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木蔦(キヅタ)
2019-01-13 00:16:24
3287文字
Public
ちょぎくに シリアス
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長義審神者【ちょぎくに】
まんばくんが初期刀として選ばれ、顕現するが、審神者がどうも素っ気ない。
写しだから嫌われてるのか、でもなぜ選んだ?他にも良い刀ならあったはずだ、って悶々とする。
審神者は他の刀剣には優しい。でもまんばにだけは素っ気ない。
まんばは日々過ごすうちに、審神者から嫌われてるわけじゃない、ある程度の信頼はもらえてる、期待もしてもらえてる、まんばにだけ表面上は厳しい、だけど自分の知らないところ(例えば重症で意識が朦朧としてる時とか)ではまんばに対しても愛情持って接してくれてる、事に気づく。
審神者は政府の規則で刀剣達に対しても顔を隠してる。だから審神者の素顔を知らないんだけど、ある日ひょんな事から、まんばは見てしまう。
その顔はまんばと瓜二つで、銀髪、蒼い瞳の青年だった。
「バレてしまったらしょうがない、かな?さぁ俺の初期刀、特別任務だよ。今夜俺の部屋においで。」
まんばは自分が見たものが信じられないし、確定的なこと何も言われなかったから、動揺してて何も考えられなくて、頭の中の整理もつかないまま審神者の部屋に行くんだよ。
気持ちでは半分違うんじゃないか、人違いだろうって思ってる。
でも勘では本歌だって思ってる。
半信半疑。
仕事に関してはしっかりしてる審神者だからあんまり警戒心もなくて、さらに混乱してるからこれからどうなるのかなんてあんまり考えてないまんばは、言われた通り夜審神者を訪ねる。
そこで押し倒されて「何を
…
!」って抵抗したところで審神者に「特別任務だと言っただろう?俺の初期刀ーーいや俺の写し。黙って俺に足を開け。」って言われる。
あの真面目な審神者にそんなこと言われるのもショックだし、本当に本歌だと確定してしまった混乱もあるし、上手くその場をかわせなくて、そのまま一夜を共にしてしまう。
そして翌朝混乱するも、まんばは寝ている審神者の素顔を見て、本当に本歌なんだ、と再確認する。
本歌に会えたという嬉しさと、向けられている好意とは思えない複雑な感情に頭を抱える。
そしてその後、まんばは度々「特別任務」を命じられることになる。
まんばは審神者=本歌ということは理解したけど、なぜ刀剣が審神者になってるのか、とか、なぜ自分を抱くのか、審神者は自分のことをどう思ってるのか、わからないことだらけで、複雑な気持ちでいる。
ある日、聚楽第出陣の伝令として監査官が訪れる。
審神者は監査官に「弊本丸は聚楽第への出陣はしない。うちの刀剣はそこへ出陣できるほどのレベルではないため、例え評価が下がろうとも参加はしない」と言う。
監査官は暫く黙ったのち「その旨、上に伝える。」とあっさり帰っていく。
その後政府からの離反の恐れありと言う名目で審神者が連行される。
しかし実際は監査官からの報告で、刀剣への虐待の可能性ありと受けた政府が真実を確認するため、審神者の身柄を確保したのだった。
審神者は山姥切長義の生まれ変わり。
そのため霊力も強く、審神者の器に成り得た。記憶もあり。(その辺の設定は過去と未来がループする。ややこしいので有耶無耶にする。)
政府はその事も知った上で、長義の生まれ変わりに審神者になることを依頼した。
彼が選んだ初期刀は、因果の深い山姥切国広で、若干政府も心配していた。
聚楽第の任務は、各本丸の監査も兼ねていた。(ブラック本丸摘発のため)
そのため監査官が審神者から別の刀剣の霊力を感じ、報告&連行となった。
監査官は事前に山姥切長義の生まれ変わりが審神者という情報を知って、本丸に来た。
で、審神者に会っただけでどんな状況になっているか理解し、同時に嫌悪を感じる。
自分の写しを手篭めにした人間に対し、元付喪神とは言え怒りを覚える。
監査官は全山姥切国広は自分の物(Not恋愛)だと思ってるので、自分の物を穢された感があり、不快に思ってる。
