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ortensia
2024-09-17 09:32:49
862文字
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傭リ
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傭がリだけに厳しいよーり
傭兵はリッパーにだけ明らかに手厳しい。それはサバイバーとハンターに関わりなく誰の目にも明らかだった。
適当なことを言って相手を煽るな揶揄うな躱して煙に巻くなものははっきり言えと口煩いだけでなく、規則を守れだの、食事はちゃんと摂れだの、夜更かししないできちんと寝ろだの、兎に角がみがみと煩わしかった。
他の者には、多少手を貸したりの干渉はあれど、ここ迄細かく言わない。寧ろ一緒になってふざけている姿もあるのに、なぜ傭兵はリッパーにだけこうなのか。
「あのねえ、おまえ。そんなにわたしがお嫌いなら、向こうに行ってしまいなさいよ。」
口達者なリッパーが、それこそ躱そうとするところに、傭兵はしつこく喰らい付くので、疑問を呆れで消化した末、そう言った。
しかし傭兵は心底怪訝だと言った顔をして首を傾げる。それが寧ろ失礼だ。その顔をしたいのはこちらのほうだと、リッパーはそれこそに今度こそ苛立ちを覚えるところだった。
「好きだからおまえが死にそうな可能性を潰そうとしてんだろうが。何言ってんだ。」
おまえが何を言っているんだ。
傭兵の価値観と判断に寄れば、人間関係を円滑にすることも規律の順守も健康管理も規則正しい生活も、全て大好きなリッパーを存続させるためだと言う。
リッパーは余計にげんなりした。大きなお世話だ、大き過ぎる程に。
しかしそのお節介の大きさはそれ即ち気持ちの大きさだろう。リッパーは、目の前の小男がそのリッパーのあらゆる生活全てにおいて丸ごと確保するつもりなのだ。げんなりである。
何せ。
「それを最初に言うべきでは」
口煩いそこはなんのためにあるのかと、それがまた世話を焼こうとするのを同じもので塞いだ。こういう時は黙ってきすしてしまえば良いのだ、と逆に世話を焼いてやる。
どうせ訊ねられる迄は言うつもりのない不要なものだったなどとぬかすのだろう。そんな台詞聞いてやるつもりはない。もう充分げんなりでなのある。
普段がみがみと言って来るものと同じとは思えない程可愛らしい音が鳴った。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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