木蔦(キヅタ)
2019-04-21 01:33:11
1694文字
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4/20はちょぎくに真ん中記念日【ちょぎくに】


4/20はちょぎくに真ん中記念日なので、妄想してみた。

■夜景の綺麗なレストランでの出来事ちょぎくに
二振りの記念すべき日だから本歌さんは夜景の見えるレストランを予約するでしょ。
まんばくんは美味しいもの食べれるって付いてくるでしょ。
「国広、今日は何の日か知ってるよね?」
「(知らないと言うと気まずい空気が流れる気配を察知)………ああ
「お前にプレゼントを用意してきたんだ。」
プレゼントをそっと差し出す長義くん。
まんばはお礼を言って受け取るが、長義くんが何か待ってるのに気づく。
(もしやお返し?お返しか?もしかして今日は俺の何かの記念日ではなく、クリスマスとか正月的な皆にとっての記念日??)
と正解に近いような遠いような推理をする。まんばにしては勘が良い、空気も読めてる。
まんばは素直に「お、俺は用意し忘れてしまったんだが、その」とないことを話す。
しかし前テレビで父親の日に小さい子が肩たたき券をあげていたことを思い出す。
「きょ、今日お前のために何かしても良い!何でも言うこと聞くぞ!!」
券はすぐ作れないので口頭で約束する。長義くん、考えてもなかった回答だったようで、口元を抑えて
「あーえっと、うん、あれだ、…………頂こう。」
とか言ってる。
まんばは(頂く?ああ、肩たたき券のことを知ってて、それを真似た気付いたんだな。恐らく『何でも言う事きく券』を頂こうということか。)とか考えてる。

その後は二振りでご飯を楽しんで、夜の街に消えて行きましたとさ。
めでたしめでたし。



■生まれ変わったけど鬼ごっこしてるちょぎくに
前世は刀で、記憶あり設定。

4/20が来るとまんばは思い出す。
前世では恋刀だった長義と真ん中記念日としてお祝いしてた。
今はまんばは独り身で、長義が転生しているかどうかすらわからない。

どこか買い物や遠出をするたびに周囲を探してしまうが、それらしい人物を見かけたことすらない。
まんばは半分諦めてて、長義はまだ転生してないんだろうなって思ってる。

まんばの周りには昔本丸の仲間だった元刀達がいるが、全員ではない。
まんばよりも前に転生して天寿を全うして既にこの世にいない元刀もいる。
逆にまだ生まれてなさそうな感じの刀もいる。
前世の縁からか、元仲間達は惹き合うように出会うので、見ない刀はまだ生まれてないor既に亡くなってるんだろうなと思う。
長義が亡くなってるという話は聞いたことがないのでまだ生まれてないとまんばは思っている。

ある日まんばは悪漢に絡まれる。
数名に囲まれて、最初は財布出せとか路地裏に連れて行かれるんだけど、まんばの顔を見て一変、ちょっとホテルでも行って相手してもらおうぜ、となる。綺麗な顔してるだろ写しなんだぜ
まんばが無理やり引っ張られるとまんばの背後から何者かの手が伸びてきて、悪漢達を次々やっつけていく。
まんばは気が動転してて、助けてくれた人の影か、後ろ姿しか見てない。
顔は見えないけど、咄嗟にまんばは「長義だ!」って思う。直感。

助けてくれた人はそのまま何も言わずに去って行ってしまう。
まんばは追いかけるが、見失ってしまう。

それからというもの、まんばは意識して探してみる。
するとふとした瞬間、微かに気配がするが、まんばが動こうとすると、消えてしまう。
そんなことが何度か起こる。探し物がそこにあるのに、手が届かないジレンマ。

「もう、怒った。そっちがその気なら俺にも考えがある。」

そして今、まんばと長義による鬼ごっこの火蓋が切って落とされた。


本歌さんサイド
本歌さんは生まれ変わったものの、山姥の呪いによって厄介なことになってて、このままだと周囲の人間を巻き込むなぁって気づいた。
実はいの一番にまんばと出会ったのは本歌さん。
だけど、それに気づいていたから、まんばが本歌さんだと認識する前にそっと消える。
そして、まんばの近くで、まんばには一切関わらない存在として、まんばを見守ってた。

だけどまんばに気付かれてしまい、二人は再び……