でも潜在的には恋愛感情なんだけど、それはこの話では置いとく。メインではないし。
審神者不在の本丸はみんな落ち着かなくて、本当のことを知らない刀剣は「きっとすぐ戻ってくるよね?」って励ましあってる。
そのうち初期刀も重要参考人として政府に来るように指示され、そこでまんばは審神者が捕まった理由を知る。
まんばは被害者だから、どんなことをされたのかとか聞かれる。
まんばはその頃は既に審神者に情が移ってて(というか最初から嫌ってないし、むしろ他の刀剣のように好かれたい、審神者に愛されたいという欲求を持っていた。)まんばの霊力が微かに残っていたから審神者が虐待の疑いをかけられてると知って、審神者を庇う。
まんばは、自分が審神者に行為を強いたと主張。
しかし政府は、『山姥切長義』の性格と、審神者がその気になれば刀剣など容易く退けられる高い霊力を持っていることと、監査官の考察を総合的に判断し、山姥切国広が嘘を言っていると判断。
山姥切国広は初期刀であり、忠誠心も厚い刀剣であることから、審神者を庇っていると思われる。
だけど山姥切国広がこんなにも庇うのだから、実は合意の上だったのでは?と政府も思い始める。(この世界では、両者が合意しているならば、人間と付喪神のお付き合いはオッケー)
とりあえず経過観察ということで、審神者と初期刀は解放される。
審神者としては、山姥切国広は憎い相手で、自分の感情を波立たせるうるさい存在で、我が子であり、信頼できる右腕で、自分のプライド。
そんな存在だから妥協や弱い姿は許せないし、他より辛くあたる。しかし愛おしいという感情もある。
今までまんばへの感情は素顔とともに、他人にも自分にも隠していたけど、まんばに素顔を見られたことで、隠すことを諦める。
その時にまんばに対する欲も自覚し、そのままぺろりと頂いてしまう。
気持ちは伝えず、だけどまんばの前では素の自分でいられることに安堵・安らぎを覚える。
まんばは審神者にとって代わりのいない大事な存在。主従ではないけど、実際は、夜伽を申し付けなければ来てもらえない関係でしかない。そうしてこの関係をずるずる続けていた。しかし今回の件で、完全に自分の物にしないと奪われてしまう可能性に気づいた審神者。審神者の地位を剥奪されれば、簡単にまんばと引き離されてしまう。こんなにも愚かで可愛い写しを今更手放すなどできない。
あとまんばが嘘をついて、釈放されたことも気になっている。無理矢理関係を強いていたけど、もしかしたらまんばのお人好しな心につけ込むことができるのでは?と考える。
その夜まんばを呼び出し、言霊を使い、まんばに契約させようとする。
神と霊力のある人間との契約なので、政府は簡単に破棄させられないと推測。
政府や審神者や遡行軍との戦いに関係なく、長義個人の刀になることを約束させようとする。
情に訴える形に契約までこぎつけようとするが、まんばは「そんなことしなくても、俺はあんたの刀だし、特別な存在だ」って言ってくれる。
もちろん契約も「あんたが望むなら」ってしてくれる。
裏設定だが、まんばへの審神者の感情は恋とか愛とか甘い物じゃなく、プライドと所有欲。まんばは審神者に対し恋愛ではなく、敬愛・親に対する愛されたい感情・親しみ。
審神者は途中から上記に加え、性欲的な感情と子どもに対する親愛がある。審神者の感情は複雑すぎたから、色んな感情がごちゃまぜでまんばも好かれてないって思ってたし、審神者自身もよくわかってない。
ちなみに二人とも恋愛感情だと誤認している。肉体の欲望=恋愛感情という認識。
契約したことに、まんばが思わず「嬉しい
…
」と呟いて、審神者が「嬉しい??なんで?」と思う。
審神者は優しさにつけ込んだ自覚があるからちょっと罪悪感もあるし、なんで嬉しいのかわからない。
そこでまんばが「あんたのことが好きだから、あんただけの刀になれて嬉しい」と伝える。
そこで両想いだとわかり、ちょぎくにハピエン!!!お疲れ様でした!
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