ちょぎくに
※視点がコロコロ変わります。
もうすぐクリスマス。本丸では玉集めで大忙し。だけどクリスマスは保護者達が短刀や脇差にプレゼントを用意したりするワクワクドキドキイベントなのでみんなそわそわしてる。
まんばは加州に言われた。
「まんば、今年は打刀で集まってクリスマスパーティーしようかって話してるんだけど、来るよね??」
「え、いや俺はちょっと都合が」
「え?そうなの?わかったー」
まんばが断ると加州は理由も聞かず引き下がってくれる。まんばはホッとする。
実はたまたま居合わせ、うっかり今の会話を盗み聞きしてしまった長義は思った。
(理由まで聞けよ加州清光!!)
何を隠そう長義はまんばの事が好きだった。打刀のクリスマスパーティーと聞いて、クリスマス一緒に過ごせると内心喜んでいた矢先のことだった。
クリスマスに都合が悪いと言ったら大事な人と過ごすくらいしかない。その日は審神者の計らいで内番以外は休みになっている。その内番ですら午前で終わりだ。
(偽物くんに恋人がいるだと?一体どこのどいつだ!)
怒りが湧きあがる。
一方まんばはその日万屋へ行こうと考えていた。保護者達は全員知っているが、サンタはいない。しかし打刀以上でもサンタの存在をいまだに信じている刀が何振りかいる。初期刀であるまんばは彼らのためにプレゼントを調達する心づもりだった。事前に用意できたらよかったのだが、まんばは忙しく、クリスマスイブしか休みが取れなかった。
しかしそれを堂々と加州に言うのは憚られた。何故なら後ろめたい事があったためだった。
(これを口実に本歌にプレゼントを渡したい
…!)
枕元に置くため贈り主などわからない。というかサンタからのプレゼントという体を取る。だからまんばの気持ちは伝わらず、完全に自己満足なのだが、まんばはそれでも良かった。長義に自分の選んだプレゼントを受け取って欲しかった。
既に目星は付けていて、万年筆にしようと思っている。燭台切が以前『男性ならひとつは持っておいて損はない。実用的だしね』と言っていた。祖の意見を信じたい。
「えー!長義も来ないのー!?」
「長谷部や宗三も来ないって言うし、蜂須賀も弟と過ごすって言うし、あんまり来ないじゃん!」
まんばは偶然その会話を聞いてしまう。
まさか長義にはクリスマスイブを一緒に過ごす恋刀がいるんだろうか?
心がざわざわと波打つ。
長義はまんばを尾ける気でいた。まんばが友刃の誘いを断るなんて、兄弟か、さらに大事な者と過ごすに決まっている。山伏は山籠もりしてるらしいし、堀川は相棒と過ごすと聞いた。だから消去法で恋刀と過ごすに違いない。名推理。
傷つくとわかっていながらも怖いもの見たさというか、何と言うか、真実を確かめずにはいられない。長義はまんばを尾行する気でいた。
当日、朝早くからまんばが本丸を出る。デートに違いない。こっそり尾けると服屋に入って行く。デートのために服を着替えるのか、と思うが、ただ単に紙袋を下げて出てきた。
次にお菓子屋さんに入って行く。恋刀への贈り物かもしれない。しかしまるで幼児に渡すようなお菓子を抱えて出てきた。
次はお茶屋に入って行ったため今度こそ恋刀と待ち合わせか、と思ったが、ただの腹ごしらえだった。蕎麦を食べて出てきた。
どうなってる。いつ恋刀は現れるんだ。
次はおもちゃ屋さん、次は文房具屋さん
…まんばはたくさんのお店に入っていく。ついに持ち切れないほどの荷物になった。このまま恋刀に会うつもりだろうか。
荷物が多すぎて前も見ずヨタヨタ歩いてるので、さすがに放って置けなくて声を掛けた。
