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木蔦(キヅタ)
2020-01-04 22:06:18
1667文字
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お金持ち長義くんがまんばの借金を肩代わりしてあげる話【ちょぎくに】※現パロ
ちょぎくに 現パロ
まんばは住むところなくなった。親の借金により、家が差し押さえられた。さらに悪いことに、まんばは悪い人達に追われていた。どうやら親が勝手にまんばを売ったらしい。怪しい界隈の人達が追ってくる。捕まったらきっと臓器を売られる。
まんばは身ひとつで逃げる。本当は家に置いてある着替えとか学校の教科書とか持って来たかったが、それどころじゃない。命に関わる。
「あそこだ、追え!!」
まんばは体力には自信があったが、相手は複数人で、しかも車もある。結局挟み撃ちにされてしまった。
「随分手間掛けさせてくれたな」
まんばは昏倒させられてしまう。
そして次に起きた時には、キングサイズのベッドの上だった。
(ここは、どこだ
…
?)
むくりと起き上がると、殴られたところが痛む。ふと見ると手当てしてある。
部屋には誰もいない。
(てっきり掴まって、動物みたいに檻の中に入れられると思ったが、ここは一体?)
シーツは手触りが良い。ベッドは天蓋付き。こんなボロボロなまんばが使って良いベッドではない。部屋は広く、この部屋から出られるベランダもある。
「あれ、起きたかな」
ドアが開き、人が入ってきた。銀髪で長身の青年だ。
「危ない所だったね、もう少しで誘拐されるところだった」
まんばはそれを聞き、自分が気を失った後、この人が助けてくれたのかと知る。
「あ、危ない所を助けて下さって、ありがとうございます
…
?」
「どういたしまして」
彼はベッドに腰掛け、まんばの顔を見る。
「顔色は悪くないみたいだね。ご飯食べられるかな?」
急に空腹を思い出す。
「減りました
…
」
「じゃあ何か頼むから、何が良い?」
彼が部屋を一度出て行って、持って来たのはルームサービスのメニュー表だった。そこでここはホテルなのだとわかる。ホテルでキングサイズなんて、スイートルームと言うやつではないだろうかと思う。
まんばは自分が食べられそうな軽食を選び、彼が自分の分と合わせて電話で頼んでくれる。
まんばは状況を知りたくて、彼に話しかける。
「あの、俺が気を失った後、どうなったんですか
…
?なぜ俺はここに
…
?」
「ああ、気になるよね。今後の君の事もあるから、話さないとね」
まんばが昏倒した後、そのまま車に乗せられそうになったのだが、そこに彼が通りかかり止めたと言う。そして話を聞くと借金のカタに売られたというため、彼がその金を肩代わりしたとのことだった。そして自分のホテルに連れ帰り、手当てをさせて今に至るとの事。
「金を、肩代わり
…
!?」
「そう」
「そんな赤の他人に
…
!俺、働いて返します
…
!いくらですか!?」
「気にしなくていいのに。微々たる金だよ」
「もとはと言えば俺の親の借金なので
…
!あなたに払ってもらうなんて
…
!」
まんばは食い下がるが、彼は譲らない。
「でも君に1億とか払えるのかな。見たところ高校生だよね?」
「いちおく
…
!?」
うちの親はどうやってそんな借金作ったんだ、と信じられない思いと、中卒で働いて返せる額じゃない、という絶望感を背負う。
「俺にとっては微々たるお金だから良いよ」
「いやますます微々たるお金じゃないと自覚したんですが
…
」
彼はうーん、と少し考え、まんばに言う。
「そんなに気になるなら、俺のお手伝いさんになってくれないかな?」
「お手伝いさん
…
?」
「俺は忙しいから、家事とかする余裕なくてね。自宅の掃除や夕食を作ってくれる人がいるといいなと思うんだけど」
それならハウスキーパーを雇えばいいのでは、とまんばは思うが、折角彼が妥協案を出してくれてるのに、乗らない手はない。
「や、やります!俺、料理得意だし、時間はあるから、掃除だっていくらでもできます!」
「そう?じゃあよろしく頼むよ」
から始まるちょぎくにをください~~~!!!
この後、結局まんばは高校中退しなくて良くなって、学校に通いながら、炊事掃除洗濯などをこなしていく。そして徐々に惹かれあっていく二人
…
っていう展開なんだろ!知ってる。
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