっと支え、何でもないふりをする。
ふたりでもぐもぐ。だけどまんばはどんどん境地に陥っていく。苦しい。
はぁ、と熱い吐息を吐いたのを目敏く見咎められる。
「何かあった?」
優しい声色。顔を覗き込んでくる。
「いや何でも
…」
「でも顔が赤いよ」
「大丈夫だから」
「熱でもある?発情期はこの前終わったばかりだから
……」
「ひゃぅ」
額に触れられただけで変な声が出た。こんなところ触るだけで感じるなんて、どんな手を使ったんだと腹が立ってくる。いくら発情期で敏感になってても、額を触れられただけでこうなりはしない。
「え」
番いも驚いて手を引っ込める。
(ドン引きしてる
……やばい
……)
誤魔化さないとと思うが、何の力なのか、番いに引き寄せられる。ぽすりと胸に倒れ込んだ。肺いっぱいに番いの匂いを吸い込むと落ち着く。脱力した。
動こうにも動けない。力が入らない。
「もう少し、このままで
……」
体勢が整うまで申し訳ないが支えてもらうことにする。
しかしこうしていると頭がぼんやりしてくる。ずっとこうしていたい。心地良い。
相変わらず熱はある、というか触れたことで酷くなってる。触れ合った箇所が熱い。
「もしかして誘ってる
…?」
「誘
……?」
「そんな潤んだ物欲しげな目で見上げられると、俺もつらいんだけど
…」
「すまない
……?」
何かつらい思いをさせていたらしい。条件反射に謝る。
まんばの身体を番いの手が滑る。もっと触れて欲しい、乱暴にしてほしい、激しく求めてほしい、そんな考えが浮かぶ。その欲からか、自然と体はその手へ押し付けるように傾いていた。
このままではダメだ、まんばは冷静になろうと深呼吸を繰り返す。
「何でも、な
……」
まんばが理性を振り絞って、番いから離れようとする。彼を見上げるとバチッと目があった。
彼は獲物を前にした空腹の獣のような目をしていて、まんばは固まる。
まんばはどうしようもなく惹かれる。思わず手を伸ばした。その手を取られ、ちゅっとキスをされる。唇が当たる感触がこそぐったい。
そして
暗 (⃔ *`꒳´ * )⃕↝ 転
まんばはぐったりしていた。まんばがもう無理と思うたびに、まだ足りない、まだ欲しいという意識が浮かんできて、まんばを焚き付けた。発情期ではないのに、それに相等するのめり込み方だった。
その所為でもっともっとと番いにせがんでしまった。番いは断るかと思ったが、最後までまんばに付き合うと言う芸当を成し遂げた。彼だってラットではなかったはずだが、それほどまでに元気だった理由がよくわからない。
お陰で体の節々が痛い。
まんばは布団で沈んでいる。
彼女はまだ物足りないらしく、まんばの中で燻っている。正直勘弁して欲しい。
昨夜は番いの精を絞り取ったので、次は別の男をと考えてるらしい。待って欲しい。身体はまんばのものであるため、他の刀達に手を出すと風紀的な問題がある。
一応まんばは番いがいると言うことになっているのだから、他の刀に手を出すのは不倫とみなされる。
しかし彼女には関係ないようで、まんばを他のところへ向かわせようとした。
が
「どこにいくの?」
番いに捕まり、押し倒された。
「昨日のじゃ足りなかった?お前が無理だって言うからやめてあげたんだけど
…」
「え、でも朝まで
…」
「あれくらい普通でしょ」
「普通なのか!?」
「でも発情期でもないのに、俺を求めてくるのは嬉しいね。お前は普段からサバサバしてるから、気持ちが俺にないんじゃないかってたまに不安になる」
「え」
「昨日みたいに素直になればいいんだよ。発情期じゃなくても可愛がってあげるからね」
「え」
暗=͟͟͞͞( °ω° 三 °ω°=͟͟͞͞)転
お読み頂きありがとうございました!お疲れ様でした!
出てきたのはサキュバスです。夢の中に出てくる悪魔ですが、まんばの体であれこれしたかったので、夢じゃないけどいっかー!ってなりました(本当は夢魔なの忘れてて書き始めて、途中で気づいて引っ込みがつかなくなった)
この後、長義くんの絶倫さにサキュバスは恐れをなして逃げ出します。「昨日も散々ヤったのに、コイツ人間じゃねえ!」ってドン引きします。まだ食べ足りないけど、長義くんばっかりも飽きるし、何よりガツガツさが怖い。まんばは長義くんのお相手をせねばならず、大変なことに
…
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