「おい、偽物くん、何してるんだ」
「え?」
まんばは保護者不在の子やまだサンタを信じてる大きい子のためにプレゼントを買うため、街に来ていた。費用は審神者が負担してくれる。
たくさん回ってプレゼントが両手いっぱいになった。一旦本丸に帰るべきだろうか、と考える。しかしプレゼントはあとひとつだし、小さい物だから問題ないだろうか。
迷っていると声が掛かる。
「おい、偽物くん、何してるんだ」
「え?」
振り向いたが、荷物で前が見えない。だけど今の声は正しく長義だった。そういえば今日は恋刀とデートだった。まんばの胸がズキズキする。デート中なのだろう。わざわざまんばに声を掛けなくてもいいのに、と顔を歪める。
「大変そうだな、少し持ってやろうか?」
長義がそう言うと、両手首に下げていた荷物と目の前を占領していた荷物を持ってくれた。視界がひらける。恋刀と一緒だと思っていたが、彼は一振りだけだ。
「え、あ、あの
…恋刀は
…?」
「は?知るわけないだろ」
何故か怒らせてしまった。
もしかしてデート中喧嘩したのだろうか。彼ならあり得そうだ。
「いいのか、俺なんかに構っていて
…俺はひとりでも大丈夫だから
…」
まんばに声を掛け、荷物を持ってやる。そうするとまんばは何故か恋刀の事を聞いて来た。
「え、あ、あの
…恋刀は
…?」
「は?知るわけないだろ」
なんでお前の恋刀のことを俺が知ってるんだ。怒りが沸々と湧いてくる。
「いいのか、俺なんかに構っていて
…俺はひとりでも大丈夫だから
…」
いきなりのこの後ろ向き発言に驚いた。なぜその発想になるのかわからない。荷物が多すぎて困ってたんじゃないのか。困ってる人を助けるのは持てる者として当然だ。
ふと、この後ろ向き発言は今気分が下降中だからではと気付いた。
(もしかして恋刀にすっぽかされた
…?それで落ち込んでる?この荷物は自棄買い
…?)
カマを掛けてみることにする。
「お前はひとりで買い物なの?」
びくりと肩を揺らした。やっぱり本当はデートだったようだ。
「お前はひとりで買い物なの?」
それを問われ、まんばはぎくりとした。長義はサンタを信じてる。まんばの買った物がクリスマスプレゼントだとバレてはいけない。どうしよう、と答えられずにいると、長義が言った。
「俺も暇だし、買い物に付き合うよ」
(ええええええ!困る!!)
この後は長義のプレゼントの万年筆を買いに行く予定だった。それなのに長義が来てもらったら買えない。まんばはどうやって断ろうか考える。
「あ、あの、荷物を一旦本丸に置きに帰りたいんだが
…」
「他にどれだけ買うの?」
「あとひとつだけだがこの荷物だと持てないから」
「俺が持つから大丈夫だよ」
(バカバカ!なんで馬鹿正直に1つって答えてるんだ!いっぱいって言えばよかっただろ!)
「ほら、行こ」
促され、まんばは反論もできず、長義に同行してもらうことになる。
どこに行く?と問われて、まさか本人の目の前で買うわけにも行かず、「疲れたので茶でも
…」とお茶屋さんに入った。ふたりで団子とお茶を頂く。
(ハッ
…これってもしかしてデートでは
…!?)
ここにいるのは本来であればまんばではなく恋刀だったはずだが、何の因果か、まんばが長義の隣にいる。
(うわー
…恋刀気分を味わえるなんて
…)
偽りの立場だが、このひと時だけでも味わえて嬉しいとまんばは思う。
一方長義も同じことを思っていた。
(これ、恋刀がすっぽかしたお陰で、このポジションにいられるのでは
…?)
