木蔦(キヅタ)
2019-12-31 10:20:05
840文字
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刀の中の刀になりたいまんばが女の中の女になる魔法を掛けられる話【ちょぎくに】天コナパロ、女体化


ちょぎくに
・天コナパロ
・現代設定
・女体化

まんばは刀。ある日、不思議な本に出会う。その本に『刀の中の刀にしてくれ』と願う。すると『よろしい、女の中の女にしてあげよう』と擬人化(しかも女体化)してしまった。
戻してほしいと言うが、「じゃあ対価が必要だけどいいか」と聞かれる。
「そんな悪徳商法あるか―――!!」と本をブン投げてしまった。

「国広ちゃん、こんなところにいたの?行くわよ」
美術館の中で、女性がまんばの手を引いて歩く。どうやら、今まで人間として過ごしてきた偽の記憶が他の人々に埋め込まれているようだった。仕方なくまんばは刀に戻る方法を模索する。
まんばは10歳という設定らしかった。母親という事になっている女性に連れられて、家に行く。そこには父親とお手伝いさんもいた。

そうしてまんばはすくすくと育った。まさに女性の中の女性になった。
高校に入った時に、まんばは長義と出会う。長義が他の生徒を苛めている所に遭遇し、まんばが殴った。曲がったことは許さない性質。
まんばの美しさに長義は惚れてしまう。しかしまんばは
「俺、人間じゃないから。刀だから。」
と主張する。
なんやかんやあって、まんばを擬人化させた本を探し出す。しかし元に戻す魔力がないと言われる。まんばは切望する。
もう刀に戻れないのか、女の中の女として生きていくしかないのか。
「もう人間として生きていくしかないなら、俺が、幸せにするから、だから」
長義が告白めいたことをまんばに告げる。まんばはふと微笑んで、
「それもいいかもな」
と言って長義にキスをする。そこでまんばに掛けられた魔法が解ける。

まんばは実は刀ではなく、人間だった。

あの本が掛けた魔法は擬人化ではなく、まんばの記憶改ざんだった。
まんばに長く刀だったという記憶を埋め込み、人間であった時の記憶を消した。そうすることで擬人化の魔法をかけたように見せかけていた。

っていう天コナパロ。王子様のキスで魔法が解けるやつ。