ある時代に、他を凌ぐほど強力な神通力を授かったコウジン族がいた。本来なら数百年と修行をせねば身につけられない術を次々と習得し、ついには瑞獣と化した獣を一人で封じてしまうほど。紅玉海に点在しているミズタマの結界が張られた海中洞窟のいくつかはこのコウジン族が修練の成果を試した結果残ったものだと噂され、そしてその真偽が疑われぬほどに、このコウジン族は優秀な術師として名を馳せていた。
声は風を運び、言霊は波を起こし、祝詞は海の底まで響く。そんなコウジン族がかの紫水宮に招かれるのに、そう時間はかからなかった。
「紅玉姫じきじきの命である。紫水宮を覆う結界に綻びが生じていないか視てほしい。褒美は宝物庫から好きな物を選べ、との事だ」
どれほどの神通力を授かっていても、どれだけの術を会得していても、コウジン族にとっては宝を集めることこそが本懐である。かの紫水宮の宝物庫ともなれば、一体どれほどの宝が眠っているか。
「あいわかった」
紫水宮の遣いである角人の言葉を受けて、コウジン族は二つ返事でこの依頼を引き受けた。
紫水宮に招かれたコウジン族は宮中を隅々まで視てまわり、ミズタマの術式と結界を補強して回った。宮中ですれ違う角人たちは皆コウジン族を一瞥する程度で、会釈もしなければ声を掛けてくるような事もしない。依頼をこなしに来た身からすればむしろ気楽なものだと、コウジン族は大して気にも留めなかった。最後の祝詞を朗々と唱え上げて、コウジン族は依頼を終えたと宮中の案内役として供回りをしていた角人に告げる。
「そうか、ご苦労だった。約束通り宝物庫へ案内しよう」
開かれた中庭を横目に眺めながら、絢爛な襖の並ぶ回廊を廻り、供回りの角人は黙々と宝物庫までの道をゆく。道中、角人のあとに続くコウジン族はふと、そういえば紅玉姫の姿を見なかったと思い返していた。高貴な身分とはいえ、礼節を欠くような人物であるという話は聞いたことがない。宮中の角人達の興味なさげな素振りといい、外界からの来訪者とはあまり関わりを持たないようにする取り決めでもあるのだろうか?
「着いたぞ。さぁ、中へ」
あるいは褒美を賜った後で改めて、挨拶をする機会が与えられるのかもしれない。そう思い直したコウジン族は供回りをしていた角人に促されるまま、扉の開いた宝物庫の中へと足を踏み入れた。仄暗い室内で光って見えたのは真珠か螺鈿か、ざらりとした踏み触りがあったのは珊瑚の欠片か星の砂か、深く吸い込んだ空気には、微かに竜涎香の香りがする。めいめいに主張する宝物たちを見渡すよう眼を凝らす間に、背後で音を立てて扉が閉じられた。
風は止み、波は凪ぎ、祝詞は途絶えた。紫水宮の結界に綻びはない。今も昔も、この先も、永遠に。
「そのコウジン族はどうなったの?」
「さぁ?紫水宮の宝物庫に閉じ込められたってところで、この歌は終わってる」
「ふーん…お兄さんはどうしてこの歌を知ってるの?」
「この仕事に就くときに教わった。渡し守に代々伝わってる歌で、俺の師匠の曾祖父さんが作ったんだと」
隻腕の角人は器用に腕を返し、波間に櫂を差し入れる。ぐいと向きを変えた小舟は潮の流れに乗り、サカヅキ島へと近付いていた。
「嬢ちゃんはなんでまたクガネに?」
「えっとね、広い世界を見に」
「広い世界?」
「そう。ぼくはまだ何にも知らないから、もっと色々見ておいでって」
「ふ~ん、そりゃまた…物騒な世の中だってのに、かわいい子には旅をさせよってご両親の方針か何かかい?」
「ううん」
小舟はぎぃと音を立て、サカヅキ島の桟橋へと端を寄せる。身軽に飛び移った少女に目掛け、隻腕の角人は小舟を係留させるための縄を投げた。見事に縄を受け取った少女は、そのまま慣れた様子で桟橋の係船杭へと縄をかけ出す。
「悪いな、助かるよ」
「ううん、いいよ。乗せてくれてありがとう!」
隻腕の角人は、海賊衆ではない。彼はイサリ村の出身であり、碧のタマミズでコウジン族と交流を深めている者だった。海難事故で隻腕になって浜に打ち上げられていた所をコウジン族に助けられて以来、彼らの宝探しの手伝いとして漂流物の回収を生業とし、潮目を見る目と残された手腕を頼りに紅玉海の渡し守も務める頼れる人物であった。
