ちょぎくに
長義はまんばが好き。だけど素直になれない。今日もくそかわいいなって思いながら、気持ちを隠してツンを発揮する。
ある日、朝起きるとまんばの寝顔が目の前にあった。びっくりして飛び起きる。
起き上がったつもりが高度がそんなに上がってない。というか寝てるまんばを見上げてる。
え、なんだこれ、と自分の体を見ると丸っこい。なんと長義はもちになっていた。
まんばが起きる。もちの長義を発見し驚く。
「か、かわいい///」
いやお前がかわいいよ!!
頬を染め、嬉しそうに微笑んでる。そんな顔見たことがない。
「どこから紛れ込んだんだ
…?確かもちっていう生き物だよな
…?」
まんばがもちちょぎをナデナデする。心地いい。
(そうか、『俺』だとバレてない)
長義を見るとまんばは顔を真っ青にして避けるが、この姿だと可愛らしい生き物という認識なのだろう。
そしてまんばはもちをここで飼うと言い始める。
好きなまんばの側にいられるのは長義も大歓迎。
というかいつ戻れるんだ??と疑問に思う。
まんばはもちの前ではいろんな表情を見せてくれる。優しくしてくれる。ご飯もくれ、お風呂も一緒に入れてくれて、一緒に寝る。幸せ。
と思っていたら、朝起きると体が元に戻っていた。自分の部屋で起きる。もちろんまんばはいない。
(もちになってたのは夢だったのか
…?)
半信半疑で起きる。すると庭で何かを探してるまんばに出会う。何かを探してる様子。
「もち、どこだ〜?」
そこでようやく昨日のことが真実だったと知る。
「げ、長義」
「やあ、偽物くん」
気まずそうな顔。いつもまんばは長義にこういう顔しか見せてくれない。また笑顔が見たいな、と思う。
「な、何か用か、俺は忙しいんだ」
「別に何もないよ」
用がなきゃ話しかけるのも嫌がられるんだなと思い知る。もちはいいな、あんなにもまんばの側にいれた。
人の姿はなんて虚しいんだ、そう思う。
そして次の日、起きると長義は再びもちの姿でまんばの隣に寝ていた。
「もち!一日どこに行ってたんだ!心配したぞ!」
ぎゅーってされる。好きな子に抱きしめられ、満更でもない。すりすりするとまんばが嬉しそうに微笑む。
「お前は本当にかわいいな
…」
ちゅっと音を立てて、まんばがキスした。長義はくらりと目眩がする。そして幸せすぎて意識を失った。そして目覚めると、自分の部屋に戻っていた。
長義はもちの切り替わりは意識を失うことだと気づく。もちになっている間、自分の体はどうなってるのか、今はもちの体がどうなってるのかはわからない。しかし寝たり、気絶したりすると、もちになったり人になったりするらしい。
長義は人の体のまま、まんばに近づく。まんばはまたもちを探しているらしい。
「あー偽物くん、何を探してるのかな」
探しても時間の無駄だから可哀想になってきて、話しかける。
まんばはむっとした表情。
「あ、あんたには関係ないだろ!」
「はぁ!?なんだその言い方は!っこの、う、写しのくせに!!」
「〜〜っ本歌ってだけで偉そうなクチ聞くな!」
まんばが長義を殴り飛ばす。まんばはそのまま駆けて行ってしまう。長義は殴られた拍子に柱に頭をぶつける。
そして気付いたらまんばの部屋だった。
「もち!帰ってたんだな!」
まんばがちょうど障子を開けて入ってくる。またもちになっているらしい。
「あんまり心配かけるなよ」
まんばがふんわりとした笑顔を長義に向ける。
(はわ
…///かわいい
…///)
っていうことが日常的に起こるもちちょぎ本丸の話が読みたいです。
イメージは、ら●ま1/2のPちゃんとあかねの関係です。
↓グラさんが小説を書いてくださいました!
https://privatter.net/p/5979000
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