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木蔦(キヅタ)
2020-05-02 17:57:35
1941文字
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極んばに閨を申し付ける長義くんの話【ちょぎくに】
ちょぎくに
・極んばと布んば出てきます。
その本丸は本歌さんが近侍。審神者が本歌さんに傾倒していて、すべて本歌さんの思うがまま。牛耳ってる。
まんばは極めてるけど、本歌さんが顕現してから蔑ろにされてる。
ある日本歌さんはまんばを夜呼びつけ抱く。まんばは訳がわからないまま、抵抗もさせてもらえず、ペロリと食べられてしまう。
朝「なんで?」と独り言で呟くと本歌さんが「写しだから本歌に付き合うのは当たり前だろ」と言われる。嫌われてるけど写しだから性欲処理にされた。
度々呼びつけられる。
ある日長義が二振り目を顕現させると意向を示す。最初にまんば二振り目が顕現した。他の二振り目はまだいない。
極んばは思う。この子も写しだから、本歌に性欲処理にされるのだろうかと。
極んばは本歌に聞いてみた。
「嫌なの?」
嫌というかただ可哀想なだけ。それになんで極んばに聞いてくるのかわからない。長義の独裁政治を諌めることは諦めてる。主が許してるからしょうがないし、別に極んばを抱くこと以外は間違ったことはしてない。上手く本丸を統率している。
「お前が俺を飽きさせなければいいだけの話じゃないかな」
暗転。
長義はたまにイライラをぶつけられる。まんばが他の刀と話していたのに、何の脈絡もなく、強引に腕を引き自室に連れ去られる。そしてストレス解消とばかりにイライラをぶつけられる。
まんばは長義に怒られてばかり。その後の対応も悪かったのか、さらにイラつかせることもある。
まんばはたびたび思う。俺の事が嫌いなのになんで?写しなら何でも言うこと聞かせられるから良いのか?同じ写しなら誰でもいいだろう、もう解放されたい。第一印象が悪かったせいで長義からは嫌われているが布んばは好かれるかもしれない。まだ布んばの方が上手くやれるかも。自分は怒らせてばかり。
長義くんが出陣部隊とか決めてる。布んばは頻繁に出陣する。一方極んばは殆ど出陣はない。内番ばかり。あったとしても遠征とかがたまに。
だから極んばは、長義は布んばがお気に入りだと思ってる。
思い詰めて、布んばの方が適任だと思うようになる。布んばには可哀想だが、写しの宿命と思って。
そして、本歌から呼び出しがあった夜、布んばに事情を説明し、用意をさせて一緒に連れて行く。
本歌は後ろに布んばが控えてるのを見て、ぴくりと眉を動かす。
「長義、勝手にすまない。今夜はこの子を連れてきた。きっとこの子の方がお前に合うと思う。事情は話してあるし、」
「嫌なのか」
「は?」
「俺との閨がそんなに嫌なのか」
「えーっと
…
??」
前にも嫌か聞かれたけど、嫌なのは長義の方では?と極んばは思う。
「あれほどよがっていたが、よくないか」
なんだが圧を感じる。
布んばがいるというのに、腕を引かれて布団にひっくり返った。組み敷かれる。布んばはあわあわしてる。
「二振り目くん、お前は下がっていい」
「し、しかし、初期刀は
……
」
「聞こえなかったかな、下がれ」
ひっと小さな悲鳴と共に、布んばが小走りで出て行く。
え、これどうなるの、と極んばはきょとん顔。
「え、二振り目をなんで
…
」
「なんだ、お前は人前で抱かれる趣味でもあるのかな。なんなら今度みんなの前でしようか」
「ち、違う!俺は長義の事を思って
…
!」
「偽物くん?何がどうしてこうなったか、じっくり聞こうか。まあお前が話せる状態ならだけどね」
( °ω° )暗転( °ω° )
「お前を独り占めするために二振り目を顕現させたのに、当の本人が俺から逃れようとするなんて本末転倒だ。」
「え、ひとりじめ
…
?二振り目?なんのことだ?」
「主がね、最近うるさいんだよ、国広国広って。でも別の国広を与えておけば主も満足してくれるよね?」
「主が
…
??」
審神者はまんばのことを見捨てたわけじゃなかったんだとわかり、まんばの胸がほわんと暖かくなる。だけど、そうは問屋が許さない。
「本丸の事は二振り目くんに任せて。お前は何もしなくていいから。内番も免除する。」
「え?」
「お前は折れたことにする。自室の荷物もこちらに移そう。俺が何でも与えてあげるから不自由はしないと思うよ、欲しい物は気兼ねなく言うと良い」
ちょっと話が付いて行けない。まんばはきょとんとする。折れたことにすると言ったか?
「待ってくれ、何でそんなことする必要あるんだ!身を隠すなどと
…
!」
長義くんはにやりと笑う。
「『そんなことする必要がある』?『身を隠す』?何を勘違いしてるのかな。隠れるのではなくて、閉じ込めたんだよ」
ちょぎくに神隠しエンド!!!お付き合いありがとうございました!お疲れ様でした!
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