少女とは知り合いでも何でもない。帆別銭の支払いとコウジン族が貯め込んだ珍品の換金のため舟を出そうとした矢先、碧のタマミズにこの少女が来訪してきたのである。
「クガネってところに行きたいんだけど、どうやったら行けるかな」
「それなら丁度舟を出すところだが…お代はあるかい?嬢ちゃん」
「あ、ちょっと待ってね……これ?でどうかな」
「…こいつぁ驚いたな。これだけでかい竜涎香は初めて見たぞ」
「足りる?」
「充分すぎてお釣りが来るぐらいだぜ」
帆別銭の支払いを終えた角人が意気揚々と小舟に戻ると、少女は桟橋から底が見えるほどの浅瀬に尾を垂らし、釣りの真似事をしていた。
「そら、嬢ちゃんの分の換金も済ませてきてやったぞ。ついでにクガネに向かう商人連中の舟に乗せてってくれるよう頼んできた」
そんな少女にずしりと重みのある袋を渡し、船頭は上機嫌に少女の頭を撫でる。
「ありがとう!でも、こんなにいいの?」
「かなり上物の竜涎香だったってのもあるが、ちょうど欲しがってる好事家にアテがあるようだったな。俺の方も、直接渡せりゃもうちょい取り分があったんだが…」
「…えっと、お兄さんこれ、いる?」
両手で抱える様に持っていた袋をじゃらりと持ち直して尋ねた少女に、船頭は慌てて首を横に振った。
「馬鹿言うな!言ったろ?それは嬢ちゃんの取り分だ。俺の渡し代と海賊衆への帆別銭と、クガネに向かう連中に手間賃払ってもそんだけ残ったんだ。あの石っころにはそんだけの価値がある。勉強になったろ?」
「うん」
「そういう事も含めて、広い世界を見て知って回るのにはどうしたって金がいる。そいつは自分のために大事に使いな」
「…うん!」
世間知らずそうな幼い部分が見え隠れする少女にはらはらしつつ、隻腕の角人は改めて首を傾げる。
(スイの里のもんか?こんな年頃の娘を今のご時世旅に出すなんざ…まぁ、外を知らないならそれも仕方無い話か?)
「そういや嬢ちゃん、名前を聞いてなかったな」
「名前?ぼくの?」
「おう、これも何かの縁だ。広い世界を見て回ってたらその途中で、また俺に会うかもしれないだろ?そん時ゃまた今日みたいに渡し守を頼みゃいい」
「そっか!うん。うーんとね、…ニエって呼ばれてた」
「ん?にえ?」
「そうだよ。あそこの人達は、ぼくを“ニエサマ”って呼んでた」
にえ、ニエサマ、贄様……その呼び名には遠い聞き覚えがあった。継がれた櫂歌の唄われなくなった最後の節。宝物庫に閉じ込められたコウジン族のその後。櫂歌は、あれで終わってはいなかった。
紫水宮の宝物庫に閉じ込められたコウジン族は、そこに住まう角人たちを憎むことも、探しに来ない同胞たちを恨むこともせず、ただ宝物庫の最奥にどっかりと腰を降ろし、変わらず祝詞を唱え続けた。当初、自分たちの安寧と繁栄だけを考えていた紫水宮の者たちは何食わぬ顔で生活していたが、呪詛を吐くどころか何の沙汰も起こさず、むしろ祝詞を唱え続けている宝物庫のコウジン族が日に日に恐ろしくなっていった。
紫水宮のどこにいても、耳を澄ませていると何処からか、あの祝詞が聞こえてくる。
聞こえる祝詞がいつか呪詛に変わるかもしれない。それが今日なのか明日なのか、あるいはもっと先、自分たちの子孫に降りかかるモノになる日が来るかもしれない。コウジン族の寿命は軽く見積もっても数百年か、長ければ数千年にも及ぶという。一人で紫水宮の結界を補強して回り、瑞獣さえも祓えてしまうコウジン族その人が瑞獣に成り果ててしまう可能性すら考えられた。何を考えて祝詞を唱え続けているか分からないコウジン族への恐怖はやがて限界に達し、紫水宮の者たちは自分たちのしでかした事を誤魔化し紛らわすため、とある人物を宝物庫へと送り込んだ。
「…斯様な場に年端もいかぬ者を寄越すとは何事か」
「この宮のために祝詞を唱え続ける貴方様の身の回りの世話をと、側仕えを任された者です」
コウジン族に伺いを立てるよう、三つ指をついて畏まっているのはまだ角も固まったばかりだろう年若い角人の少女だった。
「…見知ったような顔だ、もしや」
「はい。貴方様をここに案内したのは、私めの兄にございます」
「……」
「兄は、悔いておりました。お役目とはいえ、あのような…あの日からずっと祝詞が聞こえると、角を押さえ、尾を巻いて…」
