木蔦(キヅタ)
2020-04-25 01:26:52
787文字
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みんなの相談に乗ってあげるまんば【微ちょぎくに】


まんばは初期刀。面倒見がいい。
よく刀剣男士からの相談を受けることが多い。最近は恋愛的な内容も増えてきた。
まんばは恋愛経験もないのに写しに相談などと思いつつ話を聞いてあげる。
大抵相談者は自分で答えを出していて、ただ迷ってるだけとか、踏ん切りをつけたいとか、誰かに聞いてほしいとかで、まんばが何をせずとも解決していく。
その所為でまんばに相談すると恋が上手く行くと噂が立った。
くっつけたというのは語弊があって、勝手にくっついただけ。まんばは何もしてない。
噂の所為で、難易度の高い恋愛相談を受けることも多くなってきた。まんばは期待には応えなきゃと思うタイプなので、みんなのために奔走し始める。
しかしまんばは不器用なので、たまたま居合わせた長義の手八丁口八丁で乗り越えたりもする。長義は事情を聞き、しぶしぶ了承してくれた。
そうして何振りもの恋を成就させた。噂に違わぬ成果になってきたのでは?と思い始めた頃に、長義が怒りはじめる。
「いい加減にしたらどうだ」「こんなの自己満足だろ」
やりたくないのに長義に押し付けていたということを知り、まんばが謝る。しかし長義は嫌そうな顔のまま。
「お前は続けるのか」
「俺なんかで、みんなのためになるなら続ける」
「お前なんか俺がいないとダメなくせに。嘘ひとつ付けない、すぐ顔に出る、要領も悪い」
「嘘はつけないからしょうがない。表情に出ない自信はあったんだがそうか、気を付ける。あと要領悪くても地道にやる」
「はぁ
長義はしゃがみ込んでしまう。
「俺の悩みは解決しそうにない……
「え!本歌も何か悩みが!?恋の悩みか!?器用なあんたでも解決できないなんて、どんな相手なんだ!本歌はこんなに良いやつなのに、それに気づかない相手の目は節穴だな!」
「お前だよ!!」
「俺!?」

というちょぎくにください。