あがれす@ばんちゃ
2021-11-03 19:15:15
2936文字
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元彼ぐらい居てもいいじゃない、ネ

【ハイランダーおねえさん参照】ジェーンの元彼二人だよ。二人とも健在でたまにやりとりしてるよ。※公式の世界観に則るため、名前や設定が変わる可能性があります

チェスター・カウフマン
 ウルダハに程近いスコーピオン交易所を拠点に行商を営むミッドランダー男性。ジェーンの幼馴染であり、ウルダハでの人攫い冤罪事件の際に海都への高飛びを手助けした人物である。
 チェスターの両親が新米商人としてジェーン一家の世話になっており、生まれた日が近かったこともあって0歳から幼馴染という関係。
 幼い頃から病弱ではあったものの心優しく、活発で怪我の絶えなかったジェーンに付き合っているうちに「流通に波があり、価格も高価な医療品を誰でも気軽に使えるようにするにはどうすればいいか?」を考えるようになる。

 錬金術ギルドに師事するだけでなくグリダニアやアラミゴの薬草・民間療法なども独自に調べあげ、平民層や都市部から離れている村々向けに「比較的日持ちする目薬や水薬、薬草を煎じて練り上げた丸薬などを一箱にまとめ、消耗した分だけ代金を取り立てて補充する」配置薬(※置き薬の○○堂)のような商売を開始。消費期限の近くなったものは交換し、貧民層向けに格安で下ろしている。
 商売をはじめて最初の頃は懐疑的な目で見られ邪魔をされたりもしていたが徐々に信頼を得ており、一部の上流階級層にも有用性を認められて頭角を表しつつあるようだ。
 自身が医療を行うのではなく、誰でも手軽に使える医療品をもっと広めたいと思ったのは、自身が病弱という理由の他に「冒険者として旅立ったジェーンを少しでも助けたい」と思ったからに他ならない。

 ジェーンがいつか冒険者として旅立つことを分かりきってはいたものの、自身の病弱な体質からその背中を追い肩を並べることは出来ないと悟っていた。
 旅立ちの前日に「僕と商いの道を歩んではくれないか」「それがダメなら、君の帰ってくる場所になりたい」と告白。「あたしがもしも帰ってこれなかったときに、優しすぎる貴方が傷付くのはやだよ」とフラれている。
 ジェーンが旅立った三年後に妻を迎え、現在でも仲睦まじく暮らしている。


チャ・ヴァノ・ティア(ヌン)
 チャ族のヌンとして認められるべく、冒険者として活躍していたサンシーカー男性。ジェーンよりも2歳ほど年上。斧としても槍としても扱えるハルバードを振り回し、仲間を鼓舞して戦う勇敢な戦士だった。
 ヌン志望らしく彼女が複数人いるなど“ザ・テンプレート”なミコッテ族として冒険者生活を謳歌しており、私生活では彼女達から同時に詰められる場面を度々目撃されていたプレイボーイ。言動に豪快さが目立つ熱血漢。

 ジェーンとは使用する武器や立ち回りから槍術士と弓術士、戦士と槍術士としてパーティを組む機会が多く、抜群のコンビネーションを発揮するなど関係は良好だった。
 ジェーンが冒険者を引退するきっかけとなった“カッターズクライのキメラ討伐”を成功させ故郷へと凱旋。コミュニティを安全に運営していくために欠かせない一員として、ヌンの地位を得る。

 このカッターズクライ挑戦に限らず、他の冒険者が失敗した任務を率先して受ける傾向が強かったために、氏族名の由来がコンドルなのも相俟って「死肉のチャ・ヴァノ」と揶揄されていた。
 どれほど危険なダンジョンでも、たとえ死肉漁りと呼ばれても「仇討ちだ!」と依頼を受注し、戦いに赴く背景には「恋人や伴侶……大事なヤツを亡くして途方に暮れてるヒトがいるなら、誰かが行かなきゃいけないだろ?それがたまたまオレってだけの話だ」という彼なりの矜持がある。
 情に厚い男といえば聞こえはいいが、“ミイラ取りがミイラに”という言葉があるように周囲からは「仇討ちに行ってお前が死んだら意味ないだろ!」と嗜められる機会も多く、自分はボロボロになりながら遺品や遺骨を抱えて「帰ってきたぜ!」などと言った日には彼女達に囲まれて四時間は余裕で説教されていた。

 ジェーンとはお互いの性格や戦い方を熟知し、冒険者としての目標を語り合い認めあっていたものの、敗走と挫折を経験したジェーンを見ていられず「オレの群れに来ないか?」と誘いの言葉を掛けてしまう。ただ、その時のジェーンにとってその言葉は「お前は冒険者として終わった」という現実と「オレの庇護下に来い」という傲慢無礼さを突き付けるものに他ならなかった。結果論ではあるものの、ジェーンが療養して自分の在り方を見つめ直し、戦い方を変えて戻ってくるきっかけとなった人物の一人である。

 チャ・ヴァノがヌンとして故郷に帰る前に再会しており、戦闘スタイルを変えて戻ってきたジェーンに驚きつつも「名実ともにヌンになったんだ!今度こそオレの群れに来ないか!」と声を掛けている。言葉の真意こそ分からないが、激励のために“わざと”当時と同じ言葉を掛けてきたのだと判断したジェーンに「あんたに悪気はないんだろうけど!こっちにもプライドがあんのよっ!」と殴り飛ばされ、「ハッハ!こいつぁこっぴどくフラれちまったな!頑張れよ!」と声高らかに笑いながら去っていった。


 ジェーンにとってチェスターは大切な幼馴染、チャ・ヴァノは頼れる戦友であり、恋人として付き合っている/結婚を前提にしている/四六時中一緒にいるという認識である彼氏彼女という関係ではない、と考えている。
 当たり前のように隣にいたチェスターは自分の夢のために置いていってしまったヒト。彼女だと公言する存在がすでに複数いたチャ・ヴァノとは、彼だけでなく彼女たちとの考え方や価値観の差も含めて“違う”のだと気付かされたので「あたしはあの二人を彼氏だったとも、自分が彼女だったとも思わないかなぁ」というスタンス。
 ので、「付き合ったことないの?」と聞かれると「ないような、あるような?大事なヒトはいたけどね」と答える。
「冒険者として生きること」に本人も思っている以上に執着しており、向けられた好意には誠実に向き合い応えてきただけ。喜びももちろんあったし、向けられた想いを大切にしたいとも考えはしたが「らしくないな」とどこか違和感を感じ、それを押し殺したままなぁなぁで付き合うのは自分にも相手にも失礼だと考えたため「元カレ!」とは言わない(その方が彼女らしい、と筆者が考えていますすみません)

 話だけ聞けば「恋多きヒト」「軽い女」であるとも取られかねないが、実際はその逆で自分から好意を抱いたり想いを向けたりしたことがない。
 病弱だったチェスターと冒険者仲間だったヌンに対して「勝手にいなくなったり、置いていかないでほしい」「このヒトを放っておけない」と思っていたのは本心からだが、二人の場合は人柄を知り信頼関係を築いていった上で。
 人柄を知る前から、自分からそう思ったのはロスガルのアガレスが初めてである。













【子どもには見せられないヨォ!】













 どちらとも体を重ねた経験はあるものの、チェスターとは旅立ち直前の一夜限り、チャ・ヴァノとは冒険者生活で酒に酔った勢いで誘ったり誘われたり……なので経験豊富というわけではなく、スポーツ感覚で発散するためにする機会がほとんどだったためゆっくり焦らされるのに非常に弱い。