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木蔦(キヅタ)
2019-03-10 17:16:45
3759文字
Public
ちょぎくに/みかんば シリアス
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お金持ち三日月さんと幼馴染長義くんの話【ちょぎくに、みかんば】※女体化、現パロ注意
ドロドロ三角関係、はっじめっるよ〜〜〜!
※まんば&蜂須賀が女体化だよ注意してね!(娘とか嫁とか御令嬢って言葉が出てくるだけで、身体的な女性の特徴が出てくるわけではない。)
※現パロ
※ちょぎくに、みかんば、どっちとくっついても大丈夫!って方だけお読みください!
まんばは堀川家のご令嬢。2人の兄がいる。
長義くんはまんばの幼馴染。海外に留学中。
おじいちゃんは三条家の跡取り。
よくある幼馴染のパターン。
幼い頃まんばは長義くんと仲良しだった。どこに行くにも二人でべったりで、ある日長義がまんばに言った。「けっこんしたら、ずっといっしょにいられるってきいた。だからおおきくなったら、けっこんしよう。」
そして小学校に上がる前に長義は海外へ行ってしまう。
よくある社交界のパターン。
三日月は社会人になり、そろそろ嫁をと言われていた。嫁決めも兼ねて、年頃のご令嬢をしこたま呼んだ社交界を親に勝手に開かれる。三日月は人間関係(特に女性の媚びる態度)にうんざりしていたのだが、まんばを一目見た時から気に入り、嫁にするなら彼女と周囲に漏らす。
まんばは少しだけ裕福なお家の娘。
所謂お嬢様学校に通ってはいるが、その中では中の下程度のお金持ち度。
登下校も送り迎えの車はない。
親友は蜂須賀で、部活がない日は一緒に帰れるため、お家まで送ってくれたりする。ちなみに蜂須賀は上の中クラス。
親の勧めで最近社交界デビューしたが、変な男に絡まれて大変だった。もう行かないと心に決めてる。
そしてこの前従兄弟の長義が日本に帰ってきた。こちらも昔あったことの言い掛かりを付けてきた。何の話かよくわからないが、昔は昔、今は今。どんな失態かは知らないが時効にしてもらいたい。
まったく細かい事でグチグチ言い掛かりを付ける小さい男ばかりだな、と考えながら家に帰ると、兄が慌ててまんばに詰め寄った。
「きょうだい、三日月さんとも、長義くんとも、結婚の約束したって本当!?」
「はぁぁぁ??」
「二人から突然そんな事言われたんだけど
…
!」
「寝言じゃないか?」
ともかく俺はそんなことした記憶はない!と主張するまんばの元に三日月が現れる。
「げっあの時のいちゃもん男
……
!」
「み、三日月さん!?」
「連絡もなく突然の訪問すまない。直接言いたくて伺った。」
まんばの手を握り見つめる。
「お主に惚れた故、結婚を前提に付き合ってほしい。」
ようやくそこで「三日月ってこいつのことか〜〜!」ってなる。本名三条宗近だしな。
「お断りします。」
ってきっぱり答えるまんば。おじいちゃんは「あなや!」とか半泣きしてる。
「俺は諦めぬからな、毎日会いにくるから覚悟しておけ!」
「来なくていい。さっさと諦めてくれ。」
その日から怒涛のプレゼント攻撃と、学校待ち伏せ作戦が始まる。
長義くんは一週間後に転入してくる。(まるで女子校かのようにお嬢様学校って書いてしまったけど共学な。)まんばより一学年上。
「国広、会いたかった!」
「この前会ったばっかりじゃないか。」
「あの時は忙しなくて少ししか話せなかった。それに久々の恋人同士の再会なんだ、もっと一緒にいたかった。」
「恋人?ああ、恋人がいるのか。」
「お前だよ、お・ま・え。それとも長い間放っておいた事、怒ってるのかな?でも俺がいない間、電話だってメールだってしたよね?それじゃ足りなかった?」
「俺は恋人じゃない。電話もメールもいらない。あと兄弟から聞いたが、結婚って何のことだ。」
「小さい頃約束したろう?」
「してない。」
「した。とにかくお前みたいなじゃじゃ馬、俺くらいしか貰い手がいないんだから、黙ってもらわれておけ。」
てな感じで長義くんが学校で事あるごとに会いに来たりする。
帰宅時、まんばを送ろうとする長義くんと、まんばを迎えに来た三日月が、まんばくんも含めて鉢合わせになる。
「あんた誰だ?うちの国広に何の用だ?」
「お前こそ、俺の国広に付きまとって何のつもりだ?」
バチバチ
二人とも自分の車へ乗せようとする。
「いや、迷惑だから。あんた達と帰るくらいなら歩いて帰る。」
まんばはすっぱりと断るが、二人とも納得しない。
すると親友蜂須賀が現れて、ニコって笑いながら「うちでお茶しないかい?弟が旅行先で良い茶葉を買ってきてくれたんだ」とまんばを誘う。
