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木蔦(キヅタ)
2019-11-10 09:08:34
2107文字
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きみ●ペット設定【ちょぎくに】
きみぺっぽい設定
ちょぎくに
まんばは皆に内緒でペットを飼っている。ペットというと語弊がある。自分の本歌を部屋に置いている。
実はこの本丸の審神者はまんばモンペで、どこから噂を聞きつけたのかまんばと本歌は敵対してるらしいと思い込んでいる。
そのため審神者は「山姥切長義が顕現したら刀解してやる!」と意気込んでいる。まんばはそんなこと望んでないと何度も主張したが、聞き入れてもらえない。
ちなみに聚楽第の任務では優を取ったが、監査官には丁重にお帰り頂いた。配属されたら刀解される。
聚楽第任務で刀がドロップする。それをまんばだけが見ていたためこっそり刀を持ち帰る。それは本歌だった。
まんばは本歌に会いたかった。どんなに嫌味を言われようと嫌われようと、自分だけの本歌に憧れていた。
本当はこんなこといけない、主に言わなければと思いつつ、まんばはこっそり自室で本歌を顕現する。ようやく会えた本歌にまんばは感激した。
しかし見つかったら刀解されてしまう。まんばは長義を手放したくない。
「偽物くんは俺と一緒にいたいのかな?」
「一緒にいたい」
「俺がお前を恨んでいても?」
「構わない。綺麗なあんたを眺めていたい。それだけで癒される」
事情を知った長義は提案する。
「じゃあお前が俺を部屋に匿えばいい。俺は持てるものだから、お前が癒しを求めているなら与えてやろう、いくらでも眺めればいい」
「しかしそんな大それた事を
…
」
「ペットが増えた程度に思えばいいだろ」
プライドが高そうな長義がそんなこと言うなんてとまんばは驚くが、結局まんばはその提案を受け入れ、長義を自室に住まわせることにする。本歌を失いたくない。
この生活はかなり快適だった。
まんばが疲れて帰ってくると頭を撫でて抱きしめてくれるし、逆に長義を撫でたり抱きしめても怒られない。見ているだけでも目の保養なのに、彼の存在にだいぶ助けられていた。
近侍の仕事もあり、出陣もあり、本丸全体の取りまとめもあり、まんばは忙しなかった。毎日くたくたで帰ってくる。そんなまんばに長義は微笑み
「俺を抱きしめて、なでなでしてもいいんだよ?」
と言う。まんばは誘惑されるがまま、長義に抱きつき、そのままうとうとして寝てしまう。
ペットのくせに布団を敷いて寝かしつけてくれる。優しい。
そんなある日まんばは精神的に酷く傷ついて帰ってくる。部屋に戻ってくるなり泣き出した。長義に変に思われると思ったが止まらない。
「偽物くん
…
」
ぺろっ
長義がまんばの涙を舐めた。まんばはびっくりして長義を見る。再び長義はもう片方の目の涙を舐めた。
「俺はペットだからね」
そう言いながらペロペロ舐めていく。目元、頬、と舐めて、ついに首筋、胸元にまで行った。
「ちょ、ほんかぁ、そんな所に涙はな
……
っ」
くすぐったくて、ぺろりとされるたびに身体が跳ねる。
長義はまんばに覆い被さってペロペロ舐めてる。まんばの中の冷静なまんばは「なんだか大型犬みたいだなぁ」って思ってたりする。
その場はそれで収まるんだけど、次の日から毎晩ペロペロされるようになる。まんばは気が狂いそう。
遂にペロペロだけじゃなくちゅっちゅまでされるようになった。
しかしそんなペロペロちゅっちゅを審神者に見つかってしまう。
「うちのまんばが!野生の長義に犯されてるぅぅぅ!!」
発狂したモンペ。
ペットと戯れてただけだが、第三者から見たらまんばが襲われてるように見えたらしい。
「あ、主、落ち着いてくれ、そんなんじゃないから
…
!」
「どこから侵入した!!政府の牢獄にぶち込んでやる!!いや叩き折ってやる!!」
「主!主!違う!!」
「まんばはこっちにおいで、そこにいると危険だから早く
…
!」
「主、これは野生の長義じゃないんだ
…
!俺の長義なんだ、だから取り上げないでくれ
…
!」
「『俺の長義』??」
「俺は国広に拾われて飼われてるペットだから」
「ペット
……
?」
「ちょ、は、恥ずかしい言い方するな!」
「だってそういうことにしただろ」
「国広そういう趣向の持ち主だったの
…
?」
「ほら誤解したー!!」
「長義とは不仲だったけどそんな彼を飼いならしたかった女王さま気質
…
?」
「あ、あ、主、違う
…
!」
「さっきのもそういうプレイ
…
?」
「間違ってないね」
「おい!!」
「やっぱり」
そして審神者公認となったちょぎくに。まんばのペットとして大手を振って歩き回れるようになり、ペットのスキンシップとしてまんばを組み敷くようになり、ごにょごにょ
……
ちょぎくにハピエン!!お付き合いありがとうございました!お疲れ様でした!
どうでもいい設定
・プライドが高い長義くんがペットに成り下がってたのは、仕方ないということもあったけど、いつかまんばを組み敷いてやるという思いがあったから。それにペットであっても主導権は長義にあったから。
・長義がペロペロしてたのはそういう事に慣れさせるため。いずれ抱く強い意志。
・「刀剣が刀剣を顕現できるのか?」というツッコミはなしでお願いします(笑)
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