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アヤ↑30
2024-12-01 00:00:34
876文字
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ファンビル・・・というよりナギサの小話。本当に短い。
戦う時はドクファンから貰ったネックレスにキスしててほしいっていうやつ。
光の教会、水問題、盗賊ローガンを巡る巨大な陰謀・・・。
その陰謀の全貌が明らかになった時、サンドロックは帝国デュボスから宣戦布告を受けた。
つまりこの街で戦争が起ころうとしている・・・。
この緊急事態はニュースに大々的に取り上げられ、非難の仕方や備え方など様々な詳細が記載してあり事の緊迫さを物語っていた。
ある住民は安全な場所へ避難準備を。ある住民は敵の侵攻に備えてバリケードを。ある住民は武器の準備を。
サンドロックのビルダー、ナギサは愛用の武器を持って帝国軍と戦う意志を示した。
この大好きな街を、住民達を守るためにこの腕を思い切り奮ってやる。
「・・・ナギサ」
彼女の恋人、ドクター・ファンが名前を呼ぶ。
その普段涼しげな表情には、不安が濃く浮かんでいた。
ファンはナギサを強く抱きしめる。
「・・・必ず、生きて帰るんだ」
ナギサも強くファンを抱きしめ返した。
「・・・君も、住民達も、この街も全部あたし達が守るよ。・・・あたしは必ず、君のところへ帰る」
そう言って、名残惜しそうに彼から離れ避難先である教会を後にした。
「・・・・」
バリケードの前に槍を持って構える。
恐ろしいほど静かな広場は風の音しか聞こえない。
民兵団のジャスティスやアンスール、ローガンもまた武器を構えて強襲に備える。
すると上空からデュボスのシンボルマークの着いた飛行船が姿を現す。
「・・・来たぞ」
ローガンが静かに呟く。
敵のお出ましだ。
「・・・ファン。あたし達、絶対あいつらを倒してみんなを守るから」
首に掛かった、ネックレスを取り出す。
それは青い白鳥の、美しいネックレス。ドクター・ファンから貰った大切な宝物。
ナギサは皆の無事を祈りながらネックレスにキスをした。
そしてネックレスを再びしまうと槍を一振りして前を睨む。
獰猛な、獣の様な瞳孔がキュッと細まった。
ーーー来るなら来い帝国の兵士共。この街で好き勝手なんかさせない。アンタらはあたし達がぶっ倒す。
開戦を告げるかの様な、大きな爆発音が響いた。
〜終〜
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