まんばは二つ返事で蜂須賀の元へ行ってしまう。二人は呆気にとられて見送る。
蜂須賀家では根掘り葉掘り聞かれる。
お茶とお菓子は高級品。
あまり言いたくないなと黙ると蜂須賀がすかさず「食べるかい」と差し出してくるので喋らざる得ない。
まんばを何だと思ってる、さすが親友、扱いを心得てる。
結局お腹いっぱい食べさせてもらった後、お土産まで持たされる。つまり全てゲロった。
次の日から蜂須賀が守ってくれたりする。
けど二人は蜂須賀ガードを潜り抜けるよ。
蜂須賀なんてさ、しっかりしてそうで、中身ぽやぽやお嬢様だから、結構抜けてるのよ
……
。
気づくと「あれ??山姥切??」ってことになったりする。
長義くんに空き教室に連れ込まれて、壁ドンされて
「もうこの際昔の事を覚えてなくて良い。お前が好きだ。だから俺を選んで欲しい。」
って告白されて、さらに
「お前のそのバカでどうしようもない所が昔から放っておけない。そばで守りたい。」
って貶してるのか告白してんのかわかんないこと言われる。
ここで初めてまんばは長義くんの言葉に耳を傾ける。
(こ、これ、マジなやつだったのか
……
!///)
ってなる。今までは本気に捉えてなかった。
長義くん、紳士だからまんばの事はすぐに開放してくれる。
まんばは悶々としながら一人で下校中、一台のバンに攫われてしまう。
そこには会ったこともない白い人や子どもが乗っていて「これが三日月の嫁か〜!」「かわいいですね!けっこんしきが たのしみです!」などと顔をしっかりバッチリ見られながら言われる。
「見るな!」と隠すがもう遅い。
車の中で、二人は三日月の親戚であることが明かされる。
人生どうでも良さそうな態度だった三日月が一変したこと、それが国広のお陰だと言うこと、会うたびに惚気を聞かされることを話される。
生まれてこのかた、こんな三日月は見たことがない。
これからも三日月のことを頼むと言われてしまう。
まんばはお金持ちの戯れだと思っていたのに、そんなことを聞かされて、アレもソレも本気で口説かれていたのかと気づく。
ちなみに五条家で夕飯をご馳走になって帰る。
二人の本気度を知ってしまったまんばは、いつもみたいに邪険にできない。
まんばは優しい子なので、本気の人を無下にするほど無慈悲ではない。
「国広、好きだよ、だから俺と
…
」
「えっ
……
!?///」
「へ?」
真っ赤な顔でドンって突き飛ばして逃げたり、
「国広、会いたかったぞ!昨日ぶりだなぁ!俺は嬉しくて
…
」
「ぎゃ///」
「ん?」
真っ赤な顔でドンって突き飛ばして逃げたりした。
いつもと違う反応に二人は真顔になり追いかけられない
((今のは一体
……
?))
二人のことを男性として意識してしまって、どうにも調子を狂わされる。
ある日、三日月にデートに誘われる。
返答に困ったが嫌と言えず(実際嫌なわけではない)強引に約束させられる。
まんばはあまり可愛い服を持ってないので、デートには不相応と知りつついつものボーイッシュな服装を選ぶ。そんな服でも三日月は可愛いと言ってくれる。
「さぁ行こう」と伸ばされた手に、まんばは何かを思い出す。それは遠い昔の記憶で、同じように、記憶の男が自分に手を伸ばす。
『国広、』
そこは大きな木がいくつか、あと花が綺麗に咲いている場所で、二人隠れるようにして、しゃがみこんでいた。
違う、とまんばは瞬時に思い、出し掛けた手を引っ込める。
「三日月、すまない。あんたとデートできない。」
「どうかしたのか?」
「約束、したやつがいるんだ。」
だからあんたの気持ちには答えられない、と謝る。
三日月は無理矢理作った笑みで、良い良いと言い、まんばを開放してくれる。
まんばは幼い頃の事を思い出した。
長義が大好きだったことも、結婚の約束をしたことも、離れる時悲しくて泣いたことも。
三日月に手を伸ばされて、触れて欲しいのは彼ではないとも感じてしまい、今の長義にも惹かれてることに気づく。
だから三日月に期待を持たせるのは不義理と思い、ドタキャンした。
(長義に、謝らないと
…
!)
と走っていると一台の車が目の前に停まる。
「デートだって聞いたから君が酷いことされないか監視してたんだ。やっぱり酷いことされたんだね?乗って。」
「は、蜂須賀
…
!」
なんてタイミングがいい、とか、俺のプライバシーは?とかいう言葉は飲み込んで、蜂須賀にお願いして長船家へ連れてってもらうんだ。
そして、長義くんに昔の事を思い出した、すまない、って謝って、告白してちょぎくにエンドだよ!!
お疲れ様でした!
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