ちょぎくに
※女体化
※現パロ
長義はまんばの事が好きだった。だけど告白どころか普通に話すことすらできなかった。そして審神者が本丸を閉鎖することになり、顕現が解かれ離れ離れになってしまう。
そして長義は人間として生まれ変わった。何故か過去に戻り、平成の世に生きてる。
自分が生まれ変わったのだからまんばもどこかで暮らしてるのでは?と思う。まんばのことを小さい頃から探していた。
そして長義はようやくまんばの事を見つける。まんばは女として生まれ変わっていた。驚いたが、好都合だと思う。
早速声をかけようとしたら、まんばは誰かを見つけたようで、嬉しそうな顔で走っていく。そしてぎゅっと男性の腕を組んだ。それはまるで恋人にするようだった。
「遅いぞ!待ちくたびれた」
「すまない、少し手間取っていて
…」
「まあいい、早く行こう!限定のイチゴパフェ!」
ぐいぐいとまんばが男の腕を引いていく。あのコミュ障のまんばがあそこまで気を許してるなんて、と長義はショックを受ける。折角まんばのことを見つけたのに、声もかけずに、立ち尽くして、出会いのチャンスを逃してしまった。
長義は後悔する。なんで隣にいるのが自分じゃないんだ、なんでもっと早く出会えなかったんだ、いやそもそも本丸でたくさんチャンスはあったはずなのに、俺は馬鹿だ、と。
それにさっきだってショックを受けたとは言え、話しかければよかった、そうしたらまんばと関わりができたのにとぐるぐる考える。
結局その後探したが、再びまんばに会うこともなく、日々過ぎていった。高校生だった長義は、季節が巡り、受験生になり、大学入試を受ける。(つまり一年以上探し続けて成果は出なかった)
受験発表の日、再びまんばと巡り会う。合格者などネットで見えるが、やはり現地で見ないと雰囲気が出ないと変なこだわりを持った結果の幸運だった。
まんばも同じく受験生のようで、受験票を手に持ち、番号を探していた。そこにばったり長義が居合わせた。長義は驚く。あれほど探していたまんばが目の前にいると感動した。
しかし驚いたのはそれだけじゃなかった。
まんばは男だった。
「え、なんで、おと
…!?」
「本歌、お前も転生してたのか」
長義が見かけたのは明らかに女性の姿をしたまんばだった。小柄な体で、膨よかな胸をして、スカートを履いていた。
目の前のまんばは長義と同じくらいの身長で、明らかに男の体型だった。
「女じゃ
…!?」
「女?」
そこに第三者の声がかかる。
「番号あったか??」
長義が振り向くとそこにはあの日見かけた女の姿のまんばがいた。
「ああ、あった」
「そうか、よかった。おめでとう」
「ああ、ありがとう」
「じゃあ帰ろう」
「待て待て待て!!」
長義はふたりの腕を掴み、引き留める。
「なぜ国広がふたり!?」
女のまんばが男のまんばを見上げて問う。
「誰だ?」
「本歌だ」
「本歌か」
合点がいった、とばかりに女のまんばが納得する。
「久しぶりだな、あんたも転生してたんだな」
「え、あ、ああ」
「それじゃあ」
「待ちなよ本歌との感動の再会じゃないのかな!?
なんでそんなすぐ帰ろうとするんだ!」
「いや今日ははじめて●おつかいの再放送が昼にやるからそれを見たくて」
「テレビ
……!しかも再放送に負けた
………!」
長義は怒りか悔しさか、プルプルと震える。
「折角本歌に再会したんだ!もっとこう、なんか、あるだろ!?」
「いや、ない」
「おい、そんなにはっきり言ってやるな」
「他になんて言えば
…」
「
……まあ、ないな」
「ほら」
「くそくそくそ!!」
結局長義がふたりを無理矢理ファミレスまで引っ張っていき、これまでの話を聞いた。ふたりは双子で、男のまんばは春から長義と同じ大学に通うらしい。
「ふたりとも刀だった時の記憶はあるのかな?」
「まあぼんやりと」
「薄っすら」
ドリンクバーで持ってきた物を飲みながらふたりはそう答える。
女のまんばはテーブルナプキンのケースに貼ってある期間限定のスイーツに釘付け。
「別に頼んでもいいよ」
「いいのか?」
「それくらい出してあげるよ」
「じゃあキャラメルパンケーキとイチゴスペシャルパフェとガトーショコラとハニーカスピ海ヨーグルト!」
「た、たくさん食べるんだね
……」
「昼前だからな、控えめにしたつもりだ」
「それで
…!?」
「言っとくけど俺の分だけじゃないからな」
もしや長義の分も含めて三人分なのかなと思ったが、料理が届くとまんばふたりはすべて半分こして食べる。はいあーんしてる姿など、同じ顔じゃなければ、恋人と見紛う。
そこで長義は数年前見た女まんばが恋人と腕を組んでたことを思い出す。
(まさか相手はこいつか
……!)
自分がした馬鹿な勘違いに頭を抱えた。
お疲れ様でした!ここら辺で終わっておきます!
この後長義くんは自分が探し求めていたのは彼女だ!と思い、女まんばに猛アピールしますが、女まんばには相手にされません。しかし長義くんは何故か男まんばの方に惹かれていきます。そして完全に恋を自覚して、行き場のない怒り(なんで同性を好きになるんだ、同じ顔で同じ性格で同じ生まれ変わりが側にいるだろぉぉぉ!!)を抱えます。色々思い悩み、観念して、もう後悔したくない!とまんばに告白しますが、
「だが断る!」
と言われます。
「くそぉぉぉぉぉ!!」
となります。
お付き合い頂きありがとうございました!お疲れ様でしたー!
グラさんが続きを書いてくれました!
https://privatter.net/p/5035371
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