ちょぎくに
※審神者出張ります。
まんばは初期刀。審神者に可愛がられてる。
審神者は年頃の女の子。
ある日審神者が泣いていた。まんばは審神者が大好きなので、一生懸命慰める。そこでまんばは審神者から驚くべき事を聞かされる。
時は過ぎ、本歌が顕現する。
長義はまんばに惹かれ、猛アタックする。まんばはたじたじ。
長義は傍流とは言え、長船なので、壁ドンしたり、口説いたり
……。欲しいものを手に入れるためなら、号のことは置いておく系本歌。
まんばは困ったように長義から逃げる。長義に迫られるとドキドキしてしまう。
「なんで逃げるの?俺の事嫌い?」
まんばは長義に捕まり、空き部屋に連れ込まれて、少女漫画的な状況に陥っていた。
「嫌いじゃ、ない
…けど
…」
「なら、俺を好きになって」
くい、と顎を取られ、長義の顔がだんだん近づいてくる。まんばは間近で見る端麗な長義の顔に見とれていたが、状況を思い出し、我に返る。
まんばは思いっきり長義を突き飛ばす。
「ほ、本歌に折られるー!!!」
「な
…!」
「助けてくれー!!」
まんばはダッシュで部屋を飛び出す。
またある時も、長義がまんばに迫っていたら、まんばが半泣きになってしまう。
「だめだ、絶対だめだ
……っ!あんたの気持ちには応えられない
…!」
「そんな真っ赤な顔してても?」
長義はする
…とまんばの腰に腕を回し、いやらしく背筋を辿る。まんばがぞくぞくと感じ入った様子で、かすかに声を漏らす。
「やめてくれ
…だめだ、俺は、これ以上
…」
「これ以上、何かな?我慢できない?素直に望めば、何でも与えてあげるよ」
ちゅっと音を立てて首筋にキスをする。くすぐったいのかまんばは身動ぎした。
「さぁ、」
まんばは長義を突き飛ばす。
「っ〜〜ぜぇったいだめだ!!!」
また逃げ出す。
長義は不思議に思っていた。まんばの反応は脈があるように思えるのに、なぜか頑なに拒否する。長義が迫ると困ったような顔をする。素直に自分の気持ちを曝け出さないどころか、長義を受け入れることもしない。
何かあるに違いないと考える。長義はまんばの本心が聞きたい。
まんばを捕まえて、人気のない部屋に連れ込む。
「お前の気持ちを教えて?」
まんばはだんまり。しかし長義は続ける。
「言わないとキスする」
「な
…///」
「俺はお前にしたいって常に思ってるから、言わないなら本当にするぞ?いいのか?」
まんばは堪らなくなって、ついに口を開く。
「お前の気持ちには応えられない」
「そればっかりだね。なんで?」
「
……そ、それは
…」
「俺の事好きだよね?」
「な、ななな
……///」
「なのになんで拒否するの?」
まんばは黙り込んだが、いい加減観念したのか、わけを話し始めた。
「折れたくなかったからだ」
「は?」
「恋をしたら折れてしまう」
以前審神者が泣いていた。どうやら失恋したらしい。まんばは審神者を慰める。
「主、具合が悪いのか?痛いところがあるのか?」
「胸が痛い。苦しい。」
「え
…!」
「もう恋なんてしたくない。死んじゃう
……。悲しい
……」
「恋するとそんなリスクが
……?」
そして今に至る。審神者はその後見る見るうちに元気になり、今ではモリモリご飯を食べてハキハキ仕事をしている。
「死というのは刀で言うと折れることなんだろ?主は一命を取り留めたが、俺はきっと粉々になってしまう。そんなの無理だ。怖い。」
長義は脱力する。確かに恋は病とは言うが。
「いやそんなことで折れないから。俺を見なよ、何度もお前に振られているけどピンピンしてるだろ」
「本歌のそれは本気じゃないから」
「はぁ??」
「本気の恋なら振られると胸が苦しくなるらしい。苦しくないだろ?それは勘違いの恋だ」
「俺が傷ついてないなんて思ったのかな?お前に逃げられるたび本当は嫌われてるんじゃないかって臆病になるよ。傷ついてないわけがない。どうやったら俺の深い愛はお前に伝わるんだ?」
「俺は顔を見ただけでわかる。主はもっとつらそうだった。あんたはそんな感じじゃない。平気そうだ」
ブチッ
暗\\٩( 'ω' )و ////転
「俺の気持ち伝わったかな?」
「性欲が強いことだけはわかった」
終わる。
ちょぎくにエンド!
お付き合いありがとうございました!お疲れ様でしたー!
↓紺さんが漫画を描いてくださいました!
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.