Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
kasimiyakedama2
2024-12-01 18:16:29
1076文字
Public
Clear cache
お戯れ(29・マリアト)
ぷらいべったーにあったやつの再録。
お布団プロレスしろよという気持ちを込めておさかな組
マリアトでもアトマリでもいいよ。
直接描写ないです
蛇口を捻り、コップに半分ほど満たした水を、ひといきに飲み込んだ。
マーリンマンはそのまま、シャワールームから出てきた男の様子を視線で追う。
男はぺたぺたとリビングルームを横断しながらTシャツを着て、ひとつあくびをする。
ダイニングテーブル脇にあった椅子に座ろうとでもしたか、背もたれにかけたはずのアトランティスの緑色の手は途中で止まった。
アトランティスがこちらを見て、にやりと笑う。
立てた親指で、自身の胸の真ん中をちょいちょいと突く。
シャツの上からは見えないが、その位置には己が刻んだ傷跡がある。
その仕草の意味はもう知っていた。
マーリンマンはコップをシンクの中に置いて、身を屈めた。
右手を床へと置き、鼻先で狙うは男の心の臓。
下肢で勢いよく床を蹴った。
マーリンマンとて本気でアトランティスを刺し貫くつもりはない。
もう幾度となく繰り返された戯れのようなもの。
ただ、踏み込みの速度に手を抜いたことはない。
放たれたその身体が、彼の冠する二つ名に恥じぬ勢いでアトランティスの身体を穿とうとした瞬間だった。
アトランティスはその切っ先をわずかに避けると、そのまま彼の梶木通しを脇の下へと抱え込んだ。
「っしゃあ!」
気合一閃、アトランティスは素早く組んだ両腕に力を込めた。
細い口吻に回した腕で、わずかな支点を頼りにマーリンマンの身体を持ち上げてそのまま後方に放り投げた。
鈍い衝撃を背中と足に感じた。
上下反転の世界で、悪魔が愉快そうに笑っている。
閂スープレックスのような形で放り投げられたのだと知った。
「
……
今まで見たことないぐらいのキレをなんでここで出すかね」
視界は逆さまになったまま、マーリンマンが言う。
着地した先は乱れ放題のシーツが丸まったベッドの上。
マーリンマン自身にダメージはなかった。ただ、あまりに綺麗に投げられたものだから少々驚いた。
超人用に作られたそのベッドにもダメージはないようだが、衝撃で壁の棚からいろいろなものが落ちてきた。
それなりに大きな音もした。
「追い出されたらどうしてくれる。」
「てめえに認められたんなら"使える"な」
マーリンマンの咎めるような口調には耳も貸さず、ひとりで納得した様子のアトランティスの身体が宙を舞うのが見えた。
そして腹部に感じる鈍い衝撃。
マウントポジションを取ったアトランティスは先ほどからやけに上機嫌で、こちらを見下ろしていた。
「なんか気分いいから、第二ラウンドと行こうや」
「シャワー浴びたんじゃないのか貴様」
「るせーよ」
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内