木蔦(キヅタ)
2019-07-22 23:39:51
1326文字
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xxしないと出れない部屋【ちょぎくに】


ちょぎくに
xxしないと出れない部屋ネタ


まんばと長義は『xxしないと出れない部屋』に入ってしまった。
扉を叩くがびくともしない。

『本心で話さないと出れない部屋』と書いてある。
そこまでヤバイ課題でもないし、話してみるか、とまんばが言う。

しかし長義はドキドキしていた。
実は長義はまんばの事が好きだったため、『本心で話す』に告白も含まれるならどうしようと焦った。

まんばが、「山姥切、聞きたい。俺の事どう思ってる?やっぱり憎いのか?」と聞いてくる。
長義は(本心、本心、)と言い聞かせて、話す。

「号に関しては今も許せない。しかし写しとしては、出来の良い弟のように思っているよ」
と伝える。

まんばは、少し嬉しそうな顔をして、
「俺はもっと山姥切と話したい。昔みたいになりたい。号の事は最早俺一振りではどうしようもない。だから許せというわけじゃないが、そんなに冷たくあしらわないでくれると、嬉しい……
謙虚にそう述べる。
まんばはホクホクと笑顔を浮かべており、とても可愛らしい。

「これで開いただろうか?」とノブを回す。
しかし開かない。
「まだ本心じゃないってことか?」
まんばが困った顔をするため、長義は内心ドキドキする。
やはり告白をしなければ開かないのかもしれない。

「本当に本心か?」
「ほ、本当だ!俺だって早く出たい!」
「本当に本当か?」
「しつこい!お前こそ本心だろうな!?」

長義はきっと自分のせいだと思う。
しかし本心で話すなどできるはずがない。
あれほど憎んでいた写しに好きだなどと調子のいい事が言えるわけない。


「困ったな、ずっとこのままでいるわけにはいかない
わかってるが、感情は追いつかない。
まんばは溜息をつく。その溜息は長義を責めてるようだった。






「実は、隠してる事がある」

そう言ったのは意外にもまんばの方だった。
びっくりして目を見開く。

「あんたとここに閉じ込められたが、俺は早く出たいわけじゃない。もっと山姥切と一緒に過ごしたい。もっとあんたのこと知りたい。」
まんばが見たこともないような切ない顔を向け、苦笑する。
「それにこの部屋を用意してほしいと強請ったのは俺なんだ」
「え?」
「あんたが俺を本当に嫌ってるのか知りたかった。こうして本心が聞けただけで満足だ。欲張りは、良くない。」


ガチャン、と音がする。


「さあ出よう。付き合わせて悪かったな。あと無理に本心を喋らせるようなこともしてすまなかった」


そう言ってまんばは出て行こうとノブに手をかける。

しかし長義はその扉を思いっきり閉めた。
再び鍵が閉まった音がする。

「俺はまだ本心を言ってない」
「え?」
「だから、出て行くのはもう少し先になる」



おわり!

しかしこれ、まんばは恋愛感情なしで、本歌さんはありだから、そこでまた拗れる。
まんばが真っ赤で「えええええ!」ってなって、本歌さんがもう告白ついでのヤケでまんばにチューとかしてしまうんだよ。
それから写しは本歌のことを意識してしまって、気がついたら好きになってしまって、二振りはくっ付きます!!おめでとう!