三毛田
2024-11-27 22:03:09
1086文字
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24 024. 仰向けに見上げた天井

24日目 見慣れた君の部屋。見慣れぬ自分の部屋

……
 今まで聞こえていたかすかな機械音が聞こえない。
 見慣れない天井に、ここはどこだと混乱する。
 しかし、少しずつ目が覚めてきて、ようやくここが与えられた部屋だと思い出す。
 昨日は依頼もなく、ほぼ一日かけて部屋の掃除をしていたのだ。
 そして、とりあえずカーペットを敷いてベッドを置いて。ラグも敷いて。としたところで力尽き。
 床で目覚めて風呂に入って埃を落とし、ベッドにダイブしたのは覚えている。
 髪の毛も乾かさず寝たから跳ねてるだろうなと思っていたのに、手触りはいつも以上にふわふわで。
「ん?」
 体を起こそうと手をついたら、布団ではない柔らかな感触。
「たん、こう?」
「ん……
 名前を呼ぶと、小さく唸って体を丸め。
 いつの間に俺の布団に潜りこんだのだろうか。
 嫌なのかと聞かれると、そうじゃない。
 ただただ、驚きが勝って。
 だって。あの丹恒だよ? なのには、塩対応。俺にもちょっぴり塩対応。
 そんな人が、俺の隣でこんな体を丸め安心したように眠っているなんて。
「ん。きゅ、う?」
 薄い唇が、俺の名前を呼ぶ。
 ドクンと心臓が高鳴って。
 手が勝手にその唇に伸び。
……やわらかい」
 そう呟いたら、寝起きで蕩けたような瞳が俺を見つめて。
 それから、柔らかい唇が、俺の指を食む。
「ん……ちゅ……
「ひえ……
 ギュンっと下半身に直撃した。
 寝ぼけながら、俺の指をちゅぱちゅぱ吸ってくる。
 幼児返り? ってやつ?
 いや。そういうわけじゃないだろうけど、寝ぼけているっていうことしかわからない。
「た、丹恒さん。俺の指ふやけちゃうから……ね?」
 そう声をかけると、ようやく離してくれた。
 でも、その本人はまた眠ってしまったようで反応はない。
「丹恒先生、なんてえっちなんだ……
 唾液まみれの指。洗うのはもったいないなあ。と、思わず口に入れそうになって頭を振って水道で手を洗う。
 トイレで朝の生理現象――そう言い訳しないと、駄目な気がする――を解消して。
 戻ると、俺の枕を一人で使って心地よさそうに眠っている丹恒。
 資料室で眠っている時は、魘されている時が多いのに。
「丹恒、可愛い」
 頬にキスをする。でも、まだ起きない。
「丹恒、襲っちゃうぞ~」
 耳元で囁くと、ガシッと後頭部を掴まれて。
「襲わないのか?」
「い、いつから?」
「俺を可愛いと言っていたところだな」
……本当に、襲っていいの?」
「ずっとその機会を狙っていたんじゃないのか?」
「そうだけど」
「好きだ、穹」
「俺も好きだ丹恒」