今日はクリスマスイブ。恋人たちの日だ。こんな日にふたりで過ごすなんて、まるで特別な存在かのようだ。
「そうだ、夕飯も食べて行こうか」
「え!?」
「近くに美味しい店があるんだ。今、本丸に連絡しておけば厨当番の準備に間に合うだろうし」
「だ、だめだ、夜は用事が」
『夜』という表現にぴし、と固まった。聖夜だ、普通なら恋刀と過ごすのだろう。すっぽかされたのに、まだ期待を持っているのかこの写しは。
「そんなに恋刀のことが気になるのか?」
「え!」
まんばは顔を赤くする。
「いや、その」
「正直に言いなよ」
「き、気になる
…!」
「ふーん?」
怒りというか、嫉妬心が湧いてきた。
「近くに美味しい店があるんだ。今、本丸に連絡しておけば厨当番の準備に間に合うだろうし」
咄嗟に浮かんだのは、クリスマスプレゼントのことだった。プレゼントを配る時間がないかもしれない。
「だ、だめだ、夜は用事が」
「そんなに恋刀のことが気になるのか?」
「え!?」
今そんな話をしてただろうか。首を捻る。
正直気になる。長義の恋刀のことを気になるに決まってる。しかし素直に答えようものなら、長義のことを好きだと言ってるようなものだ。言えない。
しかし目の前の彼は怒気を含んだ声で「正直に言いなよ」と言った。
慌てて思わず正直に「気になる」と答えてしまった。
すると怒ったような雰囲気のまま長義はふーんと相槌を打つ。
「ああああ!サッキノ店ニ忘レ物シタ
――!!」
まんばは慌てて立ち上がる。
「取ッテクルカラ、ココデ待ッテテクレナイカ!」
「え、ちょ
…」
大量の荷物を長義に任せ、まんばはダッシュで店を出て行った。
まんばはダッシュで万年筆が売ってる店に入り、予め目星をつけていた商品を探す。
「あった
…!」
店員にショーケースから出してもらい、手に取る。喜んでもらえるだろうか。朝起きて、プレゼントを開けた時の長義の顔を想像し、嬉しくなった。
まんばがいきなり立ち上がり、棒読みで言い訳がましいことを言って走り去っていった。怪しい。恋人に呼び出されたのか。
そう思い、荷物を店の者に任せ、長義は後を追う。まんばはある店に入っていった。
(店で待ち合わせ
…?店員が恋人
…?)
店の外から伺うと、まんばがキョロキョロ何かを探している。しばらくすると店員に何か伝え、商品を手に取った。
そして万年筆を見つめ、嬉しそうな顔をする。
(はぁぁ??なんだその顔は)
恐らく恋人へのプレゼントなのだろう。
急いでプレゼントを購入し、店に戻った。プレゼントはポケットに入ってる。
「すまない、待たせてしまって」
「いや
……っ、そんなに
……っ、待って
……ないかな!」
「なんでそんなに息が切れてるんだ?」
「気に
…しないで、くれ
…」
「??」
お茶屋さんを出る。
「そういえばあと1つだけ買い物があるって言ってたね」
まんばの目が泳ぐ。
「あ〜〜あれは、いいんだ、気のせいだった。だからほら、その、本丸に帰ろう」
長義は知ってる。最後の1つは先程買ったから、行かなくても良くなったんだ。だけど長義にはバレてはいけないから、そんな嘘を言う。なぜ嘘をつくのかと言うと、恋人とのことを知られたくないに違いない。
(あの万年筆をもらうやつが憎い
…!)
まんばに誰かがあんな顔をさせるなんて、イライラする。
ふたりは本丸に帰る。
夕食はご馳走。チキンやケーキなどあまり食卓にあがらないような料理がたくさん出される。お酒も今日はシャンパンやワイン。
みんなワイワイ盛り上がる。
夜、長義は眠れずにいた。まんばはきっと恋人と過ごしているだろうと思うと怒りが込み上げてくる。
目が冴えてしまって、何度も寝返りを打つ。
すると部屋に誰かが入ってきた。気配を消し、そっと障子を開け、音を立てないようにそーっと近づいてくる。
(誰だ
…?主の結界があるから遡行軍ではないだろうし
…それに敵なら既に斬りかかられてる。ならば本丸内の誰かか
…?)
