木蔦(キヅタ)
2019-08-16 10:17:19
1787文字
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まんばに惚れてて優しい本歌【ちょぎくに】※注意多々あり


ちょぎくに
※かっこいい長義はいない
※長義が邪険にされるので注意


長義からまんばへのベクトルがすごい。
朝起きて挨拶
「偽物くーん!おはよう!こんな所で会えるなんて運命かな?」
「決められた時間・場所でご飯を食べるんだから、特に偶然でも運命でもない」
「そんなツレない事言って。照れ隠し?」
「うるさいどっか行け」

出陣
「さ、偽物くん、手繋ご」
「なんでだ!」
「腕でもいいよ?」
「だからなんでだ!行くのは戦場だぞ!?」
「ほら、俺が守ってあげるから」
「俺は刀剣男士だ💢それに守られるにしても手繋いだら邪魔になるだろ!それくらい気付け💢💢」

内番
「なんでこっち来るんだ」
「え?一緒にいたいからに決まってるじゃないか」
「手分けしてやった方が効率がいいだろ」
「え!どこ行くの!」
「今の話聞いてたのか!?違う場所で作業するんだ!」


とにかくまんばにくっ付きたがる。
「なんであいつはあんなにも軟派なんだ!」
まんばは長義の態度にプンスカ怒っている。

ある日まんばは演練に行く。他の本丸の刀剣男士達がたくさん集まっている。その中に本歌もいた。まんばは思わず顔を歪める。
こちらに気づいた他所の本歌が見下したような表情でこちらを見る。
「おや、偽物くんじゃないか。そちらは偽物くんが隊長なのかな?残念な部隊だね、精々がんばることだね」
じゃあ、と去って行く。まんばはそのツレない態度を見て目を輝かせた。


(か っ こ い い  !)



その後も、何度か他本丸の長義と会話をしたし、その本丸の山姥切国広と会話をしている所を聞いたりしたが、先ほどと同じような態度だった。どうやらその長義はクールな個体らしい。国広に冷たい。
なんてかっこいいのか、と再び感動した。自本丸とは全く違う。
まんばは演練から帰り、ため息を吐く。
「本歌はあんなにかっこいいのか
独り言を呟く。
「俺がどうかした?偽物くん」
ニコニコと笑いながらまんばの傍に腰掛ける。まんばは寄って来た長義をジト目で見ると考えた。
(もしこれが他所の本歌だったらどうだろうか。『やぁ偽物くん、辛気臭い顔して何してるのかな』とか冷たい視線で言うんだろうか)
そう考える。それに比べて自本丸の本歌は何だかなよなよしい。まんばは再度ため息を吐く。

(なんでうちの本歌はこんななんだもっとかっこいい個体だったらよかったのに
「偽物くん?」
「あーもう!うるさいな!どっか行ってくれ!なんであんたはそうなんだ、他の個体はもっとクールで不敵で自信満々で自意識過剰かってくらい高慢だったぞ!?それがあんたはどうだ!?写しごときにベタベタベタベタと!恥ずかしいと思わないのか!?」
まんばは思わずそんなことを言ってしまう。長義はそれを聞いて黙り込む。さすがに言い過ぎた、とまんばは口を噤む。
……偽物くんは、そういう俺がいいの、かな?」
「あ、いや、その、すまない。傷つけるつもりは


パシッと腕を取られ、力強く引かれる。視界が反転する。気付くと長義の顔が目の前にあって、ぼんやりと天井が見えていた。
「お前が良いと言うなら、もう我慢しなくていいかな。お前はうんと優しい男が好みだと思ったんだけどね」
「え」





暗転。


お付き合いありがとうございました~!ちょぎくには幸せになりました!



「女の子は優しい男が好き」って思い込んで、妙に優しげな態度の男性いるよね。それをイメージ。
まんばはその後態度は変えないんだけど、内心は長義くんに惚れているでもツレない態度(大事な事なので2回言いました)

図星を指摘されると照れるんだけど「そんなんじゃない!」とか口では言う。
本歌さんも遠慮しなくていいってわかってるんで、そこは攻め立てる。
「そんなにムキにならなくても。顔に書いてあるよ」とか。


でもSな男が好きだと勘違いされて、寝所ではうんと意地悪されてしまう。
やだ、優しくして~~~!って言うんだけど、お前は酷くされるのが好きだろ?って言って聞いてくれない。
「え?優しくしてほしい?クールで不敵で自信満々で自意識過剰かってくらい高慢が良いって言ったのはお前だよ?」

まんばはクールなかっこいい本歌が好きなだけであって、Sが好きなわけではない。