木蔦(キヅタ)
2019-12-24 01:17:14
2836文字
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下着ドロボーと間違われる長義【ちょぎくに】参加型お祈り













まんばの事が好きな長義。しかし上手く態度に表せず、つい意地悪してしまう。まんばが反応してくれるのを見て、内心喜んでる。小学生男子の心境。

ある日長義は洗濯物を引き取りに来る。この本丸では、洗濯当番が干したのを畳むまでしてくれて、広間に置いてあるのを各自が引き取りに来るシステム。

ふと見るとまだまんばの洗濯物が置いてある。長義はこれを隠したらまんばがさぞかし困るだろうと思い至る。洗濯物の中にはまんばの大事な布がある。これをやつは心底求めているから、まんばが良い反応をしそうだ、と長義はまんばの洗濯物を隠してしまう。

夜、まんばが半泣きで初期刀の加州と話している。しめしめ、困ってる困ってる、と長義は内心ニヤつく。
加州が言う。
「実はまんばの下着と布が盗まれたみたいなんだ。下着ドロボーを俺としては許して置けない」
「(  Д ) ゚ ゚」
実は長義は洗濯物を全て持っていった。その中に下着が混じっていたらしい。
「この中に犯人がいる!」
加州が全員を広間に集めて言う。
「俺の推理力で見つけ出してあげるからまんばは安心して!」
「加州、頼む(;_;)下着はともかく布は困る……
「下着も大事でしょ!!」
大変なことになった。

「俺が思うに……




「ストーカーの犯行だ!きっとまんばのことを付け狙う輩が、下着を盗んだに違いない!」
「す、すとーかー?しかし俺なんかの下着を盗んでもどうしようもないと思うんだが
「ストーカーはまんばのことが好きなんだよ!?そんなのおかずにするに決まってんじゃん!」
「おかず?俺の下着なんかがおかずになるのか……?食べれないと思うんだが
「そのおかずじゃないけど、まあいいや!」
加州はみんなに向き直る。
「これは由々しき事態だ。たかがストーカーだけど、これは窃盗であり、性的な不快感も与える。一緒に戦う仲間内でそんな亀裂が入ってはいけない!」
「加州、別に俺は不快とかでは」
「布がなくて嫌でしょ!」
「いやだ」
「そのため、各自部屋を改めさせてもらう!」
まずいことになった。

長義は



隠蔽を図った。

「じゃあ各自回ってくからー」
加州がそう声を掛けると太刀の部屋に向かって行った。長義はダッシュで自室に向かう。
とりあえず洗濯物を返そう。しかしみんながうろついていて、迂闊に持って出れない。風呂敷で包んでも、こんな荷物を抱えていたら怪しまれる。

長義の部屋に訪れた者がいた。それは




南泉だった。
「おま!なんか様子がおかしいとおもったら!」
「猫殺しくん!」
咄嗟に口を押さえつける。
「んんん〜〜!」
「そんな大きな声出すと聞こえるだろ!猫は空気も読めないのかな!ああ、猫にはそんな高度なこと無理か!」
「ん〜〜〜!」
南泉を放してあげる。
「にゃ〜んで、こんなことを。そこまで写しに入れ込んでんのかにゃ〜?」
面倒くさそうに見てくる。こっちも面倒だよと思いながら睨みつける。
「嫌がらせで服を隠したらこうなった。盗んで何かするつもりはなかった」
「ほんとか?下心なく?好きな子の下着だぞ?」
「下着があるなんて知らなかった!それに好きじゃない!」
「毎日洗うものなんてわかりきってるだろ。あとお前が写しを好きなんてバレバレだにゃ
そんなこと言われて愕然とする。
「これ見つかったら嫌われるんじゃね?」
「う……
「みんなにストーカー扱いされるし?」
「うう
南泉の言うことは最もだ。これが公になれば社会的に死ぬ。さらに写しからも軽蔑される。
「これを猫殺しくんの部屋に置いてくれないかな」
「どうしてそうなる!」
「猫殺しくんならどうせみんなに猫扱いされてるし、戯れて持ってった事にすればいい」
「そんなことする義理はない!それに猫じゃねー!」
「いつも面倒見てやってるじゃないか!」
「逆だろ!俺が面倒っていうか、お前に迷惑掛けられてる!」
南泉はなかなか頷いてくれない。


言い合いをしていると襖がスパンと開く。加州がじろりとふたりを睨みつけた。後ろにたじたじとしたまんばもいる。
「あ!俺の布……!」
「これは、どういうこと?」
ついに見つかってしまった。
「いや、これは、猫殺しくんが
「はあ!?俺を巻き込むな!」
「あんたが、俺の布を盗んだのか……?俺のことが嫌いだから……?」
まんばがショックを受けた顔で長義を見てる。やばい、これは嫌われた。盗んだことが明るみに出てしまったから、もう明日からまんばに軽蔑の目で見られる、と思う。
しかしそれは明後日の方向に転がった。
加州が怒った顔で言う。
「ちーがう!さっきも言ったけど、ストーカーっていうのはその人のことが好きだからするの!だから長義がまんばを好きすぎて盗んだってこと!」
「え!」
まんばは驚く。そして長義と加州を交互に見る。
「あ、いや、その」
否定も肯定もできない。
肯定したら社会的に死ぬ。否定したら嘘つく事になるし、まんばと決定的な亀裂が入る。
「だから!今回の事件は絶対にゆる!」
「俺は嫌われてるわけじゃなかったんだな!」
心なしか声が弾んで、顔も嬉しそう。
「???」
「ストーカーだぞ?わかってるのか、にゃ?」
「俺を好きで、下着をおかずにするんだろ。わかってる」
「そこまでしない!」
「食べれないってことか??」
「あ、いや、食べれないことはない、けど……
「そうか、食べるのか」
何やら満足げに頷いてる。
「えーっと、これは、カップル成立、なの?」
「たぶん……?」

そしてちょぎくには公的に恋人同士ということになった。しかしまんばと長義の認識に大きな差がある事は、今はまだ誰も知らない。






お疲れ様でした。
唐突に始めてごめんなさい。
そしてアンケは各5分という短さでごめんなさい。
そんな短い中、付き合ってくれた方ありがとうございます!参加できなかった方すみませんー!

読んで頂きありがとうございました!