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木蔦(キヅタ)
2020-12-22 00:51:10
1487文字
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「俺の子だ」と言っていきなり子どもをつれてくるまんばの話【ちょぎくに】
ちょぎくに
ある日まんばくんが子どもを抱いて帰ってくる。
長義はきょとんとして「どこの子だ?」と聞く。
「俺の子だ」
「は?」
長義とまんばは恋刀同士。やることもやってる。しかしまんばは男だし、仮に身籠れたとしても、たった1日で産めるわけがない。
「早過ぎないか?」
「神の一夜孕み」
「それ種付けの方だから」
「想像妊娠してた」
「それ実際は身籠ってないよ」
のらりくらりと会話するまんばに鋭い視線を向ける。
「俺の子じゃないな?」
まんばは黙る。少し目が泳いだ後、言う。
「あんたの子じゃない」
浮気か!!と思う。
あーだこーだ言ったが、1日で出産するのは不思議に思っていない。修行などは本丸時間で4日だが、本人は何百年と旅をしている場合もある。それと同様のことをしたら、妊娠・出産を本丸時間で1日で終えることもできるはず。
「それであんたに頼みがあるんだが!」
まんばの勢いに気圧される。
「子育てを任せたい!」
「いやお前の子だろ!?」
「俺の子だ!だからあんたが育てるのが道理だろう!」
「どんな道理だ!全然理屈通ってないだろ!」
「理屈っぽくて嫌味な男だな」
「恋刀に対して辛辣すぎないか??」
子どもはまんばに似ている。金色の髪、翡翠の瞳。
そして、子育てが始まったが、何かと長義に丸投げされる。泣き始めたらあやすのは長義だし、ご飯を食べさせてあげるのも長義、遊んであげるのも長義
……
「お前の子なんだろ!?なんで俺が!」
「いやお前に育てられた方がその子も嬉しいだろ」
子どもは純粋で、何も悪いことはしてない。しかしまんばと誰かの子どもだと思うとイライラしてくる。恋刀である自分以外と子を成すなんて裏切り行為だ。しかもなぜ恋敵の子を自分が育てなきゃいけない?
長義は夜、子どもが寝静まった後にちらりとまんばを見る。まんばも既にすやすや
…
。
睡(-_-)oO姦
まんばが起きる。状況に気づき、慌ててる。
「ちょ
…
!隣に赤子が寝てるのに
…
!」
「お前が静かにしてれば起きないよ。それに起きたとしても何してるかわからないさ」
「な、なんで、こんな
…
!」
「他のやつと子を作っておいて、恋刀の俺とは嫌なの?」
「え
…
!?」
暗_(:3 」∠)_転
「俺が悪かったから、もうこういうのはやめてほしい
……
」
やめてほしいのはこっちだ。浮気で他所で子どもを作るのはやめてほしい。嫉妬がふつふつ
……
。
まんばはぐったりしている。
「あまり情報を漏らしたくなかったから言わなかったが、あれは俺の子じゃない」
「は?」
「どちらかというと長義の子というか
…
」
「待って、心当たりがない」
「ぶっちゃけ俺だ」
「は?」
小田原云々の歴史改変をされてしまって、生まれたばかりの付喪神が危うくなったのでしばらくの間匿うことになったらしい。
小田原では長義がまんばの面倒を見てたので慣れてるだろと長義に丸投げ。
まんばにそっくりだから、余計な詮索されたくなくて、子どもだと言っていた。それが嫉妬を呼ぶ裏目に。
長義はポカンとする。
なんか拍子抜け。他所で男を作ったんじゃないのか。ホッとする。
そして歴史をある程度修正できた報告を受け、赤子まんばを返し、ちょぎくには幸せに暮らした。( ˘ω˘ )
お疲れ様でした!お付き合いありがとうございました。
ちょっとしたネタなので、あまり山場なくてすみません!深いストーリーがあるネタでもなくすみません!
ただ子持ちまんばに、もやもやした長義くんが書きたかった
……
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