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木蔦(キヅタ)
2020-03-16 18:47:19
2103文字
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プ口ポ●ズ大作戦パロ【ちょぎくに、少々みかんば】
ちょぎくに中心、みかんばあり。
※何んばでもいいんですが、長義くんが敵わない相手っておじいちゃんくらいかなと。みかんば苦手な方すみません。
※プ口ポ●ズ大作戦パロ
※刀剣男士なのに歴史改変します。
長義くんは幸せそうなふたりをぼんやり見ていた。今日はまんばと三日月の結婚式。本丸のみんなに祝福されてる。
長義はまんばのことが好きだった。だけど想いを告げることもなく、まんばは三日月を選んだ。
あの時ああしていればこうしていれば、未来は変わったかもしれない。長義は後悔している。
そんな長義の元に本丸の精と自称する怪しげな般若さんが現れる。
「もう一度やり直してみないかい?」
「大般若、何してる
…
💢」
「おっと、それは仮の名さ、俺は本丸の精、略して般若」
「大般若じゃないか💢しかも略してない」
「それよりもお前さんは後悔してるんだろ?彼とのこと、やり直したいと思わないかい?」
長義はその事は痛いほど後悔していたので、こくりと頷く。
「じゃあやり直してみよう!」
大般若がそういうと長義は強い光に包まれた。そして気づくと過去に戻っていた。
その後、過去のミスをやり直して現代に帰ってくるんだけど、未来は変わってない。まんばと三日月は結婚してる。
だからもう一度別の過去に飛ぶ。そしてやり直す。ということを繰り返す。
過去に飛ぶたびに、長義は自分がまんばのこんなことに気づいてなかった、とか、こういうことで傷ついていたのか、とかを知っていく。どんどん未来(というか現代)に近づいていく。しかし未来は変わらない。
長義は焦る。過去をやり直しても何も変わらない。自分の想いは伝わらないし、恋は叶わない。
般若さんが言う。
「次が最後のハレルヤチャンスだよ」
つまり過去に遡れるのは最後。
そう言われたため、長義は強く願い、過去に飛んだ。
そして全身全霊を掛けて、まんばとのことをやり直してきた。悔いはないほど精一杯尽くしてきた。
そして未来に戻り、愕然とする。未来はまったく変わっていない。まんばは白い衣装に身を包み、幸せそうに三日月の横で微笑んでいる。みんながふたりを祝福している。
南泉が近くに来て言う。ベロベロに酔っている。
「目出度いにゃー!ほら、お前もなんか言ってやれ!お前の写しだろ?にゃ!」
南泉は酔っ払いのノリで大きな声で「本丸代表スピーチ〜〜!本歌、山姥切長義!」
と言った。勘弁してくれ、と長義は思ったが、みんなが長義に注目していて、今更引けない。国広も長義を見つめてる。
何処からともなくマイクを差し出される。それを握って長義は覚悟を決めて話し始めた。
「まずは、結婚おめでとう。本歌として、天下五剣の心を射止めたのは鼻が高いよ。三日月宗近、俺の写しのくせに至らないところが多いけど、どうかよろしく頼むよ」
長義は定型文のようなお祝いの言葉をすらすら言う。そして一息ついた。
「目を閉じると、小田原で会った時のことを今でも思い出せる。あの時のお前はまだ幼くて何もできなくて俺が守ってやらなきゃと思ったものだ。」
長義は過去に返りいろんなことを変えてきた。その時にできる精一杯をやったつもりだった。実際そうだった。だけど、ちゃんと自分の気持ちを伝えただろうか、と思う。
「お前はどうしようもない写しで、放って置けなくて、本丸で再会してからもいろいろあったけど、不器用なところは昔から変わらなくて
……
」
いろんなことがあったな、と走馬灯のように脳内で流れていく。もうまんばのことは諦めなければならない。
「そんなお前のことを俺は、ずっと愛していた。」
結婚おめでとう、いつまでも幸せに、と締めくくり、宴会場から出て行く。少し一人になりたかった。
まんばは驚いた顔をしていた。
長義は本丸の裏で涙を流す。少し距離を置こう。そうだ、少し遠乗りでもしようか、そう思い、厩へ向かった。
まんばは式の衣装のまま、長義を探していた。本丸内のどこを探してもいない。必死に走って、ここでもないそこでもないと探す。
「やあ、お嬢さん」
「お嬢さんではないが、なんだ大般若」
「チッチッチ
…
俺はこの本丸の精、略して」
「冗談はいい、用件はなんだ」
「ノリが悪いねぇ」
まんばはキッと大般若を睨みつける。おおこわ、と冗談めかした。
「何かお探しかな?」
「あんたには関係ない」
「居場所を知ってると言っても?」
「知ってるのか!?」
「俺は本丸の精だからね、なんでも知ってる。彼は馬に乗って南へ向かったよ、まだそれほど経ってない。今なら追いつけると思うよ」
そしてまんばは礼を言って長義くんを追いかける。
というラスト。
ちょぎくにハピエン、お付き合いありがとうございました!お疲れ様でした!
長義くん視点では何も変わってないと思っていたけど、長義くんが変えたことで、まんばの心は大きく変化している。
ただふたりはタイミングが悪くて、気持ちがすれ違ってしまい、みかんばがくっついていた。
だから互いが素直になれば、想いを通じあわせる事ができるんだよ、と。
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