木蔦(キヅタ)
2021-02-22 17:41:37
975文字
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一夜を共に過ごしてしまい、また会いたいと言ったら、偶然会えたらと言われる長義くんの話【ちょぎくに】


ちょぎくに
※まんばが他の人とも関係を持ってます。

会えたら。

長義はまんばに一目惚れする。まんばなんて本丸でよく見てるが、そのまんばは一際目を引いた。ドストライク。
すぐさま言い寄る。

気付いたら朝チュンしていた。

まんばが起きて、ふわぁとあくびしてる。その仕草も色っぽい。
「ま、また会いたい」
「ん、会えたらな」
「連絡先を交換してくれないか!?」
「端末持ってない」
「どこの本丸なんだ?」
「その辺の」

つれない。嫌われただろうかと思う。しょんぼり。

「次……
「次?」
「偶然会えたら、奇跡だと思わないか?」
そんなロマンチックなことを言われて舞い上がった。我ながら単純だった。

そして、外に出る時は彼と会えないかそわそわした。

偶然は続くもので、またまんばと会えた。そして暗転。

長義はまんばとすっかり恋人気分だった。こんなに美人な恋人がいて幸せ。だけど他の男のことを匂わせられ、びっくりする。

まんばを問い詰めるとあっけらかんと言った。

「へ?俺たちセフレだろ?」

長義はショックだった。まんばとは恋仲だと思ってたのに、まさかセフレと思われてたとは。

「恋仲じゃなかったのか!?」
「え!?恋仲なのか!?」

会いたいと願っても会えない。それは恋仲じゃなかったからだった。
まんばにとっては数あるセフレの中のひとり。ただそれだけ。

「俺はお前の恋刀になりたい!!」
そういうとまんばは困ったような顔をする。
「本気か?」
「もちろん!」
「すまない、俺は本気のやつは相手にしないことにしてるんだ。これっきりにしてくれ」

まんばはいなくなる。何を言われたかわからなくて長義はびっくりする。それ以来まんばに会えない。
まんばに前会った場所で待ち伏せしてても、まったく会えない。あの時の言動からして避けられてると感じる。

まんばは単純に怖い。本気は自分自身を曝け出さないといけないから、本当の自分を見せるのが怖い。セフレはただ身体だけを求めているから気が楽。長義にまんば自身を見つめられる
見抜かれるのが怖いと思い、まんばは逃げた。

この後なんとかして長義がまんばを捕まえて、暴いて、曝け出して、惨めな想いをして泣いてしまったまんばを慰めて、暗転して、ハッピーエンドです。お疲れ様でした!