本丸を牛耳ってる三日月と夜伽相手の写しとそれにもやもやする本歌の話【ちょぎくに、みかんば】


おじいちゃんから夜伽に呼ばれてるまんばくんに、長義は廊下でばったり会ってしまう。
明らかに厠や風呂や自室とは正反対の方向に向かってるから、長義くんはどこに行くんだって聞くんだよ、野暮だなオイ!

この本丸のまんばくんはそれが当たり前って思ってるから、普通に恥ずかしげもなく「三日月に呼ばれたから、性欲処理として。」って言うんだ。
長義くんはそこで、「はぁぁぁ??」ってなるんだ。
性欲処理ってなんだ。恋人じゃないのかみたいな。
「何考えてるんだ、恋人じゃないのか!?」って聞くと
「恋人?三日月はそんなこと望んでない。それに写しが天下五剣の恋人なんて烏滸がましい。」
とか答える。

無自覚にまんばくんに恋してた長義くんはその日からもやもやし始める。

(性欲処理ってなんだ、俺の写しをそんなことに使うな。天下五剣なら他にも良い相手がいるだろ。なんでよりによって国広なんだ。)

って悶々としてる。


ようやく恋を自覚して、もうまんばくんをおじいちゃんの所に行かせたくないって思う。
だから夜まんばくんの部屋まで行って説得しようとする。
こんな関係おかしいとか利用されてるとか。
だけどまんばくんは聞かなくて、その日も呼ばれてたからおじいちゃんの所に行こうとする。
まんばくんの手を掴んで、悲しげな訴えかけるような顔をして「頼む、行くな。」って言うんだよ。
まんばくんは少し困った顔をするんだけど、「すまない」って言って本歌さんの手をそっと大事そうに離して、おじいちゃんの所に向かってしまうんだよ。

だけどまんばくんは向かってる間も、抱かれてる時も本歌さんの悲しげな顔が頭から離れないんだよ。


一方、本歌さんはまんばくんが結局おじいちゃんを選んだから、落ち込んでるんだ。
行かせたくなかったのに、って。