モードゥナ出身のハイランダー女性。年齢25歳。祖母がアラミゴ出身傭兵団“闇夜の灯火”に付いて回った酒保商人だったため、勇敢な傭兵たちの武勇伝に憧れ冒険者となる。黒く見えるほどの濃緑に紫のメッシュが入ったアシンメトリーの髪、アイオライトを思わせる菫色の瞳をしている。
深い髪色は父方の血が強く出た。肌が白いのは北部出身の母譲り。目の色は光の加減で灰-紫-桃と色の濃淡がやや変わる。元々強靭な種族なので身体が丈夫な方ではあるが体質的に筋肉も脂肪もつきにくい。ミコッテやアウラ、ミットランダーと比べれば頑健だが、ルガディンやエレゼン、同種族であるハイランダーと比べると華奢な身体つきが本人的にはややコンプレックス。外見的な遺伝こそ出ていないが血筋にエレゼン族がいるため耳が良く、大きい音は苦手。
実力は申し分なかったが、武勲を立てようと焦りすぎるあまり仲間たちとの連携が疎かになりパーティが半壊。死亡者こそ出なかったものの、図らずもかの傭兵団が散ったカッターズクライで命からがらの敗走劇を繰り広げることとなった。この一件で右目に傷を負い、視力が大きく低下している。
己の未熟さを痛感し、仲間たちと相談した上でパーティを離脱して静養。怪我が治ってからは冒険者ギルドリーヴの短期・単発の護衛業を中心に活動し、最近ではある冒険者のリテイナーとしても働いている。
明朗快活で裏表のない性格。初対面の相手でも気さくに話すなどコミュニケーション能力が高い。自らの過信と慢心を忘れないため、あえて右目の傷跡を隠さず「名を挙げられなかった冒険者」として「ジェーン・ドゥ(名無し)」と名乗るなど、己にも他人にも正面から向き合おうとする誠実さと実直さを持つ。
かつての仲間たちとはすでに折り合いをつけており、今でも仲良く顔を合わせている。冒険者ギルドの顔役たちからの信頼も厚く、同業者からも頼りにされているようだ。
女性ながら身長185cmとハイランダーらしい恵まれた体格を持ち、状況に応じて槍と弓を使い分けて味方を補佐する遊撃手として活躍していた。が、カッターズクライの一件以降、右目の負傷が原因で遠近感がずれてしまい長物が振るえず、弓矢に関しては致命的な場面で外したのがトラウマになったのか手が震えて狙いが定められず、弦はどうにか引けても放てなくなってしまった。
静養中、今後の身の振り方と戦い方について悩んでいた際、たまたま交流のあった彫金師から「女性ながら素晴らしい体格と膂力…自身の持つ強みを活かせるよう、武器に頼らず素手を極めてみてはどうか?」と助言され、格闘士ギルドの門を叩く。その後、ラノシアで仕事をする都合で斧術士ギルドにも出入りして腕を磨いており、現在では“近接戦闘ならまず負けなし”の用心棒として名前を挙げられるほどになった。
静養後すぐに冒険者ギルドに休業の届け出を出し、モードゥナからほど近いグリダニアでリテイナー登録をしようとしたが、親しくしていた商人から「依頼人や同業者からハイランダーである事を理由に難色を示されるかも」と助言され、ウルダハでリテイナー登録をした。稼ぎはそこそこ良かったものの、「グリダニアは排他的だったけど、こっちはこっちで治安悪いなぁ…」とげんなりしていた模様。
その後やたらと羽振りのいい商人に雇われるも、アウラ族やヴィエラ族、エレゼン族が“商品”として扱われている現場を目撃。商人と取引相手をボコボコにして救出を試みたが、タイミングの悪いことに銅刃団に目撃されそのまま“商品”数名と逃亡。誘拐犯呼ばわりされたのがダメ押しとなる形でリムサへと高飛びした。「こんな街二度と来るかぁ!」
バデロンをはじめ同業者や親しい冒険者たちからは笑われながらも、「お前らしい」「俺たちでも同じ事をする」と“商品”たちとまとめて保護される。周囲の助けや街の気風が合っていたこともあり、リテイナー契約を結んだ雇い主からの後押しも受けて現在ではリムサでも指折りの実力ある冒険者として活躍しているようだ。
共に逃亡した“商品”だったアウラ族・ヴィエラ族・エレゼン族は全員身寄りがなく、名義上はジェーンが後見人という事になっている。(※就業手続きなどのためにFC制度を利用しており、代表者の名前がジェーンなだけ。必ずしも全員の身元を保証する責任や義務が発生しているわけではない)
各ギルドや商人互助会からの仕事の斡旋、似たような境遇のヒトを支援する団体など周囲の人達に大いに助けられ、それぞれがマーケット・鍛冶師ギルド・溺れた海豚亭で働いている。
ジェーンがウルダハで商人と取引相手をボコボコにした件は被害者側にも不審な点が多かったため、銅刃団預かりでなく不滅隊が捜査する事態となったようだ。
のちに、件の商人は奴隷商で成り上がろうと人身売買を繰り返していた人物だったことが判明しており、国の信用に関わる重大な事件を未然に防ぐことが出来たとして、ジェーン宛に感謝状が送られている。
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.