長義はとりあえず寝ているフリをする。様子を伺う。
長義の顔付近に手をゆっくりゆっくり伸ばしてきた。
「何をする
…!?」
「わわ
…!」
侵入者を手を掴み、ぐるりと捻って畳に押さえつける。バランスを崩した侵入者はそのまま畳に顔から突っ込んだ。
「に、偽物くん
…!?」
それはサンタの格好をしたまんばだった。真っ赤な服や帽子はもちろんのこと、髭まで付けてる。
「お、俺は偽物くんなんかじゃない!」
「いやその台詞はまさに偽物くんだろ」
「サンタだ!」
「無理がある」
「俺が綺麗だからそんなこと言うのか!」
「自意識過剰だな!」
まんばを押さえつけた時に手から落ちた物を見る。それはラッピングされた長細い箱だった。
「これは
…?」
「あっ
……!」
拾い上げ、まんばと箱を交互に見つめる。
「いや、これは、その
…」
「もしかしてクリスマスプレゼントかな?」
「ひっ」
そういうと、図星だったのかまんばの顔が引き攣る。
この反応は怪しいと長義は思う。まさか、と包みを開いた。
そこには昼間まんばがこっそり買った万年筆があった。
(これは、恋刀に渡す予定だったプレゼント
……なぜ俺に
……?)
「あ、あの
……その
……」
まんばはもごもごと言い訳をしようとしている。
(まさか恋刀にフラれたのか?受け取ってもらえず、もったいないからと俺に渡そうと?)
他人からのお下がりで喜ぶほど落ちぶれてない。
「どういうつもりだ
…!」
キッと長義はまんばを睨みつけた。
長義にバレてしまった。
こっそり忍び込み、彼の枕元にプレゼントを置こうと手を伸ばした。するとその手が掴まれ、畳に押し付けられた。音を立てないために動きは最小限にしていたせいで、不安定な体勢だったのでバランスを崩して畳に転がった。
「に、偽物くん
…!?」
バ レ た 。
必死に否定したが、長義はすべてわかっているようだった。
「これは
…?」
長義がプレゼントを拾い上げる。しばらく思案した後、言った。
「もしかしてクリスマスプレゼントかな?」
「ひっ」
まんばはショックだった。長義に知られてしまった。もうどうすることもできない。
長義は包みを開いて中を確かめている。
(知られてしまった、サンタなどいないと
…!プレゼントはこっそり俺が用意していたのだと
…!!)
今までサンタを信じていた刀の夢を壊すなどあってはいけない。プレゼントを置くだけのミッションすら失敗した不甲斐なさに絶望した。
「どういうつもりだ
…!」
(お、怒ってる
…!俺が夢を壊したから
…!!)
