宮城雪夜
2015-05-15 23:06:13
1947文字
Public 刀剣乱舞/@saniwaTL
 

異世界さにわの本丸営業日誌。(1)【※創作審神者夢有です注意。】


※ご注意※

・本作品は作者の作品を未だにプレイできない憤りと妄想を「審神者が日誌を書いている」
 という体で書きなぐった自己満足以外の何者でもない代物となっております。
 全体的に短いです。

・基本的に恋愛要素よりも家族感をこってり気味に盛っておりますがそのように見えて
 しまった場合はあっさり目にスルーしていただければ幸いでございます。

・一枚目は審神者の日誌、二枚目は追記のような背景のようなあやふやなもので
 構成されております。注意。

・以上の注意書きを読んでいただいた上でそれでも読んでやるよという方はどうぞ
 お進みください。



異世界さにわの本丸営業日誌。(1)
~拉致られた先は雅でファンタジーな平行未来でした。~



○月×日 晴れ



いまだ現実とは思えないがこうなってしまってはどうしようもない。

仕事に向かう途中で顔を布で覆ったコスプレ集団に捕まったと思ったら

「貴殿には審神者の適正が認められた。よって本日付けで貴殿を審神者に任命する。」

とか。何それっていう。

気がついたら神社?神殿??みたいなところにいた。
夢であれと頬をつねったら痛かった。

冗談か、どっきりの類いかと思っていたけどそうではないみたい。
何よりそういう雰囲気がまったく感じられない。

現時点で分かったのはしばらくは審神者?とやらの修練を積まなくてはならないらしい。
が、それよりも仕事。私、朝イチだったのに。現場大丈夫かな。

ここがどこなのかも、帰してくれるのかどうかも何も答えてはくれないけど、
言われてる事を全うすれば教えてくれるのかな。言葉は通じるから、何とか

うん。さっぱりついてけない。
でも、やらなきゃならないならやるだけ。
あれこれ考えるよりもましかな、とかいつも通りの自分でいようと思う。

とりあえず、日々の日課として日誌を書いていこうと思う。

明日は私のお手伝いをする人を選ぶんだって。
選ぶって言葉に違和感はあるけど。どんな人なのかな。

おやすみなさーい。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




早急に審神者の素質を持つ人間を召集せよ_




2205年、某所の一室。

白の覆面をした男は暗がりの中で仄暗く光るホログラムに映し出された、
幾百の情報に目を凝らしていた。

歴史修正主義者による襲撃事件は増加する一方、審神者の新人育成に力をいれては
いるがいまだに事態の収拾には至らない。

頭のいたいことに、いざ審神者として任務に就いたとしても刀剣達を上手く扱えずに
辞任してしまう者、刀剣達に魅入られ神隠しに会う者、刀剣達を私物化し任務に対して
積極性を欠く者も少なくない。

それらに対する対応にも追われ、状況は悪化の一途を辿っていた。

男は誰もいない部屋で静かにため息をこぼした。いつだって理想は遠く、現実は厳しい。

このところの詮索業務のせいでまったく休みがとれていない。
白の面の下は疲労と睡眠不足で真っ青だ。

現在最も必要としているのは任務に対して誠実であり、かつ刀剣達に対して
真摯で在れる人間性。
そして、審神者として「物と心を通じ、命を吹き込み、体として顕現させる」
ことを可能とする素質。

現代だけでは、圧倒的に足りない。

たとえそれが別次元の人間であろうとも、今の我々には必要だ。




ピピッ。




ふと、一人の女性の情報が目に留まった。

どこにでもいる見目の、どこにでもいるありふれた個であったが、
その個体情報になにとなく惹かれた。



【氏名:------ ------- 】


【年齢:26歳 性別:女性 国籍:日本 】


【職業:調理場勤務 資格有 】


【人格:仕事に対し責任感があり、人間関係は概ね良好。自分よりも他人を
優先する傾向があり自己犠牲心が強い。】


【特質事項:】






自覚なく、しかしその力は彼女を審神者たらしめるに充分な能力だった。
にやりと歪んだ口元を正しつつ、男は情報にある次元に派遣部隊を送るべく席を立った。


運が悪かったな、審神者候補殿。


さあ。我々の未来のため
その生を捧げてもらおうか。





ホログラムには彼女の特質事項が煌々と映し出されていた。









【この個体は御魂に対する結びの力が極めて高く、刀剣男士及び式神の定着化に必要な
 無機物に対する感応力も強いことが判明している。

 ゆえに、早い段階で戦線への投入が見込めると予想される。

 なおこれらの能力について本人に自覚はないため、接触の際は極秘事項とする。】