「あの角人を恨んだことはない」
静かな一言だった。ある種の威厳があると言っても過言ではない。コウジン族は、自分の境遇を受け入れていた。
「宝を集め、祈りを捧げ、厄災を退け…それでも同胞たちとの差は埋まらなかった。何かが満たされなかった。与えられた通力も得てきた名声も成してきた功績も、どれもが空虚なものだった。…ここは静かで良い。ようやく悟れたのだ。ここで自身が“宝”に成る事こそが、己が天命なのだと」
コウジン族は、紫水宮のために祝詞を唱え続けることに、自身の存在意義を見出していた。
思いも寄らない言葉に、側仕えを言い渡され送られてきた角人はただ愕然と言葉を失う。あまりに突然の理不尽だったはずだ。あまりの不義理だったはずだ。何を思えば、そのように。
「だが、解せんな。今更側仕えを寄越すとは」
「…私は、贄なのです」
「何?」
「皆、貴方様を恐れております。いえ…この言い方は正確ではないでしょう。貴方様が何を思い、何を考え、ここで祝詞を唱え続けているのか。私も今言葉を交わすまでは判りませんでした。…正直、言葉を交わした今でさえ、判りかねています」
「…畏怖を感じさせているのか。いや、無理もない話だろう。我らコウジン族と紫水宮の角人とでは、信ずる神も奉ずる価値も違いすぎる。…せめて外と通じ、弁明する事は出来ぬか?」
「難しいと思います。先ほど言った通り、私は贄…宝物庫の扉はとうに閉ざされました」
「お主の兄は?妹を贄に差し出すような男には見えなかったが」
「…半月ほど前に自害致しました。両の角を自ら圧し折り、柱に縄を括って、首を」
「…痛ましいことを。人柱の条件は何だ?どうすればお主は宝物庫を出られるのだ」
コウジン族は、贄にされた少女の身を案じていた。畏怖のために放り込まれた年端もいかぬ少女を捨て置いていられるほど、コウジン族は情のない人物ではなかった。
「出る条件は、ありません。私の…贄の役目は、貴方様に代わり祝詞を唱え続けることでございます」
「何という無茶を」
音の一つ一つに通力を込め、風に波に流れるように朗々と、息をするように唄い続けることの難しさを紫水宮の者たちが知らない訳がない。一朝一夕で身に付く芸当ではないことなど百も承知で、少女はこの宝物庫へと送り込まれたのだ。
「このような人柱が一度きりで終わるはずがない。止めさせねば」
言葉の音を一つでも、流れの節を一つでも変えただけで、祝詞は全く異なる意のモノになる。紫水宮の者たちが恐れた“呪詛”というのは、コウジン族にとっては文字通り息をするよりも簡単に実現出来てしまう類のものだった。
「お待ち下さい!少しだけ、少しだけ私に、時間をくださいませんか」
「何を…」
「無茶は承知の上なのです。特別なコウジン族である貴方様には通力も寿命も、ただの角人である私では決して届かない…ですが私にはもう、こうするより他に道がないのです」
紫水宮の“宝”に成ることを良しとしたコウジン族にとって、宝物庫の外の事情など最早些事である。それでも少女の嘆願の言葉の続きを待ったのは、紫水宮からの遣いとして礼を尽くし、宝物庫に案内をしてくれた見知った顔の角人の姿が、聞くに堪えない最期の姿がどうにも過ぎるからであった。
「…ここに連れてこられる前に、武官様から暇を言い渡されました。私は宮中で生まれた身で、兄も亡くした私には最早帰るあても宮中で暮らす後ろ盾も、外で身を立てる術もないのです。貴方様には遠く及ばずとも、祝詞の一節でも唱えられるようになれば…いいえせめて宮の安寧の為でなく、兄への弔いの為に、祝詞を覚えたいのです」
「…」
「私の寿命は貴方様にとっては瞬きのようなお時間でしょうが…そのお時間を、どうか」
「…あいわかった」
断る言葉が見つけられなかった。それは胸を打つのに充分すぎる願いだった。コウジン族はこの一度だけ、情に流された。
宝物庫の中にいた二人は知らない。宝物庫に近寄りもしなかった紫水宮の者たちは知らない。宝物庫の外で息を潜め、顛末を聞き届け、そうして紫水宮から逃げ出した、年老いた角人の渡し守がいたことを。
(紫水宮の贄姫…船頭の曾祖父さんが作った櫂歌は本当の話だったってのか!?)
