木蔦(キヅタ)
2020-03-14 04:32:48
1691文字
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とーけんらんぶの長義くんが現実世界のまんばをゲームに取り込んでしまうお話(事例②)【ちょぎくに】※メリバ??


ちょぎくに
※前話したネタと同じネタ。ちょっと変えた。オチは同じ、かもしれない。
※現パロ

まんばは友達からの勧めで、オンラインゲーム、とーらぶを始める。まずサーバーを選ぶ。そしてゲームが始まった。初期刀は山姥切長義で、単騎出陣し、手入れ、鍛刀、刀装、などチュートリアルが進んでいく。長義の斜め上に何かのパラメーターがある。なんだろうと思ってると長義が話しかけてきた。
「主、これからよろしく」
そうすると選択肢が出てきた。

▶︎よろしく、頼りにしている
勝手にしたら良い

まんばは「え、明らかに上だろ」と思って上を選択する。

「期待には応えるよ」
パラメーターが少し上がった。そしてまんばはこれが好感度なんだと理解する。
他の子に近侍を変えてみたが、パラメーターは出てこない。これは初期刀限定の機能のようだ。

このゲームは女性に人気があるというし、恋愛シミュレーション要素もあるんだと理解する。
そしてパラメーターはすぐにMAXになってしまった。

まんばは友人に話す。
「初期刀がMAXになってしまった」
「えー!早くない??」
「え、割と楽じゃなかったか?」
「いや、レベル全然上がんないよ!経験値ショボいし!」
「いや、レベルの話じゃなくて、好感度」
「好感度??」
友人が訝しげな目で見る。
「ほ、ほらキャラの斜め上にゲージが出てるだろ」
「出てないよ!まんば、初期刀誰にしたの?」
「誰にしたの?ってなんだ?山姥切長義だろ?」
「長義??」
話を聞いていくと、初期刀は4振りから選べるらしい。選択肢の画面なんてなかった。
しかも山姥切長義は限定キャラで、通常では入手できないらしい。

まんばは何かおかしいな、と思う。バグかなという結論で落ち着いた。

まんばは帰宅し、とーらぶを開く。

「主、おかえり。さあ今日はどうするのかな?」

▶︎出陣しよう
万屋へ行こう
特にすることもない

友人はこんな選択肢も出てないと言った。これもバグかと思って選択肢を無視して近侍を変える。しかし変更できない。
「なんで変更するの?俺何かしたかな」
▶︎してないし、近侍は長義のままにする
怒ってる、実は
嫌いになったから変える

好感度のことを考えたら明らかに一番上だが、このままだとラチがあかない。だから一番下を選ぶ。多少好感度が下がっても大丈夫なはずだ。MAXなんだから。

「嫌い?俺を?」

下がるかと思われたゲージはMAXのまま。おかしいなとまんばは思う。

「主、なんでそんなこと言い始めたのかな?」
怖くなってまんばはブラウザを落とす。ついでにパソコンも切った。するとスマホに通知が来る。
「主、怒ってないから、戻っておいで」と表示されている。
「こ、これも、仕様なのか!?」
スマホのアプリもアンインストールする。
しかしアプリを削除しても通知が来る。うまくアンインストールできなかったんだと思い、スマホ自体の電源を切る。先程まで通知でうるさかった部屋が静かになった。ホッとした。

コンコン、とドアを叩く音がする。思わずびっくりして飛び上がった。

「まんばー?教科書学校に忘れてったでしょー?」

友人の声でホッとする。
自分は今何を恐怖したんだ、まさかゲームのキャラがやってきたなんて怯えたのか、そんなバカな。
自分のありえない考えに苦笑して、友人の呼びかけに応えようとして口を開いた。











「あれ?鍵開いてる……不用心だな。まんば〜??」
部屋はガランとしている。人の気配はない。
「もう、鍵開けっぱでどこ行っちゃったのさ」
友人は教科書を置く。近くに鍵があったので、それを使って閉めて、鍵はポストに入れた。
「『鍵閉めといたからね、ポストにあるよ』っと

それ以降、まんばの姿を見たものはいなかった。

神隠しエンド〜!・:*+.(( °ω° ))/.:+
お付き合いありがとうございました!お疲れ様でした〜!

この前のお祈りと何が違うかと聞かれたら何も違わない。ただのリメイクと言った方がいいかもしれない。