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木蔦(キヅタ)
2019-05-22 01:06:44
1845文字
Public
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芸能人に無知なまんばの話【ちょぎくに】芸能パロ
ちょぎくに 芸能パロ
長義くんは俳優兼歌手の売れっ子。
ある日握手会が開かれる。
ファンはほとんど女性ばかりで、長義コス(ステージでの衣装や役の衣装、たまに髪・顔だけで長義風程度の子もいる。)
そこに男性が何人か混ざってて、珍しいなと目を引く。
それがまんばで、まんばは友人についてきてほしいと頼まれただけ。
抽選で当たったけど、男一人で行くのがつらいので、2人までOKだからついてきて!みたいな。
長義くんはまんばが自分そっくりなので驚いて(あの子のコスプレは気合入ってるな
……
さぞ自分の大ファンなんだろう)と思い込む。
すっごく熱が入った男性ファンと握手した後、ついに長義そっくりコスの子になって、長義くんは(そこまで求められたら与えてやらないとね
…
✧)精神で手を出す。
だけどまんばは全然興味ないから、おざなりにスッて手触る程度で去っていく。
なん、だと
…
?
もう芸能人としての長義くんのプライドズタズタで、ちょっと待て!!って呼び止める。
次の人来てるのに放置。
「俺の事が好きなんじゃないのかな!?滅多に俺は握手会なんてしないんだから、もっと惜しんでもいいんだよ!?」
ってまんばに迫る。
まんばはいきなりの逆上に驚きつつも
「そ、それはすまない
……
、芸能人はタモさんとてつこしか知らなくて
……
。」
と言う。
なにそれその二人しか知らないとか絶対敵わないじゃん
……
orzってなる。
大御所レベルではないと言う自覚はある。
「でもお前のそれは絶対に俺を意識してるはずだ!!その格好は俺を真似たものだろう!」
「え?ああ、そんなに似てるだろうか?親戚か何かか??」
実は今日の服も微妙に似てて、並ぶとニコイチみたいになってる。偶然。
「俺の事知らないなんて嘘だろ!なんで握手会に来たんだ!」
「友人が一人じゃ行きづらいから付いてきてくれって
…
」
結局本当に自分のファンじゃないってわかり、まんばは解放されて、握手会は再開する。
だけど長義くんは握手会が終わった後もまんばの事が頭をチラついてしまう。そしてイライラする。
名前は知らないので心の中で「偽物くん」呼び。
そして偽物くんに自分の存在を刻みつけなければと思うようになる。
つまりタモさんとかてつこと同じくらい有名になることを目指す。
そしてあるオフの日、長義くんは偽物くんと再会する。
街を歩いててすれ違った。
長義くんがすぐに気づき偽物くんを呼び止める。
「ん?ああ、あんた、えと、握手会の!久しぶりだな!」
「💢💢💢」
明らかに知人・友人扱いで長義くんは胸が怒気怒気。
「あ!芸能人のチョギ様だ!」じゃないんかい!
でも冷静な長義くんは
(まだ俺はタモさんやてつこレベルじゃない、まだ道半ばなんだ
……
っ)
と言い聞かせて、話を続けようとする。
「こんな所で会うなんて思わなかったよ、ここにはよく来るのかな?」
「いやあまり来ない。たまたまだ。あんたはこんなふうに出歩いてても人集りができないんだな。」
「は?💢💢」
いや今オーラ消してるからバレてないだけで、バレたら人集りくらいできるし、ここ一帯が大混乱するし💢ってまた怒気怒気してしまう。
「あんたも精々がんばれよ!😊」ってまんばはにこやかに去っていこうとするんだけど、長義くんに捕まって、「名前と連絡先を教えろ」って言われる。
「いや知らない人に教えちゃいけないと兄弟に言われてる。」
「小学生か!!俺はお前が知らないだけで国民全員が知ってるような有名人だから問題ない!」
「そうなのか
…
。」
そうなのかじゃない!!若干心配になる天然ボケ。
世間を知らないにもほどがある。
こうして無事連絡先をゲットするんだけど、やっぱりまんばの態度は変わらなくて、しかもテレビとか毎日のように出てるのに、まんば一切長義くんのこと知らない。
だけどある日まんばが嬉しそうに連絡してきて「見たぞ!🦒🍋」って言うから
(ああ、そういえばCM撮ったな、ついに見たのか。)
って思うんだけど、まんばは
「コンビニに🦒🍋のチラシが貼ってあって、お前が偶然写ってた!採用されたんだな、よかったな!」
って、ポスターを消費者の声的な写真と勘違いしているまんば。
長義くんはまた、くそくそくそ💢ってなる。
この後まんばへの恋を自覚した長義くんが、試行錯誤の末、まんばを落とそうと頑張るんだけど、一筋縄では行かず、苦労するって展開です。
お疲れ様でした!
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