紅玉海の渡し守が語り継ぐ櫂歌の中には、テンゼンの白虎退治やガンエンのヤンサ統一など顛末が明快で有名なものから、螺旋海峡の幽霊船、紫水宮の玉手箱など真偽の知れないおとぎ話のようなものまで様々なバリエーションがあった。どちらも渡し守の間で作られては歌い継がれ、時に変化し、時に噤まれ、そうして残ったものが代々唄として風に乗り波に乗って紡がれてきたのだ。
隻腕の角人が渡し守として歌い継いできた「宝物庫のコウジン族」の櫂歌も、本来は師事した船頭の曽祖父が作った「紫水宮の贄姫」という原曲があった。だが最後の一節、肝心の贄姫が出てくるくだりが唄われなくなったために、教えられ歌い継いできた渡し守たちの中でも唄われることのなくなった“贄姫という存在”は架空のおとぎ話だと思われていたのだ。
(待て待て待て、だとしたらこの嬢ちゃんが歌に出てくる贄姫さまだってのか!?どう考えても計算が合わんだろ!)
師事した船頭もそれなりに貫禄のある年齢だったが、その曽祖父ともなればゆうに百年は前の人物ということになる。目の前にいる少女が櫂歌に出てくる贄姫だとは、どうしても結びつかなかった。
「あー…その、贄さま?」
「いままでみたいに嬢ちゃんでいいよ!ぼくあんまり“ニエサマ”って呼ばれ方、好きじゃないんだ」
「ん、いや…そりゃそうか。あんまり気分の良い意味じゃねぇもんな」
「やっぱり…ぼくを“ニエサマ”って呼んでくるヒトたち、みんなぼくのことなんか見てなかった。ぼく、お兄さんみたいに嬢ちゃんて呼ばれる方がスキだよ」
「お、おう」
歯切れ悪く動揺している隻腕の角人の様子などお構いなしに、少女は言葉を続ける。
「ぼくがいまよりうんと小さい頃に、暗くてきらきらしてる部屋に連れていかれて、そこで会ったおばあちゃんがぼくのお母さんになったんだ」
「??」
「なんていうんだっけ…あ、そだてのおや?」
(暗くてきらきら…宝物庫か?育ての親が中にいた婆さんって事は、やっぱり…)
「おばあちゃんは色んなお祈りやおまじないを教えてくれたけど、他にも色んなことを教えてくれたんだ。潮の流れ、風の運び、星の見方、イイモノとワルイモノの見分け方…」
少女の口から、指折り数えて羅列される単語の数々。隻腕の角人にとってあまり馴染みのない祈りや呪いの類は、文字通り“おまじない”としてコウジン族の口からかろうじて聞いたことがあるようなものばかりだった。それらの単語の多さと引き換えに、紅玉海で生活しその周辺コミュニティとやりとりをする機会があれば当たり前のように使う知識や常識は少なからず欠けていた。
少女に感じた「世間知らずの箱入り娘」という印象。この少女が次代の贄として宝物庫に連れて行かれ、紫水宮の贄姫その人によって育てられたのだとしたら……隻腕の角人の推測に過ぎないが、角人はあながち間違いではないだろうという確信を持っていた。少女と話せば話すほど、彼女の感性や考え方は本人の気質以上に、意図的な環境によってそのように育まれたという印象が深まったのだ。
「…って事は、嬢ちゃんに広い世界を見て回れって言い出したのもその婆さんか?」
「ううん。それはおじいが行ってみなさいって」
「おじい?」
「うん。お兄さんも知ってるヒトだよ」
疑問符を浮かべて首を傾げる隻腕の角人の視界の向こうで、着物を着た商人らしき一団が小舟へと向かっていく。どうやら、クガネに向かう船が出る時間が来たようだ。一団の案内をしていた海賊衆がこちらに気付いたのか、大手を振って声を掛けてくる。