まんばは必死に長義の怒りを鎮めようと慌てる。
「す、すまない、こんなつもりじゃなかったんだ!」
「じゃあどういうつもりだったのかな
…!?」
「あんたに知られないようにするつもりだった!それがこんな形で露見するなんて
…!」
「そんな風にお前からもらっても嬉しいわけないだろ
…!」
「そう、だよな
…俺からもらっても嬉しいわけないよな」
「そうだよ、これは」
「「 恋刀として / サンタさんから じゃないと意味がない
…!」」
まんばも長義も固まる。相手が言ったことをゆっくり咀嚼して理解する。
「は?」
「え
…??」
再び固まり、頭の中で先程の台詞を反芻する。
「サンタって何の話?」
「へ!?いや、長義はサンタからのプレゼントを期待してたんだろ!?」
「サンタなんているわけないだろ」
「ええ??じゃあさっき怒ってたのはなんで
…?」
まんばは「?」「?」と疑問符を浮かべる。
「お前がお下がりなんて俺に渡すからだよ」
「お下がり?新品だが」
「他の刀に渡して、断られたんだろ。もしくは本当にあげたい刀に渡す勇気がなかったか」
「いや、これは最初からあんたに渡すつもりで
…」
まんばがそう言いかけると、長義は目を丸くし、そしてボンっと音が立たんばかりに真っ赤になった。
「それであの顔は反則
…」
何か呟いてるがよくわからない。まんばは呆気に取られて様子を見守るばかりだ。
「だけどお前、夜は予定があったんだろ?」
「え?サンタの予定だが
…」
「恋刀は?」
「は?あんたの恋刀の予定なんて知るわけないだろ」
「いや俺じゃなくて、お前の」
「俺に恋刀なんていない」
「は?」
ちょっと長義が何を聞いてるのかよくわからないが、何やら誤解があったようだ。まんばは聞かれたことに正直に答える。
「昼間、恋刀とデートの約束してただろう?」
そういえば長義はデートだったなと思い出す。
「あんたのことだろ?」
再び長義は真っ赤になる。何なのか。
「お、お前、デートだと思ってたのか
…?」
「違うのか?」
「いや、ええっと、まあ、デート、だな」
「そうだろ?」
なんだか長義が狼狽えてるがなぜそんなにも同様しているのかよくわからない。もしかしたら恋刀のことは秘密だった可能性もある。そういえば長義が恋刀とデートだったというのは昼間は一切口にしなかった。
「恥ずかしい、のか
…?」
「は、恥ずかしいわけあるか!べ、別に、お前となら
…」
「別に嫌なら秘密にしておくが
…」
「嫌なわけないだろ!言いふらしたいくらいだ!」
「そうか」
言いふらしたいほど自慢の恋刀なのか。まんばは急に気分が落ち込む。顔を伏せた。
「どうした?気にくわないか?」
何故かすごく優しげな声で問われる。まんばは疑問に思いながらも答える。
「写しの俺なんかが、烏滸がましい
…」
「お前は恥ずかしがり屋だから、みんなに知られるのは嫌か」
何故か『もしも恋刀がいるなら』という話になった。まあ、嫌かもしれない。からかわれるから、とまんばは考える。
「少し、いやだ」
「わかった、ふたりのことは秘密にしておこう」
秘密にされても別に嬉しくない。長義に恋刀がいることがただただショックだ。
すると、まんばは長義に布団に引きずり込まれる。
「今日は聖夜だ、いいだろ?」
「え?」
何が『いいだろ?』なのか。『羨ましいだろ?』という意味か?返答に困っていると、長義に目元をキスされる。
「!?」
「優しくするから」
キスされた目元を押さえた。心臓がバクバクしてる。
(俺にキスするなんて、これは、浮気
…!?恋刀が可哀想だ)
まんばは長義の手を掴む。
「それはダメだ
…!不義理を働くのは良くない」
「優しくするから」
押し倒すと、まんばが押し返す。
「それはダメだ
…!不義理を働くのは良くない」
不義理。
一体何の義理だろうか、と長義は考えた。
もしや恋仲になってすぐお互いの親族や主に挨拶もなしに一晩明かすことだろうか、と思いついた。
「わかった、じゃあ今日はこのまま寝よう」
まんばのことをぎゅっと抱きしめる。
「へ?こ、このまま?」
「そうだよ」
まんばは体温が高くて、抱いていると眠たくなってくる。
「おやすみ」
そしてちょぎくには一晩共に過ごした。
朝訪れた刀に見られ、本丸全体にふたりの仲が露見することはその時思ってもなかった。
ちょぎくにハピエン!ひゅ~~~~~!
お疲れ様でした。お付き合いいただきありがとうございました!
続き
バレンタインのチョコを巡って勘違いする両片想いちょぎくに【ちょぎくに】
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