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宮城雪夜
2015-06-28 14:44:29
925文字
Public
刀剣乱舞/@saniwaTL
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#星を愛でる会 海神貴一君との会合。
はこ様宅【 @idle28b 】海神貴一君との会話。物を愛でる彼に共感するうちさにの話。
雪夜「
…
?ん
…
。」
山姥切「
…
どうした。」
ふと。
誰かに呼ばれたような気がして辺りを見回す。
しかし周りには誰もおらず、声をかけられたにしては横にいる近侍が反応していないことに首を傾げた。
雪夜「いや、今さ
…
」
誰かに声を、と続けようとした時またも先ほどの気配を感じ取りその方角に目をやる。
視線の先にいたのは緑を基調とした美麗な衣装に身を包んだ青年と、その青年と服装を統一した宗三左文字の二人だった。
不思議な気配に惹かれるようにふらりと二人に近づき声をかける。
青年は突然声をかけられて驚いたようでその動きに胸元に光る首飾りが大きく跳ねた。
ー
…
。
気配は、この水晶からだ。
不思議な気配を特定し、雪夜は水晶から視線を逸らさぬまま青年に問う。
雪夜「こんばんは。
…
君のその首飾りがとても素敵だったから声をかけてしまって。驚かせてしまってごめんなさい!」
そう続けながら頭を下げる。顔を上げると何故か満面の笑みでこちらを見やる青年に雪夜は首を傾げたが、次の瞬間勢い良く掴まれた両手に思考が停止した。
海神「でしょ?!お姉さん良い目してるね!あ、俺海神貴一。こっちは近侍の宗三左文字。俺は姫とか、姫さんて呼んでる!んで、この水晶が俺のマイスイートハニー、クリス君♪」
にこやかに自己紹介をする海神に停止した思考が少しづつ回復していくが、最後の台詞に再び思考が落ちる。
雪夜「ん?
…
。クリス君、ってことはその水晶さんには名前があるの?」
雪夜の問いに首を傾げた海神に代わり宗三が答えた。
姫「主は対物性愛者なんです。」
対物性愛。
初めて聞く単語ではあるが、水晶に触れ、愛おしげに語る彼の言葉に宿る雰囲気や水晶から発せられる気配にそういう情もあるのか、と一人納得する。
古来より石には魂が宿りやすいと聞く。
自分も長年愛用している包丁に対して想うものはあるし、なにより今は刀剣男士達を束ねる審神者として、その感情には大いに共感できた。
こうして彼と話すことができたのもこの水晶が結んでくれた縁かもしれないと、雪夜は彼の胸元で揺れる恋人に「
…
呼んでくれて、ありがとう。」と彼に聞こえぬ小さな声でそう告げたのだった。
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