「おーい!クガネに行くってのはそっちの嬢ちゃんかぁ!?」
「…っと、悪い!すぐ連れてくっ!」
「あの舟がクガネに行くの?」
「いや、あれは乗り換え用の小舟だ。あれで向こうに見える紅玉台場に行って、そっから旦那方の商船に乗っちまえばすぐクガネに着くさ」
「そうなんだ…ありがとう、お兄さん!」
少女はハツラツと、嬉しそうに笑った。角人の隻腕を両手で取ったかと思うとぶんぶんと上下に大きく振って、あっけに取られる角人が何か言う前にくるりと背を向けて、少女はそのまま駆け出していってしまった。角人は結局、話の続きを聞くことは出来なかった。
「…あの櫂歌、最後まで唄ってみるか」
「あの子は、」
「もう、追えぬ。気配が、遠い」
「よかった…無事に渡れたのですね」
「その、ようだ。最期に、間に合って」
「はい…本当に、ありがとうございました」
「よい…のだ。お主に、も、苦労を」
「何を仰います。貴方様の苦労を思えば些末な事…」
「…ともに、あったのが、お主、で」
「はい…私も同じ想いです」
「……」
「私もすぐに向かいます…おやすみなさい。今度は星の海でお会いしましょう」
「……」
「どうか、元気でね」
〜あとがき〜
9/22同日ハッピーバースデーモトさん!!!!!!
お誕生日記念作品ということで以前ちらっとお話いただいた「ニアちゃんが紫水宮の生贄だったけど色々あって脱走してクガネ通過してエオルゼア入りしたことにしたい〜」って仮設定を捏ねに捏ねてみました。
口調や性格や所作など監修されたものではないので気になる点あれば即時修正しますので爆速でお知らせください。
当初の書き出しのイメージとしては「小舟に乗ったニアちゃんと隻腕の船頭さんが紅玉海を渡ってる」「船頭さんが朗々と唄う櫂歌に出てくるコウジン族に思い当たる節があり、ニアちゃんが軟禁されていた生活を思い出し振り返る」みたいな感じだったんですが筆のノリがイマイチもイマイチだったため構想変更。やっぱり旅立ち駆け出しよーいドンッ!な話の方が書き上げられるっぽいことが判明しました(通算何度目?)(何事も勢いが大事)
趣味強めの練り込み要素として「紫水宮の結界維持のためにコウジン族の即身仏みたいなのが宝物庫に安置されてて、それに祈りを捧げる巫女さん=贄様が必要だったのがニアちゃん脱走したことによって結界緩んで妖異侵入→メインの紫水宮騒動に繋がってたら面白そうじゃね???やってやらぁ!」となった結果この仕上がりに。またクガネか。
クガネ到着後は商船に乗り合わせた商人らや現地商人らに竜涎香の出処聞かれたり騙されてお金取られかけたりしてスゥ案件→エオルゼア旅立ちまで面倒見られて見送られるコースを想定してます。その辺の味付けはお好みで!!!!
筆のノリもそうですが体調のあれやそれやもあって遅くなってしまい大変申し訳ない気持ち……!!!!ですが、誕生日お祝い作品ということで改めて、モトさんの一次創作設定ありきとして「FF14設定のニアちゃんのスタートに説得力を持たせられれば」と全力疾走&全力投球させていただきました。世界観まわりとの齟齬や設定・お話の粗などは諸々あるかと思いますが、気に入っていただければ幸いです。
誕生日おめでとさん!!!!!!!!
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